ウォッカの発祥地はどこ?度数やウォッカを使った人気のカクテルを紹介

ウォッカはそのままでも美味しいお酒ですが、カクテルのベースとしても人気が高いです。
ただし度数が高いため、飲むペースを考えないと早い段階で酔いが回ってしまいます。

気になる発祥地や度数、人気のカクテルなどを紐解きながら、ウォッカの魅力を堪能していきましょう。

ウォッカの発祥地はどこ?

テキーラやラム、ジンとならんで世界4大スピリッツと称されるウォッカの発祥地はロシアというイメージが強いです。その他にポーランドなどの東欧、スウェーデンなどの北欧といった寒い地域でも造られています。
12世紀頃から生産がスタートしたという説もありますが、1386年にブドウを原料とした蒸留酒が元になったという説もあり、明確な起源は知られていません。

ロシアでは、蒸留酒を製造する職人たちが蒸留酒をジーズナヤ・ヴァダーと呼んでいたのが始まりとされています。
ジーズナヤ・ヴァダーはロシア語で「生命の水」という意味で、16世紀にイワン雷帝によって愛称形のウォッカと名付けられたのです。

諸国に伝わった「生命の水」は、アイルランドやイギリスではウイスキーに発展し、フランスではブランデーへと変身しました。世に知られるウイスキーやブランデーは、実はウォッカが祖先なのです。

「ウォッカといえばロシア」というイメージは、やはり間違っていないようです。しかし、国政が荒れるにつれて多数の国民がウォッカ中毒に陥るという事態も発生し、ときの政権によっては製造削減、夜間販売や広告を禁止された時期もあったという歴史はあまり知られていないところ。

世界に広まるようになったのは1917年からで、第二次世界大戦後には日本でも生産されるようになりました。

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ロシア発祥説とポーランド発祥説

さらに知られていないのは「実はポーランドが発祥では?」という説もあります。ポーランドにおけるウォッカの起源は11~13世紀ごろといわれており、1405年に作成された公文書のなかに「ウォッカ」という名前が登場しているのです。

このような背景から、ロシアとポーランドは「どちらが起源なのか」を法廷で争ったこともありますが、1982年に国際調停裁判所がロシアの勝訴の判決を下し、ウォッカは名実ともにロシアを起源とするオリジナルのスピリッツであることが認められたのです。

産地での特徴は

ロシアでは、数えきれないほど多くの銘柄があり、ピュアウォッカ・フレーバードウォッカともに種類が豊富です。例えば、「スミノフ」はロシア発祥のウォッカですが、世界トップクラスの流通量を誇ります。丁寧なろ過によるクセのない味わいが特徴です。

ポーランドも、ロシアと同じくウォッカの種類が豊富な産地です。ピュアウォッカだけでなく、ハーブやスパイスなどを使ったフレーバードウォッカを豊富に造っています。

スウェーデンは、厳選した原料を使ったプレミアムな銘柄が多いのが特徴です。世界的に有名となっている「アブソルート」は、1970年代にアメリカで売り出された銘柄です。ほかにも、生産量・消費量ともに世界一を誇るアメリカ、フィンランドやノルウェーなどもウォッカの有名な産地です。

ウォッカの種類

ピュアウォッカ

出典:AMAZON

ウォッカのなかでも、アルコール以外の味や香りがない無色透明のモノは、ピュアウォッカと呼ばれます。ウォッカ本来の風味を楽しめるので、お酒好きの間ではストレートやロックで飲むのが人気。

一方、ほかの材料の風味を損なわないというメリットから、カクテルベースに使われることも多く、幅広い人気を集めています。まろやかで優しいウォッカの味わいを感じたい方には、ピュアウォッカがおすすめです。

フレーバードウォッカ

出典:AMAZON

フレーバードウォッカは、ピュアウォッカをベースにフルーツ・ハーブ・香辛料などを漬け込んだり、人工甘味料を加えたりすることで造られます。アルコール以外の風味を楽しめるので、甘味や辛味などを加えたウォッカを楽しみたい方におすすめです。

ストレートやロックでも飲めますが、ソーダ割りにすることで、度数や味わいが和らぐため、より爽やかに味わえます。

ウォッカとジンの違いは?

