スカイ島の自然が生んだタリスカーウィスキーの歴史や美味しい飲み方

口の中で爆発すると評されることがあるのがタリスカーウィスキーです。
スコッチウィスキーの銘柄の1つなのですが、その個性の強さはアイラモルトにも劣らないものがあります。
そんなタリスカーウィスキーの歴史や美味しい飲み方などを紹介しましょう。

タリスカーウィスキーの概要を知っておこう

タリスカーウィスキーはスコットランドの西側にあるスカイ島にて作られています。スカイ島のハーポート湖に位置するカーボストで造られ続けている、歴史あるウイスキーです。

この島で唯一となる蒸溜所がタリスカーなのです。
スコットランドで製造されるウィスキーがスコッチになるのですが、本土ともアイラ島とも異なる個性的な味わいがあることで知られています。

スコットランドが生んだ文豪であるR.L.スティーブンソン氏は、タリスカーを酒の中の王様と表現したほどです。
ちなみに同氏は宝島の作者としても有名です。

 

タリスカーウィスキーの歴史は?

タリスカーウィスキーは1830年に創業しました。
マッカスキル兄弟によって蒸溜所が建てられ、その名称は兄弟が住んでいた家の名に由来するそうです。
ゲール語では傾いた斜面の大岩という意味になります。

スカイ島は別名をミストアイランドと呼ばれるほど、霧がよく発生する海洋性気候に属しています。
豊かな自然に囲まれた環境なのですが、荒天時には暴風と荒れ狂う波が襲うような島です。

こうした環境がタリスカーウィスキーの強い個性を生み出しているのでしょう。
近年はシングルモルトとして人気が急上昇しており、販売するディアジオ社が最も注力している銘柄でもあります。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

タリスカーウィスキーの特徴とは?

タリスカーウィスキーの特徴はスモーキーな香りにあります。
口に含んだ時にはまずこの燻煙香が鼻を抜けていき、その後に胡椒のようなスパイシーさが広がるのです。

そして大麦の甘さを感じることもできる、複雑な味わいが楽しめるのが特徴になります。
スコッチウィスキーらしいピートの重厚なテイストと、スパイシーさがタリスカーウィスキーならではの個性です。

タリスカーはもともと、2基の「ウォッシュ・スチル」と3基の「スピリット・スチル」を使用して3回の蒸溜が行われていましたが、現在はモルトの風味を活かすため、蒸溜は2回にしています。

3回の蒸溜をおこなっていたときの名残として、現在でも「ストレートヘッド型」と「ボール型」の2種類のポットスチルを変則的に使用しています。   昔のスタイルを今も活かしています。

コショウのようなスパイシーさとスモーキーさを併せもつ、独特の香りが特徴の「タリスカー」。重厚感のある甘い余韻と、ドライフルーツのようにフルーティーな酸味が共存する、バランスのよい味わいが魅力のシングルモルトウイスキーです。

また、45.8%というアルコール度数にこだわっているのもポイント。特にスタンダードボトルとされる「タリスカー10年」は価格と味のバランスに優れており、人気のシングルモルトとして知られています。

 

タリスカーウィスキーの美味しい飲み方は?

タリスカーウィスキーで最も入手しやすいのが10年のものです。
美味しい飲み方としては、やはりストレートが代表的でしょう。
個性の強いウィスキーだけに、その魅力を存分に味わうのならストレートが最も良いのです。

ただし度数が高いので、アルコールに弱い人は割った方が良いでしょう。
常温の水と1対1で割るトワイスアップもおすすめの飲み方です。

加水することでストレートでは感じにくい、甘みや香りが反映されます。
冷えた水を使ってしまうと、香りが開きにくくなるので注意しましょう。

タリスカーの種類

◆タリスカー 10年

熟成年数10年以上の原酒をブレンドして造られ他ボトル。
クセのあるスモーキーなピート香と、コショウのようなスパイシーさが特徴。
キャラメルのように重厚な甘味、バニラのように爽やかな香りが感じられるのも魅力です。
安価で入手しやすく、タリスカーを試したい方に最適な1本です。

◆タリスカー ストーム

熟成年数を問わない原酒をブレンドした「ノンエイジウイスキー」のボトル。
黒コショウのようなスパイシーさと、タリスカー本来の潮の香りが際立っているのが特徴。
気候の変化が激しいスカイ島の荒々しい味わいとモルト由来の芳醇な香りと、重厚な甘味も魅力です。
クセが強く肉料理に合わせるのがおすすめの1本です。

◆タリスカー 18年

熟成年数18年の長期熟成原酒を使用して造られたボトル。
バーボン樽とシェリー樽の原酒をヴァッティングし、フルーティーな香りも魅力です。
英国で開催される国際的なウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード」で初代グランプリを受賞。
蜂蜜のような甘さと、あとから主張するピートが特徴。
スモーキーさと芳醇な甘味が絡み合い、リッチな味わいが楽しめます。

◆タリスカー 25年

アメリカンオークを使用したバーボン樽で25年以上の長期熟成させた原酒をヴァッティングしているボトル。
1万樽に1樽といわれるほどの希少な原酒を使用し、長期熟成特有のやわらかい甘味とスパイシーさが特徴。
蜂蜜のような濃厚な甘味と、特有のスパイシー感、ほのかにフルーティーな香りが鼻に抜けます。
タリスカーの魅力を存分に感じたい方におすすめの1本です。

