テキーラの原料と度数は?熟成度によって違う5分類と美味しい飲み方

お酒の種類の中でも度数が高いことで知られるテキーラは、世界4大スピリッツの1つです。しかし原料や度数をしっかり把握している人は少ないかもしれません。

また、テキーラには、透明な色合いのテキーラと琥珀色に色づいたウイスキーのような色合いのテキーラがあります。
この色の違いは、テキーラの樽熟成の有無によるもの。

今回はテキーラをもっと気軽に楽しめるよう、特徴や分類、美味しい飲み方などを紹介します。

テキーラの条件と原料、度数どれだけ?

テキーラの条件は

テキーラと呼ぶには認定機関による厳しい条件をクリアしていなければなりません。
1つ目、メキシコの限定された地域で収穫したアガベを51%以上使用することが必須条件です。

2つ目、限定地域はハリスコ州・グアナファト州・タマウリパス州・ナヤリ州・ミチョアカン州の5州が指定されています。
さらに、ハリスコ州のテキーラ村と周辺地域で、最低でも2回以上の蒸留を行うことも条件となります。

3つ目、アルコール度数は35~55%の範囲に定められているほか、いくつかの成分の配合量に規定があり、すべてをクリアしたモノのみテキーラと名乗れます。テキーラというとアルコール度数が非常に高いイメージが強いですが、実は35%~55%と決められているのです。

とはいえ日本人によく飲まれているビールや日本酒と比べると強いお酒なので、飲む際には注意が必要です。

ポケットソムリエは、ユーザー様の好み・予算などを入力するだけで、「日本ソムリエ協会(J.S.A)の資格」、世界最大のワイン教育機関が認定する「WSET Level3以上の資格」を持つ知識と経験が豊富なエキスパートが、お客様専属のソムリエのようにご要望に沿ってワインをセレクト致します。

テキーラの原料は

テキーラの主原料は、ガべ・アスール・テキラーナ・ウェーバー」というアロエに似た植物です。
アメリカ南部から南米に自生している植物で、日本語では竜舌蘭(リュウゼツラン)と呼ばれています。

メキシコではアガベのみで作られたテキーラが主流です。
他の地域で作っているものは、51%以上のアガベとサトウキビから抽出されるモラセスを混合しています。

熟成度によるテキーラの分類

テキーラのは熟成段階によって5つに分類されます。

熟成期間の長さで決まっており、「ブランコ→ホーベン→レポサド→アネホ→エクストラ・アネホ」の順に熟成期間が長くなり、色合いも濃くなります。

まずテキーラの色合いですが、テキーラには透明なタイプと、やや琥珀色っぽく色づいたタイプがありますが、これは樽熟成の有無によるもの。

実は、熟成する前の、出来立てのテキーラは全て無色透明です。
オーク樽で長期間熟成させることによって、樽の木の成分がテキーラに溶け出し、だんだん色づいてくるのです。※ウイスキーと同じです。

もちろん熟成によって出る影響は色合いだけでなく、香り・味にも影響が出ます。

ブランコ(Blanco)

出典:AMAZON

最も熟成年数の少ないテキーラはブランコと呼ばれ、樽熟成をしていないうえに無色透明な見た目なのが特徴です。
ほのかな甘みの中に爽快感のあるキレやスパイシーな香りがあり、喉にひっかかる苦みも楽しめます。
熟成期間は60日以内なので、香りよりもすっきりと飲みたい人に向いているでしょう。

よくシルバーやプラタなどの表記も見かけますが、同じ意味合いで使用されています。
どの銘柄からも基本的にはリリースされており、熟成がない分、販売価格は少し安めに。

ちなみにテキーラベースのカクテルに使用されるのは、基本的にはこのブランコです。

ホーベン(Joven)

ブランコとレポサドなど樽で熟成したテキーラをブレンドしたモノ、またはブランコをカラメルで着色したタイプを指します。クリアな味わいが特徴のブランコに樽熟成したテキーラを加えることで、香りや旨みが増しているのがポイント。口当たりのよいテキーラを楽しみたい方におすすめです。