ウォッカとジンはどちらも穀類やジャガイモなどを原料として造られていますが、製法が大きく異なります。

ウォッカは蒸留後のアルコールをろ過させて造りますが、ジンは蒸留の際に植物由来成分(ジュニパーベリーなど)を加えて造るのが特徴。ウォッカはクセが少なくすっきりとした味わいになり、ジンは素材の風味が強く感じられる味わいに仕上がります。

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ウォッカの度数は?

ウォッカのアルコール度数は37.5%~40%が主流です。
製品や銘柄によって度数が異なるものの、ほとんどが40%台に集中しています。一般的なウォッカは、蒸留を重ねて一度95%以上までアルコール分を引き上げてから、水を加えて任意のアルコール度数に調節されています。

度数が高くなるにつれてドライな口当たりになり、さっぱりした味わいになります。ただし、初心者の方は、比較的飲みやすさを感じられる、アルコール度数が低い銘柄から選ぶことをおすすめします。

しかし、中には70回以上も蒸留を行い、96%の高濃度スピリッツにごく少量の水を加えただけのものも存在します。

アルコール度数96%で、ウォッカのなかで最も度数が高いモノとしては「スピリタス」という銘柄があります。強いアルコールのなかに甘みと透明感を感じられるのが特徴です。

逆に35%~37%とソフトで飲みやすいウォッカも売られています。これらはレーバードウォッカと呼ばれ、ピュアウォッカをベースにフルーツ・ハーブ・香辛料などを漬け込んだり、人工甘味料を加えたりすることで造られます。

アルコール以外の風味も楽しめるので、甘味や辛味などを加えてストレートでも飲みやすいように調節されているため、アルコール感が苦手な人でも楽しみやすいです。

ビールや焼酎などのアルコール度数は5%~25%なので、日本で広く親しまれているお酒と比べると、いかにアルコール成分が多いかが分かります。

ウォッカを使った人気のカクテルを紹介

ソルティドッグ

ウォッカを使った人気のカクテルとして1番に挙げられるのが「ソルティドッグ」です。
グラスのふちに塩を付けてからグラスにウォッカとグレープフルーツを注いだカクテルで、塩辛さと甘みがバランス良く口の中で混ざり合います。

クセがほとんど無くまろやかな味わいなので、お酒が苦手な女性でも飲みやすいです。

ウォッカリッキー

出典:AMAZON

辛口ですっきりとした爽快感を楽しみたい人には、グラスにライムを絞ってからウォッカとソーダ水を注いだ「ウォッカ・リッキー」が向いているでしょう。
甘みを一切使用しておらず、ライムの量を調節して好みの味にできるのが特徴です。

ジンで作ったものもあるため、飲み比べてみるのも面白いかもしれません。

ウォッカ・マティーニ

ウォッカに、ドライ・ベルモットと呼ばれる白ワインを加えると「ウォッカ・マティーニ」が完成します。味わいは辛口で、ハーブの香りを楽しめるのが特徴です。お酒をお酒で割る飲み方なので、アルコール度数は高め。

人気映画「007シリーズ」のジェームズ・ボンドが注文したカクテルとしても知られています。

スクリュードライバー

フルーティーなカクテルを楽しみたい方には、「スクリュードライバー」がぴったり。ウォッカにオレンジジュースを加えることで、柑橘系の甘酸っぱさを味わえるのが特徴です。非常に飲みやすいため、ウォッカ初心者の方にも適しています。

好みに応じて、カットオレンジを添えるのもおすすめです。

モスコミュール

モスコミュール」は、ウォッカをジンジャーエールで割ってライムを絞ったカクテル。スクリュードライバーと比べて甘さは控えめで、大人っぽい味わいに仕上がります。また、甘口・辛口のどちらのジンジャーエールを選ぶかによって、味に変化があるので、自分好みに調節するのもおすすめです。

ウォッカバック

モスコミュールのライムをレモンに変えると、「ウォッカバック」というカクテルになります。ジンで割るとジンバック、ラム酒で割るとラムバックといいます。

ブラッディメアリー

出典:AMAZON

ブラッディメアリー」は、ウォッカをトマトジュースで割ったカクテル。トマトジュースのほか、味を整えるために少量のレモンジュースや塩・胡椒・タバスコなどのスパイスと、ウスターソースなどを加えます。