◆タリスカー 30年

熟成年数30年以上の長期熟成原酒によって造られたボトル。
クセを抑え、ほんのりと潮の香りを感じ、磯とスモーキーさが味わえるのが特徴。
じわりと広がる甘味、塩気や渋み、コショウのようなスパイシーさも感じられます。
タリスカーのなかでは比較的飲みやすい1本です。

タリスカー スカイ

”トーステッド・アメリカンオーク”と”リフィル・アメリカンオーク”を使用した樽で熟成された原酒を使用しているボトル。
アメリカンオーク由来の力強さと、スパイシーさ、蜂蜜やバニラのような甘い風味が特徴。
お手頃な価格で入手しやすく、コクのある味わいを楽しみめる1本です。

◆タリスカー ポートリー

スカイ島の港町の名前を冠したボトル。
原酒をバーボン樽で3年以上熟成させ、さらにポートワイン樽で追加熟成をさせているのが特徴。
タリスカー特有のスモーキーさを抑え、ポートワイン樽由来のレーズンのようにフルーティーな甘味を楽しめる1本です。

◆タリスカー ディスティラーズ エディション

シェリー酒の一種「アモロソ」の樽を使用して2段熟成させたボトル。
力強いピート感と、フルーティーで濃厚な甘味を感じられるのが特徴。
年に1回の蒸溜しか行われない希少な銘柄で、高級感もあるのでプレゼントにも最適の1本です。

◆タリスカー ネイストポイント

熟成年数20年程度の原酒をブレンドし、スカイ島の灯台にちなんで名前がつけられたボトル。
ビターチョコのように滑らかな口当たりと、ドライフルーツやピート感が特徴。
ココアなどの芳醇な香りとほどよい甘味が絡み合う完成度の高い1本です。

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👉シングルモルトの最高峰ラガヴーリンウィスキーの味や種類を解説します

 

まとめ

最後にハイボールにするのもおすすめです。
ただしタリスカーウィスキーと炭酸のみで作りましょう。
アクセントに黒胡椒を、少しだけかけるのもおすすめです。

タリスカーウィスキーについてでした。
スコットランドの西側にあるスカイ島にある蒸溜所で作られている銘柄です。
アイラモルトと比較しても劣らない個性あるウィスキーであり、愛飲している人からは口の中で爆発するとも評されています。

ベルモットの特徴や種類とは?気になる度数やスイート・ドライの違い

これからお酒について勉強しようと思っている人は、ベルモットと聞いてもピンとこないかもしれません。
名前を知っている人でも、特徴や種類についてしっかりと説明できる人は少ないです。

カクテルや料理のアクセントなどにも使われるなど意外と身近なお酒のため、度数やスイート・ドライの違いなどを押さえておいて損はありません。

ベルモットの特徴とは?

ベルモットの名前の由来になっているのはドイツ語の「ヴェルムト」で、ニガヨモギという意味。

白ワインをベースに、ニガヨモギ、ナツメグ、コリアンダーをはじめとした10~20種類のハーブやスパイスを配合し、香り付けられたフレーバードワインです。
簡単に言うと香草風味のワインで、白ワイン特有のきりっとした飲み口にスパイスの複雑な香りがマッチします。

芳醇な香りが特徴ですので、スパイスによっては好き嫌いがはっきりと分かれることもあるお酒です。

主な産地はフランスやイタリアです。
気になるアルコール度数は14~20度程度となっており、食前酒やカクテルベースとして使われているでしょう。
なおベルモットにはスイートとドライの2種類があり、それぞれ香りや味が大きく異なります。

ベルモットの種類は

スイートベルモットの特徴

スイートベルモットは甘みが強く、主にイタリアで生産されています。
クリアな色味のブランコと赤みの強いロッソに分かれており、ブランコは苦みを抑えた味わいが、ロッソは味と香りの濃さが特徴です。

独特の味わいを楽しみたい方はロッソ、すっきりとした飲み口を味わいたい方はビアンコがおすすめです。

またドライベルモットと比べてスパイスの香りが強調されているため、風味を生かしてカクテルのベースとしてよく使われているでしょう。
他のお酒には無い独特な香りがあるので、苦手だと感じる人もいるかもしれません。

逆に少しクセのあるお酒が好きな人にとっては、最高のお酒として認識される可能性が高いです。

有名なカクテルとしては、ムーランルージュやマンハッタンなどが挙げられます。
ソーダ水で割ったり紅茶に少量をプラスするなど、風味や余韻を愉しむオシャレな飲み方もオススメです。

 

ドライベルモットの特徴

ドライベルモットは辛味が強いのが特徴で、主にフランスで生産されています。
スイートベルモットと比較して甘みと香りは控えめで、味にクセが少ないです。
そのため原料の白ワインと同じようにそのままでも飲みやすく、料理に使っても風味が移る心配がありません。

初めて飲むという人は、ぜひシンプルな飲み方でスッキリとした風味を味わってみてはいかがでしょうか。

もちろんカクテルとしても楽しめます。
代表的なのは、カクテルの王様とも呼ばれているマティーニやマンハッタンです。

甘いのが苦手な方や白ワインに飽きた時に、少し違った味わいを楽しめます。お酒として飲む以外にも、料理の風味やコクを加えるアクセントに使うのも人気があります。

ポケットソムリエは、ユーザー様の好み・予算などを入力するだけで、「日本ソムリエ協会(J.S.A)の資格」、世界最大のワイン教育機関が認定する「WSET Level3以上の資格」を持つ知識と経験が豊富なエキスパートが、お客様専属のソムリエのようにご要望に沿ってワインをセレクト致します。