また、ゴールドと呼ばれることもありますが、ミクストテキーラでよく見られます。

レポサド(Reposado)

出典:AMAZON

次に熟成年数の少ないテキーラはレポサドです。オーク樽で2ヶ月以上熟成させた、やや薄いゴールドに色づいたテキーラ。
レポサドもブランコ同様ほとんどの銘柄からリリースされており、販売価格はブランコより1〜2割高い程度です。

ちなみにレポサドとは「休ませた」という意味。
短いながらも樽熟成させることで、樽由来の甘い香味が加わっており、ブランコよりやや落ち着いた味わいとなります。

アネホ(Anejo)

出典:AMAZON

オーク樽で1年以上熟成させた、琥珀色に色づいたテキーラ。
アネホ以降は樽のサイズに規定があり、600ml以下の樽を使用しなければなりません。
ミクストテキーラなど安価なテキーラからはリリースされてることは少なく、知名度のあるプレミアムテキーラで見かけます。
アネホ以降は基本的に高級品となり、どれだけ安くても3000円台から、高いものなら1万円を超えるものもあります。

味わいとしては、樽由来のバニラ香を感じ、蜂蜜のような甘い香りやフルーティーな香りも特徴的で、なめらかでコクがあり、はっきりと甘みを感じます。

1年以上も熟成させているので、アガベ本来の香味というよりは、樽由来の甘い香味の方が強くなります。
ざっくり言えば、若いウイスキーに似た風味があり、飲み方もウイスキーのようにじっくり味わうのが一般的です。

エクストラ・アネホ

出典:AMAZON

オーク樽で3年以上熟成させた、ブロンドのような濃い色合いのテキーラ。
テキーラの特定名称の最上級にあたり、最高級のテキーラとなります。
当然ながらとても高価で、基本は1万円以上、高いものなら5万円以上するものも。

樽熟成期間がかなり長いため、樽由来の甘い香味がかなり強く、ウイスキーやブランデーのような複雑な香りとなります。

強い香りと複雑な風味を好む人には、最も熟成年数の長いエクストラ・アネホがおすすめです。

味わいは樽由来のチョコレートやバニラ香を感じ、蜂蜜やシナモンなどの甘く芳醇な香り。
味わいは、アルコール感や雑味、エグ味が少なく、スムースでクリーミーな甘みがあり、余韻が長く続きます。

エクストラ・アネホをリリースしている銘柄は少なく、日本で流通しているものだとラインナップは限られます。
また商品名に「エクストラ・アネホ」と付くことが少なく、各銘柄の最上位の特別なシリーズとしてリリースされることが多いのも特徴。
(例:ドンフリオのエクストラ・アネホの場合、ドンフリオ・エクストラ・アネホではなく「ドンフリオ・レアル」としてリリースされている)

 

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

テキーラの種類

プレミアムテキーラ

出典:AMAZON

一般的に「ブルーアガベ」とも呼ばれているアガベを100%使用して製造したテキーラが「プレミアムテキーラ」です。

副原料は一切使用せず、ブルーアガベのみが原料に用いられています。アガベ特有の甘い味わいや風味がしっかりと楽しめるのが特徴です。ボトルのラベルには「100% de Agave」の刻印がされています。

ミクストテキーラ

出典:AMAZON

ブルーアガベを51%以上使用することは条件として、糖蜜やトウモロコシなどから蒸留したお酒などを混合させたテキーラが「ミクストテキーラ」です。副原料を使用しているため、はっきりとした甘みが感じられるモノもあります。

初心者の方や、強いお酒が苦手な方でも飲みやすい、ショットをはじめカクテルの材料としても幅広く楽しめます。また、プレミアムテキーラに比べて安価なため、テキーラを試してみたい方にもおすすめです。