ピリッと引き締まった味わいが特徴で、トマトの旨味を楽しみたい方にもおすすめです。

ウォッカのおすすめ銘柄

◆スピリタス(SPIRYTUS) ウォッカ

ポーランド産で70回以上の蒸留を繰り返すことで、高濃度のアルコール度数を実現したアルコール度数96%のウォッカです。
ストレートやロックで飲むとのどが焼けるような熱さを感じ、ウォッカの味を感じることが難しい銘柄です。極限まで蒸留されているので、雑味が少ないのが特徴。
果実を漬け込んで紅茶やジュースなど味の強い飲み物で割り、オリジナルのアルコールドリンクをお楽しみください。

◆スミノフ(smirnoff) ウォッカ

皇帝アレキサンダー3世のお気に入りとして、ロシア皇帝御用達になった実力と伝統を兼ね備えたウォッカ。3回の蒸留後、白樺活性炭で10回ろ過して造られクリアで癖のないの味わいが特徴。
サンフランシスコのスピリッツコンペティションで2003年、2008年に金賞を獲得するなど、ピュアウォッカとして高い流通量を誇り、世界中で愛されています。
クセがないので、さまざまなカクテルベースとしても相性抜群です。

◆スミノフ(smirnoff) ブラック

ロシア産の穀物を100%使用し、銅製ポットスティルで蒸留したプレミアムウォッカ。時間をかけて丹念に造られており、スムースな口当たりと円熟したまろやかさが特徴の銘柄です。
時間をかけて丹念に造られており、アルコール特有のエグみが少なく、スムースな口当たりと円熟したまろやかさが特徴。
ストレートやロックでウォッカそのものの味を楽しんだり、カクテルベースとしても適しています。柑橘系の爽やかな香りとほのかな甘みで女性にもおすすめのウォッカです。

◆ギルビー(GILBEY’S) ウォッカ

イギリスのロンドンで生まれ、約35mの連続式蒸留機で2回蒸留され雑味が取り除かれたクリアな味わいが特徴。本製品はアルコール度数37.5%とアルコール度数45%のモノがラインナップされており、ウォッカ本来の味わいを味わうなら37.5%、切れ味が強いウォッカを求めるなら46%。リーズナブルで手に入りやすいので、初めてウォッカを飲む方にもおすすめです。

◆スカイ(SKYY) ウォッカ

アメリカ・サンフランシスコ生まれで、ボトルは爽やかなコバルトブルーで目を引きます。
4回の蒸留と4回のろ過を経て、透明度の高いウォッカに仕上げられています。
ソルティ・ドッグやモスコミュールなど、スカイのクリアな味わいと好相性です。

◆アブソルート(ABSOLUT) ウォッカ

アブソルートは1979年にニューヨークで発売され、全米のクラブシーンを中心に爆発的な人気になりました。南スウェーデン産の原料にこだわり使用しており、なかでも深さ140mの井戸水を使用しているのが特徴。スウェーデンの岩盤で数千年かけてろ過された純粋な水なので、自然な口当たりを味わえます。クセが少ないため、さまざまなカクテルに合わせられます。

◆フィンランディア(FINLANDIA) ウォッカ

1万年以上前の氷河期から存在する氷堆石でろ過された、高純度の天然氷河水を使用したプレミアムウォッカ。人が手を加える必要がないほど澄み切っています。
欧州で高い流通量を誇っており、氷河をイメージさせる透明感のあるデザインのボトルが特徴。
冷凍庫でキンキンに冷やして、ストレートで味わってみてください。

◆ズブロッカ(ZUBROWKA) ウォッカ

ラテン語の「聖なる草」を意味する「バイソングラス」のエキスを使用した、フレーバードウォッカ。バイソングラスは、ポーランド北東部のビャウォヴィエジャの森にのみ自生している野草。バイソングラスのエキスが加わり、淡いグリーンイエローが特徴的で独特な甘い香りもポイント。口当たりが非常にまろやかなので、ストレートかロックで飲むのがおすすめです。

◆アブソルベント(ABSOLWENT) プレミアムウォッカ

「世界で最もピュアなウォッカ」と称される、ポーランドのなかでも高い人気を誇るプレミアムウォッカ。製造工程で、ポーランドの手つかずの源泉から汲み取った水を5回ろ過した後、7回の蒸留を行い徹底的に不純物を取り除きます。
素材そのものを生かしたクリアでクセの少ない味わいで、様々なカクテルと合わせるのに相性抜群です。