シェリーとの違い

シェリーはベルモットと同じように、白ワインをベースにしたお酒です。両酒ともに同じ種類の「甘味果実酒」に分類されますが、シェリーは「酒精強化ワイン」といい、発酵の途中でアルコールを添加します。

ベルモットもシェリーも葡萄を樽で発酵させる過程までは同じですが、シェリーは発酵の途中で添加アルコールを加えるためアルコール濃度が高くなります。また、ベルモットはハーブやスパイスで香りが付け、熟成するため、シェリーとは香り、味わいともに大きく異なります。

👉シェリー酒とは?作られる主な産地や美味しさが際立つ飲み方を紹介

スイートベルモットの種類

◆マルティーニ(MARTINI) ヴェルモット マルティーニ ビアンコ

世界No.1ののベルモットとして知られるマルティーニ。
まろやかな飲み口にフルーティーな味わいが特徴で、ベルモットそのものの味を楽しめます。
苦みが少ないので飲みやすく、芳醇な香りが食欲をそそるので食前酒にもおすすめです。
選び抜かれた白ワインから作られていて、ロックで飲むのがおすすめの1本です。

◆チンザノ ベルモット ロッソ

カクテルによく使われるスイートベルモット。
白ワインにカラメルで色付けし、15~40種のハーブやスパイスを配合したのが特徴。
香りが強くニガヨモギや柑橘系の風味を感じ、口に含むとほのかなベリーの味わいを楽しめます。
オンザロックで飲むのはもちろん、ソーダで割ってもおいしく飲める1本です。

◆チンザノ ベルモット オランチョ

オレンジ色がきれいな甘口のベルモット。
従来のハーブやスパイスにオレンジの天然フレーバーを加え、苦みが押さえられているのが特徴。
甘口でフルーティーな味わいなのでソーダで割って飲むのにもおすすめです。
いつもとは違うベルモットを楽しみたい方にもぴったりの1本です。

◆チンザノ ベルモット ビアンコ

初めてでも飲みやすいさっぱりとした味わいのベルモット。
白桃やバニラなどの甘いアロマと、ハーブやスパイスのほろ苦さが感じられるのが特徴。
甘さと苦さのバランスがよく、フレッシュな香りが食欲をそそり食前酒にもぴったりの1本です。

◆ガンチア ガンチア・ヴェルモット・ビアンコ

アルプス産のハーブやスパイス類を配合した美しい黄金色ビアンコベルモット。
繊細で芳醇なアロマが食欲をそそり、食前酒としておすすめです。
オンザロックやソーダで割ってもおいしく飲め、カクテルベースにも最適な1本です。

◆ガンチア ガンチア・ヴェルモット ロッソ

5世代にわたり秘伝のレシピが受け継がれ、イタリアで最もクラッシックなベルモット
美しいルビーレッドのボトルに、甘口いリッチな味わいが食前酒としてぴったり。
アルプス産のハーブとスパイスを使い、甘さとスパイシーさが絶妙です。
コストパフォーマンスが高いおすすめの1本です。

◆ノイリー・プラット(Noilly Prat) スイート・ヴェルモット

1813年にフランスで誕生したフレンチベルモットのトップブランド。
カナディアンオークの大樽でじっくりと熟成させ、ハーブを配合した後手作業で3週間ていねいにかき混ぜます。
20種類以上の厳選されたハーブをブレンドした深い味わいとリッチなアロマを感じられます。
樽熟成によるバニラ香が豊かで、食前酒はもちろんデザートワインにもぴったりの1本です。

◆カルパノ(Carpano) アンティカ フォーミュラ

「キング・オブ・ベルモット」と呼ばれるカンパノ。
バニラやニガヨモギなどのハーブやスパイスをブレンドし、ドライフルーツやバニラの風味を感じられます。
甘みと苦み複雑に絡み合うバランスが見事で、ベルモットそのものの味を楽しめます。
昔ながらのレシピと製法で作られ続けているこだわりの1本です。

 

ドライベルモットの種類

◆マルティーニ ヴェルモット エキストラ・ドライ

ハーブやスパイスの風味を控え、すっきりとした辛口で爽やかなクセの少ないドライベルモット。
レモンなどの柑橘類系フルーツのアロマを感じ、ほどよい苦みと酸味のバランスが絶妙です。
葡萄そのもののまろやかでコクのあるおいしさを味わえて、白ワインの代わりにパスタやチキン料理のお供にも。

◆チンザノ ベルモット エクストラドライ

ハーブやスパイスの味わいをしっかりと感じる辛口で、最後にほどよい苦みがあるドライベルモット。
口に含むとミントのようなアロマがふわっと広がり、爽やかな味わいを感じるのが特徴。
しっかりと冷やして食前酒として飲んだり、カクテルベースとして使いやすい1本です。

◆ガンチア ヴェルモット・ドライ

1850年にイタリアで設立され、イタリアで最もクラッシックなベルモット。
そのまま冷やして、辛口タイプのベルモットが飲みたい方におすすめの1本です。
コストパフォーマンスが高くデイリーに飲める一品です。

◆セイクレッド エクストラ ドライ ヴェルモット

本格派のイギリス産のドライベルモット。
白ワインに、ニガヨモギ、カンゾウ、タイムなどの17種類のハーブをしっかりと熟成させた豊かなアロマと味わいが魅力。
ハーブの独特のフレーバーと苦みが効いたドライな飲み口で、まさに大人の味わい。
マティーニを作りたい方におすすめの1本です。

