ウィスキー愛好家が好むシングルモルトはどんな種類?基礎知識まとめ

ウィスキーにはいろいろな種類がありますが、その中でもウィスキー愛好者が好んで飲んでいるのがシングルモルトと言われています。
ここではシングルモルトの特徴についてまとめていますので、ウィスキーについて知りたい人は参考にしてみてください。また、シングルモルトの入門として飲んでいただきたい、10本も紹介します。

シングルモルトウィスキーとは?

ウィスキーは大麦麦芽のみを原料にしたモルトウィスキーと、トウモロコシなどの穀物を原料にしたグレーンウィスキーの2種類があります。

そしてこのモルトウィスキーのうち、他の蒸留所のものをブレンドせずに一つの蒸留所のモルトウィスキーで作られたものをシングルモルトウィスキーと言います。
蒸留所では使用する原料や仕込み水、樽、その土地の風土がそれぞれ異なるため、その蒸留所のこだわりがそのまま反映されています。

ご当地の「お酒&グルメ」をセットで選べる、産地直送通販サイト。
『お酒はグルメとセットで楽しみたい』という方へ。
そして大切な人へ、美味しいお酒とグルメを通じて“笑顔”と“ハッピー”をお届けします!

シングルモルトウィスキーの最大の魅力は個性

シングルモルトウィスキーはその蒸留所の歴史や製法のこだわりがそのままウィスキーに表れます。
一方で複数のウィスキーをブレンドさせたブレンデッドウィスキーは、絶妙なバランスでブレンドしているため、まろやかで口当たりも良く、飲みやすいのが特徴です。

シングルモルトウィスキーはブレンデッドウィスキーと違って、その蒸留所ごとの個性がハッキリとでています。
日本酒で言えば地酒のようなものでしょう。
そのため人によっては飲みにくい、おいしくないと感じるシングルモルトウィスキーもあるかもしれません。

ただそれこそシングルモルトウィスキー最大の魅力であり、ウィスキー愛好者はまさにその蒸留所ごとの個性を楽しんでいるといえるでしょう。
また個性が強いこともあり、そのシングルモルトウィスキーによって飲み方のバリエーションを楽しむこともできます。

比較的誰でも親しみやすいシングルモルトウイスキー

1本目:クラガンモア12年

これは、スコットランド産のシングルモルトウイスキーです。
クラガンモア蒸留所はスペイサイドにあり、スペイサイドはウイスキー作りのメッカとも言えるような、スペイ川を中心に蒸溜所が多く集まっているエリアです。

クラガンモア12年は、スペイサイドのモルトウイスキーの共通とも言われる華やかな香りだったり、甘く上品な香り立ちの良さがグッと詰まったとてもオススメな1本です。香り立ちとしてはとにかく華やかで香り高く、はちみつやバニラなど、スペイサイドのウイスキーを初めて試していただくには最高の1本です。

ハイボール、ロック、ストレートあらゆる飲み方に合いますし、普段ウイスキーを飲まない方、女性にも万能に飲んでいただけます。
ハイボールなら食中酒として最高ですし、ストレートでしたらバニラアイスにちょっとかけていただくだけで、一気にリッチで濃厚な甘さと、ハチミツのようなコクも合わさってかなりの高級デザートに早変わりします。

これはまず入門にかなりオススメしたい一本です。

2本目:グレンファークラス12年

これもスペイサイドのシングルモルトウイスキーですが、このグレンファークラスはまさに伝統的な製法、そしてファミリー経営をずっと続けているかなり歴史ある蒸溜所です。

味わいとしては、シェリー樽での熟成に大変こだわっていて、レーズンのような濃厚な甘さであったり、華やかな香りとしっかりとした厚みのある味わいを感じることができます。
特にマッカランと肩を並べるぐらい非常に人気の高い銘柄でもあり、マッカランと同様にシェリー樽熟成にこだわるウイスキーとしてはライバル的な位置関係かと思います。

特に、このグレンファークラス蒸溜所で使っているポットスチルは、独特な金管楽器のような形をしていて、加熱方法は直火炊きという直火加熱のやり方をしています。この方法は、非常に熱効率が悪く今ではなかなか採用されなくなっていますが、その加熱方法にずっとこだわっている伝統的な蒸溜所です。