◆サントリー(SUNTORY) アイスウォッカ

サントリーが製造する国産のウォッカ。
原料に香料を使わず、0℃に冷却してろ過する「氷点ろ過製法」で製造されています。
氷点ろ過することで、すっきりとした味わいを実現しています。
氷を入れたグラスに、ウォッカ:ソーダを1:3の割合で注ぐソーダ割がおすすめです。

◆ウィルキンソン(WILKINSON) ウォッカ

ニッカウヰスキーが製造する国産のウォッカ。白樺炭で時間をかけて丁寧にろ過された、シンプルな味わいが特徴。お手頃な価格で、ウォッカ初心者の方にもぴったり。
カクテルベースとして、モスコミュールやウォッカトニックなど、シンプルなカクテルと合わせるのがおすすめです。

◆ツムギ(TUMUGI)

「和ピリッツ」と銘打ったラベルデザインが特徴的で、麹を使用する日本独自の酒造りから生まれた、国産のスピリッツ。人気の麦焼酎「いいちこ」を製造している大分県の三和酒類が製造元で、アルコール度数は40%。麹がほのかに香りながらも主張が強すぎないため、ソーダ割などシンプルな飲み方がおすすめです。

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👉クラフトジンの定義とは?クラフトジンの選び方や飲みやすい銘柄5選

👉テキーラの原料と度数は?熟成度によって違う5分類と美味しい飲み方

まとめ

ウォッカはロシアで生まれ、1917年頃から世界に広まったお酒です。
アルコール度数は40%のものから90%を超えるものまで幅広く、他のお酒の中でもスカッとした口当たりが楽しめます。

日本でも人気の高いソルティドッグやウォッカ・リッキーなどのカクテルにすれば、アルコール感が苦手な人や女性でも気軽に飲めるでしょう。

テキーラの原料と度数は?熟成度によって違う5分類と美味しい飲み方

お酒の種類の中でも度数が高いことで知られるテキーラは、世界4大スピリッツの1つです。しかし原料や度数をしっかり把握している人は少ないかもしれません。

また、テキーラには、透明な色合いのテキーラと琥珀色に色づいたウイスキーのような色合いのテキーラがあります。
この色の違いは、テキーラの樽熟成の有無によるもの。

今回はテキーラをもっと気軽に楽しめるよう、特徴や分類、美味しい飲み方などを紹介します。

テキーラの条件と原料、度数どれだけ?

テキーラの条件は

テキーラと呼ぶには認定機関による厳しい条件をクリアしていなければなりません。
1つ目、メキシコの限定された地域で収穫したアガベを51%以上使用することが必須条件です。

2つ目、限定地域はハリスコ州・グアナファト州・タマウリパス州・ナヤリ州・ミチョアカン州の5州が指定されています。
さらに、ハリスコ州のテキーラ村と周辺地域で、最低でも2回以上の蒸留を行うことも条件となります。

3つ目、アルコール度数は35~55%の範囲に定められているほか、いくつかの成分の配合量に規定があり、すべてをクリアしたモノのみテキーラと名乗れます。テキーラというとアルコール度数が非常に高いイメージが強いですが、実は35%~55%と決められているのです。

とはいえ日本人によく飲まれているビールや日本酒と比べると強いお酒なので、飲む際には注意が必要です。

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テキーラの原料は

テキーラの主原料は、ガべ・アスール・テキラーナ・ウェーバー」というアロエに似た植物です。
アメリカ南部から南米に自生している植物で、日本語では竜舌蘭(リュウゼツラン)と呼ばれています。

メキシコではアガベのみで作られたテキーラが主流です。
他の地域で作っているものは、51%以上のアガベとサトウキビから抽出されるモラセスを混合しています。

熟成度によるテキーラの分類

テキーラのは熟成段階によって5つに分類されます。

熟成期間の長さで決まっており、「ブランコ→ホーベン→レポサド→アネホ→エクストラ・アネホ」の順に熟成期間が長くなり、色合いも濃くなります。

まずテキーラの色合いですが、テキーラには透明なタイプと、やや琥珀色っぽく色づいたタイプがありますが、これは樽熟成の有無によるもの。

実は、熟成する前の、出来立てのテキーラは全て無色透明です。
オーク樽で長期間熟成させることによって、樽の木の成分がテキーラに溶け出し、だんだん色づいてくるのです。※ウイスキーと同じです。

もちろん熟成によって出る影響は色合いだけでなく、香り・味にも影響が出ます。

ブランコ(Blanco)