◆フェルディナンズ ザール・ドライ・リースリング・ヴェルモット

リースリング種による白ワインをベースにした世界初のベルモット。
13種類のフルーツや全て手摘みされた自家製ハーブ類を使っています。
本製品以外にリースリングを使ったベルモットはないので、ベルモット好きにはぜひ試してほしい1本です。

◆ドラン シャンベリー・ドライ

ユニ・ブランから作られる白ワインに天然の高山植物のみを配合して造られるドライベルモット。
ミントのようなすっきりとした飲み口で、柑橘類系の果物の爽やかさが特徴。
苦みが少なくクセのない味わいで、白ワインと同じようにそのまま飲むのに最適な1本です。

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ベルモットの保存方法

ベルモットを食前酒としてそのまま飲む場合は良いですが、カクテルや料理に使うと少量ずつしか使わないため余ってしまいます。

ベルモットはウイスキーなどの蒸留酒などと違い、ワインをベースに造られているためしっかりした保存が必要となってきます。

一番の解決策は開けたら早く飲みきることですが、保存をしなければならない場合の方法をご紹介します。

ベルモットはワインの仲間ですので、あまり日持ちするものではありません。
常温で1,2日程度、そのあと飲めなことはありませんが、だんだんと気の抜けたような味になり、少し酸味も強くなり、香りも薄くなってきます。

ワインと同じような保存方法が最適です。

コルクが乾燥しないよう横向きにして、温度・湿度の調節のできるワインセラーで保存するのがベストです。

ただし、ワインセラーがない場合がほとんどだと思いますので、開栓後は冷暗場所での保存が基本となります。

食前酒として飲む場合は野菜室へ保存する。

食前酒の場合は味と香りを楽しみたいので、冷やし過ぎてしまうと香りが立ちにくくなってしまいます。

温度変化と高温多湿の環境を作れる、野菜室をおすすめします。

カクテルなどに使う場合は冷蔵庫へ保存する。

カクテルなどは、材料そのものを冷やすことで氷が溶けて水っぽくなることを防げます。

自宅でカクテルなどを楽しむ方でしたら、ハーフボトルを選ぶのもおすすめです。

まとめ

ベルモットは使用しているハーブやスパイスで味が大きく変わるため、いろいろな味わいを楽しめるのも魅力です。バニラを使ったモノは甘い味わいで、辛口のスパイスを使ったモノはすっきりとした飲み口になります。

ベルモットを初めて飲む方は、オレンジなどのフルーツフレーバーを使ったベルモットがおすすめです。ハーブやスパイス特有の香りがあり、香りを楽しむのもひとつです。

白ワインに数多くのスパイスを加え、深みのある風味を実現したドライベルモット。
味や香り、主な産地などが異なるスイートとドライの2種類があり、それぞれに適した飲み方があります。

どちらもアルコール度数が14~20度程度となっているため、こまめにチェイサーを挟んでゆっくり時間をかけて飲みましょう。

ウィスキーの代名詞であるスコッチウィスキーの定義や特徴と外せない銘柄

ウィスキーの代名詞と言われるのがスコッチウィスキーです。
ここではスコッチウィスキーとはどのようなウィスキーでどんな特徴があるのかまとめています。
またスコッチウィスキーで外せない銘柄も紹介していますので、参考にしてみてください。

スコッチウィスキーの定義とは

スコッチウィスキーはイギリス北部のスコットランド地方で蒸留・熟成されたウィスキーのことで、ウィスキーの代名詞とも呼ばれています。

このスコッチウィスキーですが、その定義はイギリスの法律で決められています。
その定義とは、スコットランドの蒸留所で糖化・発酵をし、アルコール分94.8度以下で蒸留、原料には大麦麦芽などの穀物、水、酵母のみ、添加物は水とカラメルのみを使う事とされています。

さらに容量700L以下のオーク樽で最低3年以上熟成し、瓶詰めアルコール度数は最低40度とされています。
これらの厳しい条件を満たしたもののみスコッチウィスキーを名乗ることができるのです。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

スコッチウィスキーの特徴は

スコッチウィスキーは世界5大ウィスキーの1つで種類も蒸留所の数も非常に多く、世界一の生産量を誇ります。
スコッチウィスキーにはハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラの4大産地があり、それぞれ味や風味が異なります。
泥炭を焚いて乾燥させるため、他のウィスキーにはない個性的で強めのスモーキーな香りがあるのが特徴です。

また原材料や製法の違いなどからシングルモルト、シングルグレーン、ヴァッテッドモルト、ヴァッテッドグレーン、ブレンデッドと5つの種類があるので、スモーキーさも違ってきます。

スコッチウィスキーで外せない銘柄はコレ

ザグリンリベット

スコッチウィスキーで外せない定番の銘柄の1つが『ザ・グレンリベット12年』です。
シングルモルトの原点でもあり、シングルモルトの良さを感じられるウィスキーです。

世界中で人気のスコッチで、バニラやはちみつのような甘さと華やかさがあり、柔らかい飲み口が人気で女性のもオススメ。
風味を楽しむためストレートやロック、トワイスアップで飲むのがいいでしょう。

👉シングルモルトの原点ザグレンリベットの歴史やおすすめの種類を紹介

マッカラン

シングルモルツのロールスロイスと言われる『マッカラン ファインオーク12年』も外せません。
マッカランはスモーキーさが少なくお酒本来の味わいを楽しめるのが特徴で、スタンダードなウィスキーといったところ。