テキーラの美味しい飲み方

テキーラといえばショットグラスを使って一気に飲むイメージがありますが、海外では「日本人はテキーラの美味しい飲み方を分かっていない」と言われています。
海外ではロックで飲むのがスタンダードなスタイルで、テキーラ愛飲家やセレブたちもこの飲み方が多いです。

氷が溶けていくほどまろやかさが増し、深い味わいを楽しめます。
口当たりも良くスムーズに喉を通るので、「ストレートではアルコール感が強すぎる…」と感じる人にも最適でしょう。

また本場の飲み方としてメキシカンスタイル(ストレート)。ショットグラスにテキーラをストレートで注いだ後、塩とカットライムを用意すれば準備完了です。

まずはカットライムをかじり、その後テキーラを口に流し込んでから最後に塩を舐めます。ライムの酸味とテキーラの味、塩味が相まって楽しめるのが特徴です。

塩やライムがテキーラの甘みを際立たせるので、かなり飲みやすくなります。
なお、アルコール度数の高いテキーラを薄めずにそのまま飲むため、お酒が弱い方は注意しましょう。

おすすめのテキーラ銘柄

おすすめのテキーラ銘柄|プレミアムテキーラ

◆エラドゥーラ(HERRADURA) プラタ

テキーラの蒸留所として古い歴史を持つ「エラドゥーラ」が製造するプレミアムテキーラ。原料には自家農園で除草剤を使用せずに約10年かけて栽培したブルーアガベを100%使用。
こだわりとして原料を自然発酵させ、アメリカンホワイトオークの新樽のみで45日間の熟成を行っています。しっかりとした骨格のある風味と、すっきりとした上品な味わいが特徴です。
テキーラ特有の喉が焼けつくような刺激は少なく、口当たりも非常になめらかで、ストレートやロックでじっくりと味わえる1本です。

◆サウザ(Sauza) ブルー レポサド

テキーラのパイオニアとして知られる「サウザ」の人気銘柄で、独自のアガべ抽出方法と特別な酵母により、えぐみの少ないフレッシュな味わいを引き出しています。2ヵ月間熟成された「レポサド」は、まろやかな口当たりがポイントで、常温で味わうほか、炭酸で割ったハイボールやカクテルなど、さまざまな飲み方が楽しめます。
青い鳥のパッケージがスタイリッシュでコスパの高い上質なテキーラとしておすすめの1本です。

◆パトロン(PATRON) アネホ

世界的に有名な「パトロン」のプレミアムテキーラで、個性的なボトルが特徴。
6~7年の歳月をかけて栽培したアガベのなかから厳選されたモノだけを原料に丁寧に製造されています。
異なる2つの樽で1年以上寝かせた「アネホ」を黄金比率でブレンドしたプレミアムな銘柄です。
樽由来のバニラ香と、ハチミツのように濃厚な風味、トロリとしたなめらかな口当たりを常温のストレートでお楽しみください。

◆ドンフリオ(Don Julio) アネホ

小さいバーボン樽で最低でも1年半熟成し、爽やかですっきりした辛口の味わいと、かすかな蜂蜜を思わせる甘みが特徴。柔らかい口当たりと、なめらかな喉ごしでストレートかロックで、高級な味わいをじっくりと楽しむのに最適な1本。
本格的な高級テキーラを味わいたい方におすすめのプレミアムテキーラです。

◆クエルボ(Quervo) 1800 レポサド

高級感の漂うゴールドなカラーとフルーティーな風味が特徴のプレミアムテキーラ。原料にはブルーアガベが100%使用され、豊かでコク深い味わいで6ヵ月以上の熟成を行っています。
フレッシュなブルーアガベやオーク樽由来のほのかな香りに、芳醇でまろやかな味わいを楽しめる1本です。

◆オルメカ(OLMECA) ゴールド レポサド

ロゴマークにメキシコの古代文明「オルメカの巨大石像」をモチーフにした「オルメカ」のプレミアムテキーラ。オーク樽で6ヵ月間の熟成を行い、コク深い甘みを感じつつ、複雑で心地よい刺激と香味が特徴。
フレッシュなブルーアガベの風味に、ほのかにグレープフルーツを思わせる柑橘系の香りが漂い、口に含むと甘みとともに、酸味のあるドライさを感じます。
ストレートはもちろん、カクテルベースとしても楽しめる1本です。