出典:AMAZON

最も熟成年数の少ないテキーラはブランコと呼ばれ、樽熟成をしていないうえに無色透明な見た目なのが特徴です。
ほのかな甘みの中に爽快感のあるキレやスパイシーな香りがあり、喉にひっかかる苦みも楽しめます。
熟成期間は60日以内なので、香りよりもすっきりと飲みたい人に向いているでしょう。

よくシルバーやプラタなどの表記も見かけますが、同じ意味合いで使用されています。
どの銘柄からも基本的にはリリースされており、熟成がない分、販売価格は少し安めに。

ちなみにテキーラベースのカクテルに使用されるのは、基本的にはこのブランコです。

ホーベン(Joven)

ブランコとレポサドなど樽で熟成したテキーラをブレンドしたモノ、またはブランコをカラメルで着色したタイプを指します。クリアな味わいが特徴のブランコに樽熟成したテキーラを加えることで、香りや旨みが増しているのがポイント。口当たりのよいテキーラを楽しみたい方におすすめです。

また、ゴールドと呼ばれることもありますが、ミクストテキーラでよく見られます。

レポサド(Reposado)

出典:AMAZON

次に熟成年数の少ないテキーラはレポサドです。オーク樽で2ヶ月以上熟成させた、やや薄いゴールドに色づいたテキーラ。
レポサドもブランコ同様ほとんどの銘柄からリリースされており、販売価格はブランコより1〜2割高い程度です。

ちなみにレポサドとは「休ませた」という意味。
短いながらも樽熟成させることで、樽由来の甘い香味が加わっており、ブランコよりやや落ち着いた味わいとなります。

アネホ(Anejo)

出典:AMAZON

オーク樽で1年以上熟成させた、琥珀色に色づいたテキーラ。
アネホ以降は樽のサイズに規定があり、600ml以下の樽を使用しなければなりません。
ミクストテキーラなど安価なテキーラからはリリースされてることは少なく、知名度のあるプレミアムテキーラで見かけます。
アネホ以降は基本的に高級品となり、どれだけ安くても3000円台から、高いものなら1万円を超えるものもあります。

味わいとしては、樽由来のバニラ香を感じ、蜂蜜のような甘い香りやフルーティーな香りも特徴的で、なめらかでコクがあり、はっきりと甘みを感じます。

1年以上も熟成させているので、アガベ本来の香味というよりは、樽由来の甘い香味の方が強くなります。
ざっくり言えば、若いウイスキーに似た風味があり、飲み方もウイスキーのようにじっくり味わうのが一般的です。

エクストラ・アネホ

出典:AMAZON

オーク樽で3年以上熟成させた、ブロンドのような濃い色合いのテキーラ。
テキーラの特定名称の最上級にあたり、最高級のテキーラとなります。
当然ながらとても高価で、基本は1万円以上、高いものなら5万円以上するものも。

樽熟成期間がかなり長いため、樽由来の甘い香味がかなり強く、ウイスキーやブランデーのような複雑な香りとなります。

強い香りと複雑な風味を好む人には、最も熟成年数の長いエクストラ・アネホがおすすめです。

味わいは樽由来のチョコレートやバニラ香を感じ、蜂蜜やシナモンなどの甘く芳醇な香り。
味わいは、アルコール感や雑味、エグ味が少なく、スムースでクリーミーな甘みがあり、余韻が長く続きます。

エクストラ・アネホをリリースしている銘柄は少なく、日本で流通しているものだとラインナップは限られます。
また商品名に「エクストラ・アネホ」と付くことが少なく、各銘柄の最上位の特別なシリーズとしてリリースされることが多いのも特徴。
(例:ドンフリオのエクストラ・アネホの場合、ドンフリオ・エクストラ・アネホではなく「ドンフリオ・レアル」としてリリースされている)

 

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

テキーラの種類

プレミアムテキーラ

出典:AMAZON

一般的に「ブルーアガベ」とも呼ばれているアガベを100%使用して製造したテキーラが「プレミアムテキーラ」です。

副原料は一切使用せず、ブルーアガベのみが原料に用いられています。アガベ特有の甘い味わいや風味がしっかりと楽しめるのが特徴です。ボトルのラベルには「100% de Agave」の刻印がされています。

ミクストテキーラ

出典:AMAZON

ブルーアガベを51%以上使用することは条件として、糖蜜やトウモロコシなどから蒸留したお酒などを混合させたテキーラが「ミクストテキーラ」です。副原料を使用しているため、はっきりとした甘みが感じられるモノもあります。