👉高級ウィスキーで押さえておきたいザ マッカランの味わいや気になる価格

タリスカー

『タリスカーウィスキー』口の中で爆発すると評されることもあるぱんちのあるウイスキーです。
スコッチウィスキーの銘柄の1つですが、その個性の強さはアイラモルトにも引けをとりません。

👉スカイ島の自然が生んだタリスカーウィスキーの歴史や美味しい飲み方

ジョニーウォーカー

コスパ重視なら『ジョニーウォーカー』です。
世界各地で飲まれている人気のスコッチウィスキーで、定番中の定番ともいえるウィスキーで安価なので手を出しやすいです。
スモーキーさを体感したいならブラックラベル、逆にスモーキーさを抑えたいならクセが少ないレッドラベルがオススメ。

👉ジョニーウォーカーはどんなウィスキー?ラベル赤・黒・青の違いを比較

バランタイン

ちょっと高級なスコッチウィスキーなら『バランタイン17年』です。
複雑な香りを味わいで完成されたバランスがあり、クリーミーではちみつのような甘さがあり飲みやすいです。

👉バランタインウィスキーの美味しい飲み方は?製造場所や製法まとめ

ホワイト ホース

コンビニなどでもよく見かける『ホワイトホース』は、スコッチウィスキーを代表するブレンデッドウィスキーです。
世界100ヶ国以上で販売され、日本でも100年以上愛されてきたスコッチウィスキーです。
その販売量はスコッチウィスキーでNo.1の人気があります。

👉スコッチウィスキーのひとつホワイトホースの発祥や主な種類を紹介

ボウモア

ボウモアはスコッチウィスキーの1種であるアイラウィスキーの1つです。ウィスキー上級者に人気のシングルモルトウィスキーです。
日本ではあまり馴染みが少ないですが、『ベストバランスオブアイラ』や『アイラモルトの女王』とも評されるアイラウィスキーを代表するウィスキーです。

👉ボウモアの伝統製法や歴史は?癖のある味をどう美味しく飲めば良い?

ラフロイグ

ラフロイグはアイラ島で生産されるスコッチウィスキーの1つです。アイラ島ではピートという泥炭に火をつけて乾燥させるため、独特な燻し香がします。アイラモルトの王とも呼ばれるほどのウィスキーですが、その癖の強さから好き嫌いがはっきり分かれるウイスキーです。

👉ウィスキー通におすすめのラフロイグの種類とおすすめの飲み方を解説

カリラ

ウィスキー愛好家の中でも一目置かれ、スコットランドにあるアイラ島で作られたウィスキーがアイラウィスキーです。カリラはアイラウイスキーの一種類になります。

👉カリラウィスキーの特徴は?おすすめの飲み方や相性の良いつまみも紹介

ラガヴーリン

スコッチウィスキーの中でも特に強い個性を持つのがアイラウィスキーです。
『ラガヴーリン』はアイラウィスキーの銘柄の1つで、アイラウィスキーの決定版と呼ばれるほどのウィスキーです。

👉シングルモルトの最高峰ラガヴーリンウィスキーの味や種類を解説します

アードベック

ウィスキーの聖地とも言われるのがスコットランドにあるアイラ島です。
このアイラ島の中でも特に有名なのがアードベックでしょう。

👉アードベックウィスキーは味が独特?蒸留所はどこか歴史や特徴をチェック

カティーサーク

日本でも人気のハイボールに合うスコッチウィスキーなら『カティサーク オリジナル』がおすすめ。
カティサークは多くのウィスキー初心者が最初の1本に選ぶといわれており、口当たりや柔らかくフルーティーで飲みやすいです。

スコッチウィスキー銘柄のご紹介

◆ザ・グレンリベット 12年

ザ・グレンリベットのスタンダードボトルです。
バーボン樽とアメリカンオーク樽で最低13年以上熟成させた原酒をブレンド。
レモンやオレンジなどの柑橘類系の爽やか香り、青りんごの爽やかさやはちみつのようなやさしい甘みが残ります。
ストレート、水割り、ハイボールすべての飲み方におすすめです。

◆ザ・マッカラン(MACALLAN) 12年 ファインオーク

アメリカンオークとヨーロピアンオークのシェリー樽、バーボン樽の3種類の樽で最低12年熟成させた原酒から造られたボトル。
3つの原酒をブレンドすることで、新しい味わいが生れます。
ほどよい軽さで飲みやすく、ほんのりとしたはちみつのような風味が感じられ、オークの香りが感じられます。
オンザロックやハイボールでお楽しみください。

◆タリスカー 10年

熟成年数10年以上の原酒をブレンドして造られ他ボトル。
クセのあるスモーキーなピート香と、コショウのようなスパイシーさが特徴。
キャラメルのように重厚な甘味、バニラのように爽やかな香りが感じられるのも魅力です。
安価で入手しやすく、タリスカーを試したい方に最適な1本です。

◆ジョニーウォーカー レッドラベル

「ジョニーウォーカー レッドラベル」は、通称:”ジョニ赤”とも呼ばれ、ジョニーウォーカーの廉価ウイスキーです。
40種類以上の原酒をヴァッティングし、キーモルトの「タリスカー」に由来する強いスモーキーな風味が特徴です。
力強いスモーキーさに加え、ほのかな甘みを感じられ、複雑でいてバランスのよさが魅力。
熟成年数の若い原酒を使用しており、荒々しさとアルコール感を感じやすい味わいです。
アルコール感を強く感じるため、ハイボールなどの爽やかさが感じられる飲み方がおすすめ。
また、味や風味の変化を楽しめるのでロックでも。スモーキーなスコッチウイスキーを気軽に楽しみたい方にもおすすめです。
ちなみにジョニ赤は最近でもSWSC2018 DOUBLE GOLD 受賞しています。