◆ポルフィディオ(PORFIDIO) プラタカクタス

樽による熟成を行わずに製造されたシルバーテキーラ。
原料には10年もののブルーアガベを使用し、1回だけ絞り出した上質なアガベ100%ジュースを、
温度管理が可能な、ステンレススチール製タンクで8日間かけてじっくり発酵して、香りを引き出しています。蒸留も3回かけて丁寧に行われ、上質な香りやコクが感じられるのが特徴。
素材が持つ本来の味わいが活かせる、シンプルなカクテルでゆったりと楽しむのにおすすめの1本。

おすすめのテキーラ銘柄|ミクストテキーラ

◆オレンダイン(Orendain) ブランコ

本場メキシコではトップシェアを有するブランドとしても親しまれる、「オレンダイン」のミクストテキーラです。アガベアスールを70%使用して造られ、樽による熟成を行わず、すっきりとした爽やかな味わいが特徴。
アガベアスールの風味がほんのり残る青臭いフレッシュさと、アルコール度数が38%と控えめなのもポイント。マルガリータのベース用としてもおすすめの1本です。

◆サウザ(Sauza) シルバー

テキーラの代表ブランドである「サウザ」が造るミクストテキーラ。
上質なアガベとトウモロコシを使用した、リーズナブルな価格の定番テキーラとして知られています。すっきりとしてクセがなく、しっかりとした風味のバランスが取れているのが特徴。
ライムやグレープフルーツなど好みの材料と合わせたり、さまざまな飲み方で飽きずに飲み続けられる1本です。

◆カミノ・レアル(CAMINO REAL) ホワイト

70年以上の伝統と歴史を持つ「カミノ・レアル」蒸留所が製造するミクストテキーラ。
乾燥させ中身をくり抜いたヘチマをイメージした、丸みのあるユニークなデザインのボトルが印象的。
クセが少なくライトなテイストなので、テキーラが苦手な方でも飲みやすく、カクテルベースとしても適しています。価格も安いため、気軽にさまざまなカクテルづくりに使える1本です。

👉クラフトジンの定義とは?クラフトジンの選び方や飲みやすい銘柄5選

👉「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン(カシスリキュール)」を楽しもう!

まとめ

アガベという植物を主原料とするテキーラはアルコール度数35%~55%で、多くの人がイメージするほど強いお酒ではありません。
また熟成年数によって、ブランコからエクストラ・アネホの5つに分類されます。

たとえ同じ銘柄でも、熟成度によって味わいが全然異なるのもテキーラの醍醐味と言えるかもしれません。
また、日本ではショットが有名ですがロックも美味しく、海外では最も親しまれた飲み方です。

ぜひ違う熟成度や飲み方で飲み比べしてみてください。

ブランデーはお酒初心者でも楽しめる?製法や産地など基礎知識まとめ

ブランデーは何となく高級な印象が強いですが、お菓子作りや肉料理などにも使用される意外と身近なお酒です。
ただしいくら身近とはいえ、製法や産地まで知っている人は多くありません。

この機会に基礎知識を学んでおけば、まだブランデーを飲んだことが無い人にも魅力を伝えることができるでしょう。

ブランデーはお酒初心者でも楽しめる?

大人の嗜むお酒というイメージが強いブランデーは、その敷居の高さから飲まず嫌いに陥ってしまう人が多いです。
たしかにアルコール度数が高くゴクゴクと大量に飲むものではないので、初心者には手が出しづらいかもしれません。

しかし実を言うとブランデーは、初心者でも気軽に楽しめるお酒なのです。

ストレートで飲むのにためらいがある人は、ソーダ水やジンジャーエールで割ると飲みやすくなります。
また、ワインやウイスキーとは異なる味と香りを持っているため、アルコールドリンクの世界が広がるに違いありません。

そのため、むしろ初心者にこそ楽しんでもらいたいお酒とも言えます。

ブランデーとウイスキーの違いは?