初心者の方や、強いお酒が苦手な方でも飲みやすい、ショットをはじめカクテルの材料としても幅広く楽しめます。また、プレミアムテキーラに比べて安価なため、テキーラを試してみたい方にもおすすめです。

テキーラの美味しい飲み方

テキーラといえばショットグラスを使って一気に飲むイメージがありますが、海外では「日本人はテキーラの美味しい飲み方を分かっていない」と言われています。
海外ではロックで飲むのがスタンダードなスタイルで、テキーラ愛飲家やセレブたちもこの飲み方が多いです。

氷が溶けていくほどまろやかさが増し、深い味わいを楽しめます。
口当たりも良くスムーズに喉を通るので、「ストレートではアルコール感が強すぎる…」と感じる人にも最適でしょう。

また本場の飲み方としてメキシカンスタイル(ストレート)。ショットグラスにテキーラをストレートで注いだ後、塩とカットライムを用意すれば準備完了です。

まずはカットライムをかじり、その後テキーラを口に流し込んでから最後に塩を舐めます。ライムの酸味とテキーラの味、塩味が相まって楽しめるのが特徴です。

塩やライムがテキーラの甘みを際立たせるので、かなり飲みやすくなります。
なお、アルコール度数の高いテキーラを薄めずにそのまま飲むため、お酒が弱い方は注意しましょう。

おすすめのテキーラ銘柄

おすすめのテキーラ銘柄|プレミアムテキーラ

◆エラドゥーラ(HERRADURA) プラタ

テキーラの蒸留所として古い歴史を持つ「エラドゥーラ」が製造するプレミアムテキーラ。原料には自家農園で除草剤を使用せずに約10年かけて栽培したブルーアガベを100%使用。
こだわりとして原料を自然発酵させ、アメリカンホワイトオークの新樽のみで45日間の熟成を行っています。しっかりとした骨格のある風味と、すっきりとした上品な味わいが特徴です。
テキーラ特有の喉が焼けつくような刺激は少なく、口当たりも非常になめらかで、ストレートやロックでじっくりと味わえる1本です。

◆サウザ(Sauza) ブルー レポサド

テキーラのパイオニアとして知られる「サウザ」の人気銘柄で、独自のアガべ抽出方法と特別な酵母により、えぐみの少ないフレッシュな味わいを引き出しています。2ヵ月間熟成された「レポサド」は、まろやかな口当たりがポイントで、常温で味わうほか、炭酸で割ったハイボールやカクテルなど、さまざまな飲み方が楽しめます。
青い鳥のパッケージがスタイリッシュでコスパの高い上質なテキーラとしておすすめの1本です。

◆パトロン(PATRON) アネホ

世界的に有名な「パトロン」のプレミアムテキーラで、個性的なボトルが特徴。
6~7年の歳月をかけて栽培したアガベのなかから厳選されたモノだけを原料に丁寧に製造されています。
異なる2つの樽で1年以上寝かせた「アネホ」を黄金比率でブレンドしたプレミアムな銘柄です。
樽由来のバニラ香と、ハチミツのように濃厚な風味、トロリとしたなめらかな口当たりを常温のストレートでお楽しみください。

◆ドンフリオ(Don Julio) アネホ

小さいバーボン樽で最低でも1年半熟成し、爽やかですっきりした辛口の味わいと、かすかな蜂蜜を思わせる甘みが特徴。柔らかい口当たりと、なめらかな喉ごしでストレートかロックで、高級な味わいをじっくりと楽しむのに最適な1本。
本格的な高級テキーラを味わいたい方におすすめのプレミアムテキーラです。

◆クエルボ(Quervo) 1800 レポサド

高級感の漂うゴールドなカラーとフルーティーな風味が特徴のプレミアムテキーラ。原料にはブルーアガベが100%使用され、豊かでコク深い味わいで6ヵ月以上の熟成を行っています。
フレッシュなブルーアガベやオーク樽由来のほのかな香りに、芳醇でまろやかな味わいを楽しめる1本です。

◆オルメカ(OLMECA) ゴールド レポサド

ロゴマークにメキシコの古代文明「オルメカの巨大石像」をモチーフにした「オルメカ」のプレミアムテキーラ。オーク樽で6ヵ月間の熟成を行い、コク深い甘みを感じつつ、複雑で心地よい刺激と香味が特徴。
フレッシュなブルーアガベの風味に、ほのかにグレープフルーツを思わせる柑橘系の香りが漂い、口に含むと甘みとともに、酸味のあるドライさを感じます。
ストレートはもちろん、カクテルベースとしても楽しめる1本です。