◆バランタイン(BALLANTYNE) 17年

「バランタイン17年」モルト・グレーンともに最低17年以上の長期熟成させた原酒を40種類程度組み合わせたボトル。
オーク樽由来のピート(泥炭)感とスモーキーさも感じられ、角が取れた円熟の味わいです。
香りと味のバランスがよく、じっくり味わうストレートや、氷が少しずつ溶けて味の変化を楽しめるロックなどにも最適です。

◆ホワイトホース ファインオールド

ホワイトホースの代名詞ともいえる、日本でもポピュラーなボトル。
アイラモルト独特の強いスモーキーさを抑えて、スペイサイドモルトのブレンド比率が高くして飲みやすいのが特徴。
フレッシュな花の香りやハチミツの甘さが感じられ、ドライな飲み心地でバランスよく仕上がっています。

◆ボウモア(BOWMORE) 12年

世界的な人気をあつめボウモアを代表するシングルモルト。
ピート由来のスモーキーさはしっかりと感じつつ、スッキリとした飲み心地が感じられます。
潮の香りやほんのりとした蜜のような甘味も感じられ、アイラモルトが苦手な方にもおすすめの1本。
ボウモアのスモーキーさや潮の香りを引き立たせてくれる、魚介類と一緒にどうぞ。

ラフロイグ 10年

バーボン樽で10年以上熟成させたシングルモルトで、アルコール度数は43度。
ラフロイグならではの海藻を感じさせる味わいと、深いコクが楽しめます。
スモークナッツのような香ばしさが口の中に広がり、ヨードの香りが鼻を突き上げ、その後にモルト由来の甘いバニラの香りが漂います
口当たりがどっしりとしており、ハイボールにもおすすめです。

◆カリラ 12年

カリラ特有の強いピート香とヨードのような薬品香のアロマを感じるボトル。
燻製のようなスモーキーさとやさしいフルーティーな甘みも感じられ、全体的にバランスがよくのが特徴。
カリラを初めて飲む方におすすめの1本です。

◆ラガヴーリン 8年

熟成年数8年の原酒を原酒をヴァッティングして造られたボトル。
強いスモーキーさとピーティな風味に加え、原料のモルトを強く感じられるのも特徴。
麦芽クッキーのような味わいとアーモンドのような香ばしい風味、かすかなオレンジなどのフルーティさも味わえます。
クリアかつ、奥深い味を楽しめる1本です。

◆アードベッグ(Ardbeg) 10年

アイラモルトを象徴する強烈なスモーキーさ、ピート香を感じられる味わいとフルーティーな香りが特徴
2008年シングルモルトウイスキーとして初めて「ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。
野性味と繊細さのバランスがよく、アイラモルトらしさをもっとも味わえる1本です。

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まとめ

ウィスキーを楽しむなら個性豊かなスコッチウィスキーは外せません。
クセが強い一面もあるので、初心者は苦手と感じるウィスキーもあるかもしれませんが、逆にウィスキーを知ればハマってしまいます。
まだ飲んだことがない人は、一度試してみてください。

原料と製法で呼び方が異なるウイスキーの種類について紹介します

近年幅広い年齢層から高い人気を得ているウイスキー。
そんなウイスキーにはモルトウイスキー・グレーンウイスキーなどの種類があるのをご存知でしょうか?
これには原料と製法の違いが関係しているのです。

ウイスキーの原料とは?

ウイスキーの主原料は穀物で、最も代表的な原料は大麦でしょう。
日本のウイスキーやスコッチウイスキーは、大麦麦芽を主原料としていることが多いです。ちなみに、モルトとは大麦麦芽という発酵させた大麦を表す用語です。

その他にも小麦やライ麦、トウモロコシや米などから作られるウイスキーがあります。
使用する穀物によって味わいが異なり、トウモロコシを原料としている場合は雑味が無く柔らかな口当たりに、ライ麦を原料とした場合はスパイシーな味わいを楽しめるのが特徴です。

さらに数種類の穀物をブレンドしたものもあり、ウイスキーの世界は非常に奥が深いのが分かります。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

モルトウイスキーの原料と製法

モルトウイスキーは、その名の通り大麦麦芽を原料としたウイスキーです。
単式蒸留器を使い複数回蒸留され、その過程により様々な味わいや香りを持つので、同じ呼び方でも個性豊かな仕上がりのものが多いです。

モルトウイスキーの中でも、特定の蒸留所で作られた原酒を瓶詰めしたものはシングルモルトと呼ばれます。

日本酒の地酒が酒蔵ごと地域ごとに味が違うように、シングルモルトも蒸留所ごとの豊かな個性を持っています。また、それぞれの土地の気候や風土、水や土などが溶け込み、蒸溜所ごとの独自の味わいが楽しめるのも魅力の1つです。

反対に複数の蒸留所のモルトウイスキーを組み合わせて作られたものは、ブレンデッドモルトと呼ばれます。

さまざまな特徴を持つウイスキーを、絶妙な技術でブレンドし、バランスのとれた味や香りを追及しているのが特徴です。

👉ウィスキー愛好家が好むシングルモルトはどんな種類?基礎知識まとめ

👉産地や銘柄で味わいが変わるブレンデッドウィスキーの特徴や人気種類

グレーンウイスキーの原料と製法

グレーンウイスキーの原料は、小麦やトウモロコシなどの穀物です。
連続蒸留器で蒸留されるので、モルトウイスキーよりもクセが少なく仕上がります。
しかも大量生産が可能で、他のウイスキーと比べて手軽な価格で楽しめるのも魅力的です。

またグレーンウイスキーとモルトウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーは最も流通量が多く、世界のウイスキーの8割程度を占めます。

👉グレーン ウィスキーとはどんなウィスキー?原料や製法の違いを解説

バーボンの原料と製法

バーボンは原料に51%のトウモロコシを使用し、内側を焦がした新樽によって熟成させたアメリカンウイスキーのことです。トウモロコシ以外の原料は小麦や大麦、ライ麦などの穀物類です。

代表的な産地はケンタッキー州で、ほとんどの場合効率良くアルコール度数を高められる連続式蒸留器を使用しています。

アメリカの法律で定められた原料や蒸留温度、アルコール度数や貯蔵期間などをクリアしたものは、唯一ストレートバーボンウイスキーと名乗ることができます。

👉バーボンとは?スコッチとの違いやバーボンの定番の飲み方を解説します

まとめ

ウイスキーの呼び方は使用される原料や製法によって分類されており、モルトウイスキーは大麦麦芽を単式蒸留器で、グレーンウイスキーは小麦やトウモロコシを連続蒸留器で製造しています。

同じ種類のウイスキーでもブレンドしたり厳しい条件をクリアしたものなどは、さらに呼び方が変わるでしょう。
異なる呼び方のウイスキーを用意して、味わいや香りの違いを楽しんでみてください。

時期が来たボジョレーヌーボー!今年の味わいをみんなで語ろう!

時期が来たボジョレーヌーボー!今年の味わいをみんなで語ろう!

「ボジョレー・ヌーボー」を口にしたことがなくても、耳にしたことのある人は多いのではないでしょう。

現在は11月の第3木曜日、ボジョレー・ヌーボーの解禁日となっています。
ワイン好きが心待ちにするワインのお祭りと言ってもいいイベントの日です。

ボジョレー・ヌーボーは9月に収穫されたブドウを使って、短期間で仕込んだワインです。どうしてこんなに注目されるのでしょうか。

今回は、ボジョレー・ヌーボーの歴史や製法など基礎知識と産地であるボジョレー地区についてご紹介します。また、おすすめ銘柄も紹介します。

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ボジョレー・ヌーボーとは?

ボジョレーとはフランス・ブルゴーニュ地方にある地区の名称です。ヌーボーはフランス語で「新しいこと」「新しいもの」という意味です。その名が示すとおり、ボジョレー・ヌーボーとは、「ボジョレー地区の新酒」という意味になります。

ボジョレーで9月ごろに収穫されたブドウをわずか2カ月で仕込むために、果実由来の強いフレッシュな味わいとなります。ボジョレー地区で栽培されるブドウ品種は、渋味の少ないガメイ種になります。

使用されるブドウ品種がガメイ種のみと決められている点も特長です。

軽いワインものからしっかりした飲みごたえのものまで、生産者によってボジョレー・ヌーボーにもさまざまな味わいのものがあります。

なお、ボジョレーワインの定義は、フランス独自の認定方式である「Appellation d’Origine Controlee(アペラシオン・ドリジヌ・コントローレ)」で細かく規定されています。2008年にヨーロッパのワイン法が改訂され、「AOP(Appelation d’Origin Protegee)」と表記されることもあります。

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ボージョレ・ヌーボーに解禁日がある理由

現在では11月の第3木曜日が解禁日となっていますが、過去には日付が決まっていたこともあります。

そもそも、ボジョレー・ヌーボーは収穫祭で地元の人々が楽しむための地酒でした。それが評判を呼び、各ワイナリーはどこよりも早く販売しようと質の良くないワインまで出荷し始めました。

このような混乱を規制するため、フランス政府は1967年に解禁日を設定したといわれます。

過去にさかのぼると、当初は11月11日が解禁日でした。

ワインの守護聖人とされる聖マルティヌス(サン・マルタン)の日であり、ボジョレー地区で最も早く収穫されたブドウからワインが完成する時期だったからです。ところがその後、聖マルティヌス(サン・マルタン)の日ではなくなり、11月11日から一番近い別の聖人、聖サン・タルベールの日である11月15日に変更されます。

しかし、解禁日を日付で決めると年によって曜日が変わり、ワインショップやレストランなどが営業していない日曜日に当たる年が発生しました。
これではせっかくのボージョレ・ヌーボーの売れ行きが年によって大きく差が出てしまいます。

そこで、この問題を解決すべく1984年にフランス政府がボージョレ・ヌーボーの解禁日を「毎年、11月の第3木曜日」として設定したのです。

なぜ、ボジョレー・ヌーボーは注目される?