ブランデーとウイスキーは色も非常に似ていて、お酒に詳しくない方にとっては同じように見えるかもしれませんが、原料や製法が全く異なる別のお酒です。

ウイスキーは、原料に大麦やライ麦などの穀物を使用して、糖化・発酵させて蒸留したのち、樽で熟成させて造ります。それに対して、ブランデーはブドウやリンゴなどを発酵させた果実酒を蒸留したのち、樽で熟成させて造ったお酒で、芳醇な香りと味わいを堪能できるのが特徴です。

ブランデーの製法

ブランデーは主にブドウを使って作られますが、中にはリンゴやサクランボなどの果物を原料にしたものもあるでしょう。
最初に圧縮機によって種や皮を潰さずに果汁を搾り取り、果汁を大きな樽の中で発酵させます。

酵母を使うか自然発酵されるかはメーカーによって様々ですが、手間と時間のかかる自然発酵の方が高級品になりやすいです。
発酵した果汁はアルコール度数の低い白ワインになり、これを蒸留器で2回蒸留してアルコール度数を高めます。

蒸留を終えたブランデーは樽の中で長期熟成し、ブレンドを経て各国へ出荷されるのです。

ブランデーの産地

ブランデーの主な産地はフランスです。
コニャックをはじめとした世界3大ブランデーは、全てフランスの各地方で生産されているでしょう。

ブランデーの名産地は上質なワインが造られる地域と一致しています。
なぜならブランデーもワインもブドウが主原料だからです。
そのため世界各国のブドウの名産地として有名な地中海周辺や南アフリカ、オーストラリアや中南米などでもブランデーが盛んに生産されています。

ブランデーの原料となるブドウの産地は、土壌の質により次の6つに分類されています。良質な土壌から順に「グランド・シャンパーニュ」「プティット・シャンパーニュ」「ボルドリー」「ファン・ボア」「ボン・ボア」「ボア・ゾルディネール」です。上位2つをブレンドしたモノは「フィーヌ・シャンパーニュ」と呼ばれます。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

ブランデーの種類

コニャック

ブランデーを語るうえで「コニャック」は欠かせない種類のひとつ。由来はフランスにあるコニャックという地方で、ユニ・ブラン、コロンバール、フォル・ブランシュなどのブドウを原料として使用しているのが特徴です。

ヘネシーやレミーマルタン、カミュをはじめとする定番の銘柄が多く揃っているのもポイント。ブランデーを初めて飲む方であれば、まずはコニャックから銘柄を探すのがおすすめです。

👉コニャックとはどのようなお酒のこと?飲み方や知っておきたい主な銘柄

アルマニャック

「アルマニャック」も、由来はフランスにあるアルマニャック地方で造られているブランデー。コニャックと同じくユニ・ブラン、コロンバール、フォル・ブランシュなどのブドウを原料として使用しています。

コニャックのとの違いは、コニャックの場合、完成までに蒸留を2回行いますが、アルマニャックは蒸留を1回だけしか行わないため、コニャックと比べて荒々しい味に仕上がるのが特徴です。

カルヴァドス

フランスのノルマンディー地方で造られているブランデーが「カルヴァドス」です。原料にブドウではなくリンゴを使用しているのが特徴です。甘くてフルーティーな香りを楽しめ、口当たりがよく、リンゴの風味が口いっぱいに広がります。

ただし、原料にリンゴを使用していても、フランスのノルマンディー地方以外で造られたモノはカルヴァドスと呼称できず、「アップル・ブランデー」という名称になるので選ぶときにはご注意を!!