◆ポルフィディオ(PORFIDIO) プラタカクタス

樽による熟成を行わずに製造されたシルバーテキーラ。
原料には10年もののブルーアガベを使用し、1回だけ絞り出した上質なアガベ100%ジュースを、
温度管理が可能な、ステンレススチール製タンクで8日間かけてじっくり発酵して、香りを引き出しています。蒸留も3回かけて丁寧に行われ、上質な香りやコクが感じられるのが特徴。
素材が持つ本来の味わいが活かせる、シンプルなカクテルでゆったりと楽しむのにおすすめの1本。

おすすめのテキーラ銘柄|ミクストテキーラ

◆オレンダイン(Orendain) ブランコ

本場メキシコではトップシェアを有するブランドとしても親しまれる、「オレンダイン」のミクストテキーラです。アガベアスールを70%使用して造られ、樽による熟成を行わず、すっきりとした爽やかな味わいが特徴。
アガベアスールの風味がほんのり残る青臭いフレッシュさと、アルコール度数が38%と控えめなのもポイント。マルガリータのベース用としてもおすすめの1本です。

◆サウザ(Sauza) シルバー

テキーラの代表ブランドである「サウザ」が造るミクストテキーラ。
上質なアガベとトウモロコシを使用した、リーズナブルな価格の定番テキーラとして知られています。すっきりとしてクセがなく、しっかりとした風味のバランスが取れているのが特徴。
ライムやグレープフルーツなど好みの材料と合わせたり、さまざまな飲み方で飽きずに飲み続けられる1本です。

◆カミノ・レアル(CAMINO REAL) ホワイト

70年以上の伝統と歴史を持つ「カミノ・レアル」蒸留所が製造するミクストテキーラ。
乾燥させ中身をくり抜いたヘチマをイメージした、丸みのあるユニークなデザインのボトルが印象的。
クセが少なくライトなテイストなので、テキーラが苦手な方でも飲みやすく、カクテルベースとしても適しています。価格も安いため、気軽にさまざまなカクテルづくりに使える1本です。

👉クラフトジンの定義とは?クラフトジンの選び方や飲みやすい銘柄5選

👉「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン(カシスリキュール)」を楽しもう!

まとめ

アガベという植物を主原料とするテキーラはアルコール度数35%~55%で、多くの人がイメージするほど強いお酒ではありません。
また熟成年数によって、ブランコからエクストラ・アネホの5つに分類されます。

たとえ同じ銘柄でも、熟成度によって味わいが全然異なるのもテキーラの醍醐味と言えるかもしれません。
また、日本ではショットが有名ですがロックも美味しく、海外では最も親しまれた飲み方です。

ぜひ違う熟成度や飲み方で飲み比べしてみてください。

クラフトジンの定義とは?クラフトジンの選び方や飲みやすい銘柄5選

2016年ごろから話題になり現在でも多くの人に愛されているクラフトジンは、普通のジンと何が違うのでしょうか。
お酒好きであればチェックしておいて損はありませんし、より一層お酒を楽しむきっかけにもなります。

飲みやすい銘柄もピックアップしているので初心者も必見です!

クラフトジンの定義とは?

結論から言うと、「クラフトジン」に明確な定義はありません。

一般的な目安としては、少量生産かつ強いこだわりをもって生産されたジンを指します。

「ジン」の定義としてはジュニパーベリーを使用していれば、ほかは様々なボタニカルを使用してもよいという自由度の高いお酒です。

その中でクラフトジンはこだわりの素材を使用して、銘柄ごとに個性的な風味を造り出し、差別化を図っているモノが多くあります。

また大手メーカーによる大量生産ではなく、小規模なメーカーが手掛けるものが多いのが特徴です。
量よりも質を重視しているため、オリジナリティの溢れる味わいを楽しめます。

2016年には純日本製のクラフトジンが誕生し、世界中で注目を集めるようになったのもポイントでしょう。
米を原料としたスピリッツに柚子や桜、玉露などのボタニカルを使っており、日本らしさをふんだんに表現していて、芸術とも呼べる仕上がりになっています。