ボジョレー・ヌーボーが毎年注目されるのは、その年のブドウの出来栄えの指標になるからです。
新酒のボジョレー・ヌーボーでブドウの出来がわかり、ブドウの出来はワインの味わいにも直結します。

そのため、ボジョレー・ヌーボーがおいしいと、その年のワインの出来にも期待ができるからです。

ボジョレー・ヌーボーの醸造方法

「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)」という独特な製造方法で ボジョレー・ヌーボーは造られます。

通常のワインの醸造方法は収穫したブドウを潰して発酵させますが、この醸造方法ではブドウを潰さずにそのままタンクに入れます。つぶさなくとも、タンクに入れられたブドウは上に乗ったブドウの重みで下部の層が少しずつつぶれていきます。

そうしてタンク下部に溜まった果汁は自然発酵を起こすため、自然発酵によって炭酸ガスが発生し、密閉されたタンクの中に充満されます。

炭酸ガス雰囲気となったタンク内では、上部の潰れていないブドウ果実のリンゴ酸が酵素により分解され、アルコールなどが生成されます。
このとき、ブドウの果皮から色が溶け出し、ボジョレー特有のルビーのような若々しく鮮やかな赤い色となります。

バナナのような甘い香り、フレッシュな果実味に加え、渋味や酸味が抑えられた飲みやすい味わいになります。

ボジョレー・ヌーボーのおいしい飲み方は?

新種のボジョレー・ヌーボーは、鮮度を味わうのが必須です。
そのため、一般的には解禁から数カ月以内で飲むことで、フレッシュさとおいしさをもっとも味わえます。

また、通常の赤ワインと異なり、もともと渋味がほとんどなくフレッシュさを味わうために少し冷やしたほうがボジョレー・ヌーボー本来の味が引き立ちます。
1時間くらい冷蔵庫で冷やして10~12℃が飲み頃の目安といわれています。さらに、やや口の狭いグラスで飲めば、豊かな香りも一緒に楽しめます。

フルーティーな味わいのボジョレーは魚料理や素材の味わいがいかされたシンプルな料理などで、カルパッチョやサラダ、オードブルなどにも合います。
また、解禁日ぐらいの時期から食べたくなるお鍋料理にも口当たりがさっぱりしているのでおすすめです!

ワインの産地 ボジョレーとは

ボジョレーは、フランスが誇るブルゴーニュワインの産地の一つです。
新酒のヌーボーだけでなく、熟成タイプのワインも醸造しています。

ボジョレー地区とは

パリの東南に位置する、ブドウ畑が96の村に及ぶ広大な地域でブルゴーニュ地方の最南部にある丘陵地帯です。黒ブドウのガメイ種と相性が良い花崗岩質の土壌であり、ボジョレーはガメイ種から造られています。

ボジョレーのワインの種類は

ボジョレーではガメイ種の赤ワインを中心に、シャルドネ種の白ワインやロゼワインも造られています。

ボジョレーのワインは、3種類に分類されます。

<ボジョレー>

スタンダードなボジョレーヌーボーは、ボジョレー全域で醸造されたワインのこと。果実の風味が豊かでフレッシュな赤ワインです。独自のAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ:原産地呼称統制)があり、この地域内で作られたガメイ種を使用していれば、ボジョレーと名乗ることができます。表記としては文頭にワイナリーの名前がきて、最後に年数が表記されます。
値段もお手頃で、手に入れやすいワインです。

<ボジョレー・ヴィラージュ>

ボジョレー地区の限定された地域で作られたブドウを使用したワインです。AOCボジョレーのうち同エリアの北部に位置する38の村がボジョレー・ヴィラージュを名乗れます。
ヴィラージュ(Villages)はフランス語で村を意味し、ラベルに「Villages」と記載して、生産地の村名でワインを販売しています。

無記名のボジョレーよりもアルコール度数や糖度に細かな規定が設けられており、より高品質として知られているのが特徴。一般的なボジョレーヌーボーよりも凝縮感があり、総じて味わいに力強さがあると評されています。

ボジョレー・ヴィラージュでも新酒のヌーボーが造られ、同日に解禁されますがボジョレーよりも値段が高くなります。

<クリュ・デュ・ボジョレー>

ボジョレー地区で特に良質なブドウを生産するクリュ(畑)から生まれるワインが、クリュ・デュ・ボジョレーです。
ボジョレーよりも質の高い多くのワインが造られます。その代わり、新酒のヌーボーは造られていません。

AOCボジョレーのうち10の村がクリュ・デュ・ボジョレーと名乗れます。

1  サン・タムール (St. Amour)
2  シェナ (Chenas)
3  ジュリエナ (Julienas)
4  シルーブル (Chiroubles)
5  ブルイィ (Brouilly)
6  コート・ド・ブルイィ (Cote de Brouilly)
7  フルーリー (Fleurie)
8  ムーラン・ア・ヴァン (Moulin a Vent)
9  モルゴン (Morgon)
10 レニエ (Regnie)

サン・タムール:「愛の聖人」という意味の名を持つ村のワインです。若飲みタイプと熟成タイプ、どちらのワインも造られています。

ムーラン・ア・ヴァン:「風車」という意味の名を持つ村のワインです。絶妙なバランスを持つ高品質なワインが造られます。

フルーリー:「花」という意味の名を持つ村のワインです。名前の通り、花や果実の香りが豊かなフルーティな味わいです。

中でも有名な村です。

現地の味わいそのままにお届けする本物の樽生ワイン、樽生スパークリング・ワインシリーズ。
全14種類よりお選びいただけます。

 

まとめ

解禁日が待ち遠しい!ボジョレー・ヌーボー!

毎年、11月の第3木曜日の解禁日を多くの人が待ちわびています。

渋味が少なく、フレッシュでフルーティなボジョレー・ヌーボーは、初心者でも楽しめるワインです。また、ワイン通にはその年のブルゴーニュワインの出来を知る上での優良な指標となります。

生産者ごとのこだわりにより、様々な味が楽しめます。その年のブドウの本来のフレッシュさをぜひボージョレ・ヌーボーで味わってみてください。

まだボジョレー・ヌーボーを飲んだことがない人は、一度味わってみてください。