ブランデーのおすすめ銘柄12選

◆レミーマルタン(REMY MARTIN) V.S.O.P

フランス製のリムーザンオーク樽を使用し、4〜12年熟成させた原酒をブレンド。
シルクのように滑らかな質感に、樽由来のバニラ香や、甘草のように繊細な風味が特徴。
ストレートやオン・ザ・ロック、カクテルなど様々に楽しめます。
比較的リーズナブルで入手しやすいため、レミーマルタンを手ごろに味わえる1本です。

◆サントリー(SUNTORY) V.O.

国産の定番銘柄のブランデー。原料のマスカット由来のフルーティーで華やかな香りと味わいでスッキリした口当たりが特徴です。
フルーツを加えたり、カクテルベースとして幅広い飲み方が楽しめます。
価格も安いので、ブランデーの入門として手軽に楽しめる1本デす。

◆レミーマルタン(REMY MARTIN) X.O.

1724年の創業の老舗ブランドの高級ブランデー。原料にグランド・シャンパーニュ産とプティット・シャンパーニュ産のブドウをブレンドしたフィーヌ・シャンパーニュです。
柑橘系の濃厚な甘さとほのかにナッツのような香ばしさがあり、口に含むと、フレッシュな果実のような香りが華やかに広がります。
X.Oランクの深く豊かな香りと味わいを存分に堪能できる1本です。

◆ヘネシー(Hennessy) V.S

世界的な人気がある「ヘネシー」ブランドのブランデー。厳選された原酒のみをブレンドし、新樽のフレンチオーク樽での熟成しています。
フルーティーで濃厚な甘い香り、ブドウの旨味とバニラのような甘さが感じられるのが特徴です。繊細でバランスがとれた味わいなので、ストレート・ロック・カクテルなど幅広いく楽しめる1本です。

◆サントリー(SUNTORY) V.S.O.P

キレのよい原酒とフルーティーな原酒をブレンドし、優雅な香りとすっきりとした飲み口のボトル。まろやかでクセがなく、国産の高品質なブランデーを手頃な価格で楽しめる1本です。

◆ニッカブランデー(NIKKA BRANDY) V.S.O.P白

熟成したりんごを原料に使用し、リンゴの熟成した滑らかな味わいとりんごならではの酸味や甘みを楽しめるボトル。メインは芳醇なリンゴの香りで、あとから樽由来のウッディさが感じられます。ストレートで香りを楽しむみながらや、クラッシュアイスをグラスに満たしてミストスタイルでどうぞ。

◆JPシェネ(J. P. Chenet) X.O

高い世界シェアを占めるフランスワインのブランド「JPシェネ」が造ったブランデー。
樽由来のバニラ香と、スムーズな口当たりに濃厚な甘味を感じられるのが特徴。
スタイリッシュなボトルデザインもポイントで、手軽に味わえる1本です。

◆カミュ(CAMUS) V.S.O.P.

ボルドリー産のブドウを使用し、厳選したオーク樽によって熟成されたV.S.O.Pランクのコニャックです。華やかで柔らかくフルーティーな風味に、ほのかなオークの香りが漂うまろやかな味わいが特徴。
蒸留の際に澱引きを行わない独自の製法により、ブドウ本来の豊かでコク深い味わえる1本です。

◆クルボアジェ(COURVOISIER) X.O.

オーク樽で長期熟成させた、X.Oランクのコニャックでフランス皇帝ナポレオンが愛飲していたといわれる高級ブランデー。ボルドリー産の良質なブドウ原酒をブレンドし、、滑らかな口当たりと重厚感でコク深い味わいが特徴。
1986年には、国際ワイン・スピリッツコンテストにて、優良なコニャックにも選ばれた1本です。

◆ラニョーサボラン(RAGNAUD SABOURIN) レゼルヴスペシャル No.20 コニャック

「ラニョーサボラン」はブドウ栽培から瓶詰めまでをすべて自社で行う蒸留所。
平均熟成20年のコニャックをブレンドし、まろやかさと繊細な味わいにフルーティーで柔らかな香りがほんのりと広がります。
キャラメルを添加しておらず、樽熟成そのものの色とブドウ本来の味を楽しめる1本です。