クラフトジンの選び方

日本をはじめイギリスやイタリアなど様々な国で製造されるクラフトジンは、産地ごとに特徴があります。

蒸留所のある土地特有の素材を使った銘柄にトライすることで、新しいおいしさに出会えます。

また、好きな香りや風味がわかっている方は、その素材が含まれた銘柄を選んで、味わいの違いを比べてみるのもおすすめです。

好きな産地がある人はそれを、初心者はまず日本産やイギリス産のものを選んでみましょう。

また、風味を重視したい人はボタニカルから選ぶのもおすすめです。
スタンダードなのは柑橘系ですが、甘い香りのフローラル系やピリッとしたアクセントあるスパイス系など様々な種類があります。

さらにボトルデザインにはお酒の味やテーマが表現されており、ある程度どのような味わいかを理解するのにぴったりです。

ラベルの文字やフォルムなど細部にまでこだわっており、どれもユニークでスタイリッシュに仕上がっています。

国によってもデザインが異なるため、見た目や直感で選ぶのもありです。
また、デザイン性の高いボトルは、おしゃれなインテリアとしても映えます。
目でも舌でも至福のひとときが味わえるのでおすすめです。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

飲みやすい銘柄5選

日本人の口に合うのは、やはり同じ国で生まれたクラフトジンでしょう。
中でも京都蒸留所で誕生した「季の美や、宮下酒造の「クラフトジン岡山などがおすすめです。

どちらもジンの定義であるジュニパーベリーに10種類以上のボタニカルを追加しており、伝統とオリジナリティの融合が楽しめます。
日本人にとって馴染みが深い、生姜や紫蘇などのスッキリとした風味が特徴です。

またスペインの「ジン・マーレやフランスの「ジェネラス、ドイツの「ペルノ・リカール モンキー47」などは、華やかな甘みと柔らかな口当たりのクラフトジンで、初めての人でも飲みやすいでしょう。
どれも香りや味には個性があるため、最高の1本を見つけるのも楽しいです。

◆京都蒸溜所 季の美 京都ドライジン

スタンダードなロンドンドライスタイルのクラフトジン。
お米で造られたライススピリッツと、ボタニカルには玉露や柚子など日本の食材を使用しているのが特徴。
全てのボタニカルをまとめて蒸留するのではなく、ボタニカル毎に特徴に合わせて分類・蒸留する雅製法を採用。
ジン専門の「京都蒸溜所」が和を追求し、丹精込めて造られた1本です。

◆宮下酒造 クラフトジン岡山

米焼酎をベースにジュニパーベリー等の十数種類のボタニカルを配合、蒸留したのち後、焼酎用の樫樽にて貯蔵して造られたボトル。
国内初の試みである、樫樽貯蔵のジン。
さわやかな香りと奥深い新しい味わいが楽しめる1本です。

◆ジン・マーレ(GIN MARE) クラフトジン

スペインの小さな漁村「コスタ・ドラダ」で造られているクラフトジン。
ジュニパーベリー・カルダモンなどのほかに、オリーブ・バジル・ローズマリーなど、地中海ならではのボタニカルを使用。
地中海の恵みをふんだんに受けて、海をイメージさせるボトルデザインもおしゃれな1本です。

◆ジェネラス ジン(Generous Gin)

日本ではあまり流通していない、天然由来の原料を使用したフランスのクラフトジン。
ジュニパーベリーやシトラスなど、爽やかさと華やかさのある香りが特徴。
白いボトルにモノトーンのデザインが映える、おしゃれなボトルも魅力です。
レモン・ジャスミン・ペッパーの風味も感じられ、スッキリとした味わいが楽しめる1本です。

◆ペルノ・リカール(PERNOD RICARD) モンキー 47 ドライ・ジン

ドイツのブラックフォレスト原産の47種類ものボタニカルを使用したクラフトジン。
手摘みされたフレッシュな食材と、まろやかな湧き水とブレンドされたのが特徴。
複雑ながらもまとまりのある味わいが楽しめる1本です。

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まとめ

クラフトジンは生産量よりも質を重視しているため、大手メーカーのジンよりも高価ですが、こだわりの調合で唯一無二の風味を満喫できます。
産地やボタニカルによって個性が際立つのも特徴で、様々な銘柄を飲み比べるのも楽しいでしょう。

今後もブームは続くと予想されており、よりオリジナリティ溢れる銘柄の登場も期待できます。