◆ポールジロー(PAUL GIRAUD) トラディション

「ポールジロー」はグランド・シャンパーニュ地区で400年以上にわたり高品質なコニャックを生み出し続ける老舗。
醸造から瓶詰めまですべての工程を手作業で行い、ブドウ由来の豊かな果実味と、熟成感のあるまろやかな味わいや香りが魅力。比較的リーズナブルな価格帯なので、ポールジロー入門としてふさわしい1本です。

◆マーテル(MARTELL) コイーバ

世界最高レベルのシガーブランド「コイーバ」と、フランスで屈指の人気コニャックブランド「マーテル」のコラボによって誕生した高級ブランデー。
エレガントで華やかな香りが広がり、上品なバニラやキャラメルのような濃厚で甘い風味を伴うのが特徴です。アルコール度数は43%とパワフル味わいで、パンチの効いた刺激的なコニャックの味わえる1本です。

ブランデーのAmazonランキングをチェック

 👉ブランデーの売れ筋ランキングをチェックしたい方はこちら。

   AMAZON売れ筋ランキング   

 

👉クラフトジンの定義とは?クラフトジンの選び方や飲みやすい銘柄5選

まとめ

最近ではリンゴやサクランボ、洋梨などのフルーツを原料としたブランデーも出回っており、それぞれがオリジナリティの溢れる味わいや香りを持っているため、飲み比べる人も多いです。

ブドウをはじめとした様々なフルーツから成るブランデーは、果実の香りが口いっぱいに広がるため初心者でも楽しめます。
ウイスキーと製法が似ており混同されることも多いですが、実際は全く異なるお酒なのです。

コニャック・アルマニャック・カルヴァドスなどさまざまな種類に分けられており、銘柄ごとに個性を感じられるのが魅力です。同じ銘柄でも熟成年数によって味・香りも変わり、飲み比べて自分に合う1本を探すのもおすすめ。

また、ブランデー選びには産地や主原料をチェックして、より味わい深いものを選んでお試しください。

クラフトジンの定義とは?クラフトジンの選び方や飲みやすい銘柄5選

2016年ごろから話題になり現在でも多くの人に愛されているクラフトジンは、普通のジンと何が違うのでしょうか。
お酒好きであればチェックしておいて損はありませんし、より一層お酒を楽しむきっかけにもなります。

飲みやすい銘柄もピックアップしているので初心者も必見です!

クラフトジンの定義とは?

結論から言うと、「クラフトジン」に明確な定義はありません。

一般的な目安としては、少量生産かつ強いこだわりをもって生産されたジンを指します。

「ジン」の定義としてはジュニパーベリーを使用していれば、ほかは様々なボタニカルを使用してもよいという自由度の高いお酒です。

その中でクラフトジンはこだわりの素材を使用して、銘柄ごとに個性的な風味を造り出し、差別化を図っているモノが多くあります。

また大手メーカーによる大量生産ではなく、小規模なメーカーが手掛けるものが多いのが特徴です。
量よりも質を重視しているため、オリジナリティの溢れる味わいを楽しめます。

2016年には純日本製のクラフトジンが誕生し、世界中で注目を集めるようになったのもポイントでしょう。
米を原料としたスピリッツに柚子や桜、玉露などのボタニカルを使っており、日本らしさをふんだんに表現していて、芸術とも呼べる仕上がりになっています。

クラフトジンの選び方

日本をはじめイギリスやイタリアなど様々な国で製造されるクラフトジンは、産地ごとに特徴があります。

蒸留所のある土地特有の素材を使った銘柄にトライすることで、新しいおいしさに出会えます。

また、好きな香りや風味がわかっている方は、その素材が含まれた銘柄を選んで、味わいの違いを比べてみるのもおすすめです。

好きな産地がある人はそれを、初心者はまず日本産やイギリス産のものを選んでみましょう。

また、風味を重視したい人はボタニカルから選ぶのもおすすめです。
スタンダードなのは柑橘系ですが、甘い香りのフローラル系やピリッとしたアクセントあるスパイス系など様々な種類があります。

さらにボトルデザインにはお酒の味やテーマが表現されており、ある程度どのような味わいかを理解するのにぴったりです。

ラベルの文字やフォルムなど細部にまでこだわっており、どれもユニークでスタイリッシュに仕上がっています。

国によってもデザインが異なるため、見た目や直感で選ぶのもありです。
また、デザイン性の高いボトルは、おしゃれなインテリアとしても映えます。
目でも舌でも至福のひとときが味わえるのでおすすめです。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

飲みやすい銘柄5選

日本人の口に合うのは、やはり同じ国で生まれたクラフトジンでしょう。
中でも京都蒸留所で誕生した「季の美や、宮下酒造の「クラフトジン岡山などがおすすめです。

どちらもジンの定義であるジュニパーベリーに10種類以上のボタニカルを追加しており、伝統とオリジナリティの融合が楽しめます。
日本人にとって馴染みが深い、生姜や紫蘇などのスッキリとした風味が特徴です。

またスペインの「ジン・マーレやフランスの「ジェネラス、ドイツの「ペルノ・リカール モンキー47」などは、華やかな甘みと柔らかな口当たりのクラフトジンで、初めての人でも飲みやすいでしょう。
どれも香りや味には個性があるため、最高の1本を見つけるのも楽しいです。

◆京都蒸溜所 季の美 京都ドライジン

スタンダードなロンドンドライスタイルのクラフトジン。
お米で造られたライススピリッツと、ボタニカルには玉露や柚子など日本の食材を使用しているのが特徴。
全てのボタニカルをまとめて蒸留するのではなく、ボタニカル毎に特徴に合わせて分類・蒸留する雅製法を採用。
ジン専門の「京都蒸溜所」が和を追求し、丹精込めて造られた1本です。

◆宮下酒造 クラフトジン岡山

米焼酎をベースにジュニパーベリー等の十数種類のボタニカルを配合、蒸留したのち後、焼酎用の樫樽にて貯蔵して造られたボトル。
国内初の試みである、樫樽貯蔵のジン。
さわやかな香りと奥深い新しい味わいが楽しめる1本です。

◆ジン・マーレ(GIN MARE) クラフトジン

スペインの小さな漁村「コスタ・ドラダ」で造られているクラフトジン。
ジュニパーベリー・カルダモンなどのほかに、オリーブ・バジル・ローズマリーなど、地中海ならではのボタニカルを使用。
地中海の恵みをふんだんに受けて、海をイメージさせるボトルデザインもおしゃれな1本です。

◆ジェネラス ジン(Generous Gin)

日本ではあまり流通していない、天然由来の原料を使用したフランスのクラフトジン。
ジュニパーベリーやシトラスなど、爽やかさと華やかさのある香りが特徴。
白いボトルにモノトーンのデザインが映える、おしゃれなボトルも魅力です。
レモン・ジャスミン・ペッパーの風味も感じられ、スッキリとした味わいが楽しめる1本です。

◆ペルノ・リカール(PERNOD RICARD) モンキー 47 ドライ・ジン

ドイツのブラックフォレスト原産の47種類ものボタニカルを使用したクラフトジン。
手摘みされたフレッシュな食材と、まろやかな湧き水とブレンドされたのが特徴。
複雑ながらもまとまりのある味わいが楽しめる1本です。

ジンのAmazonランキングをチェック

 👉ジンのAmazonの売れ筋ランキングをチェックしたい方はこちら。

   AMAZON売れ筋ランキング   

 

👉シェリー酒とは?作られる主な産地や美味しさが際立つ飲み方を紹介

まとめ

クラフトジンは生産量よりも質を重視しているため、大手メーカーのジンよりも高価ですが、こだわりの調合で唯一無二の風味を満喫できます。
産地やボタニカルによって個性が際立つのも特徴で、様々な銘柄を飲み比べるのも楽しいでしょう。

今後もブームは続くと予想されており、よりオリジナリティ溢れる銘柄の登場も期待できます。