甘口のウイスキーが飲みたい方やどっしりとした甘さが欲しい方には、このグレンファークラス12年はシェリー樽熟成タイプのウイスキーとしてかなり入門的にオススメの一本です。

ラインナップも様々展開されていて、21年や15年であったり、さらには105という樽出し原酒タイプも出されていますので、グレンファークラス12年が気に入られた方は、別の年代でも試していただく楽しみ方もできると思います。

おつまみとしては、「レーズン」や「レーズンサンド」など、グレンファークラスが持つ特徴を引き出すおつまみと合わせることで、より口の中で濃厚な幸せに包まれると思います。

👉グレンファークラスのおすすめはどれ?年代別ウィスキーの特徴を比較

3本目:グレンキンチー12年

グレンキンチー蒸留所はエジンバラやグラスゴーといた都心部が詰まっているローランドという南のエリアにあります。スコットランドはダンディとグリーノックという境界線を境に北はハイランド、南はローランドに分かれています。

ハイランド地域の中に、先ほど紹介したスペイサイドという地域がさらに分かれています。

ローランドエリアのウイスキーは、かなりスムースでデリケートな優しい味わいのものが多いんです。有名なものとして、オーヘントッシャンやこのグレンキンチー、今は閉鎖してしまいましたがローズバンク蒸溜所などがありました。
近年は、都心部周辺にグラスゴー蒸溜所などができて、観光産業の中心になってきており、都心部にも蒸溜所が少しずつ増えてきています。

その中でもこのグレンキンチーはかなり伝統的製法で造られる美酒で、味わいは滑らかであり、口当たりの柔らかさ、華やかな香りとして穀物のような優しい甘さというのがじんわりと広がります。

何よりこのデリケートな味わいは、オンザロックにしていただくとかなり、まったり甘く、やさしく、スッキリ楽しむことができ、ウイスキー初心者の方にも大変オススメしやすい銘柄です。

おつまみとしては、オンザロックだとマフィンや洋菓子と合わせることで、かなり穀物の甘さが引き立ちます。

特にこのグレンキンチー蒸留所はスコットランドでも最大級の大きさのポットスチルを使っていることで有名で、それによって味わいがゆっくりと磨かれて、このライトでデリケートな味わいが出来上がっていきます。

ローランドのウイスキーをかなり好んでいつも飲んでいる方は少ないと思いますが、デリケートで優しい味わいとすっきり爽やかに飲みたいという方には非常にお勧めです。

4本目:グレンモーレンジオリジナル

ハイランドの美酒として、間違いなくこのグレンモーレンジが一つ上がるんじゃないかなと思います。

この、グレンモーレンジ蒸留所は数々の呼び方がありますが、特に樽にこだわるパイオニアと言われます。蒸留で使うポットスチルは、操業当初は経営資金が非常に少なく、中古でジン用のポットスチルを買ってきて、ウイスキーを製造始めています。結果として、なんとも不思議な優雅で繊細な風味にグレンモーレンジが仕上がったらしいです。そして、今でも新調する釜は全て同じ形で必ず導入をしています。

そしてポットスチルはスコットランドで最長高と言われており、5.12 Mはキリンの高さと同じぐらいです。このグレンモーレンジのポットスチルとキリンを並べると大体同じくらいの背の高さで、かなり背の高い首の細いポットを使っています。
また、ブランドを象徴するキリンについてもすごく愛着を持っており、2020年より絶滅危惧種になりかけているキリンの保全活動にも乗り出しています。

さらに、グレンモーレンジ社が樽のパイオニアと言われる所以は、一度熟成させたウイスキーを意図的にシェリー樽や、ポートワインが染み込んだ樽に移し替えて、香りを付与するとウッド・フィニッシュ(Wood finish) という製法で市場に最初にウイスキーを投入したからです。

そういった点からも樽にこだわり、そしてポットスチルの伝統にもこだわり、そこから生み出されるフルーティーで、フローラルな香りが多くの方に支持をされているブランドです。

何よりスコットランドの中で一番選ばれているシングルモルトがこのグレンモーレンジと言われるぐらい、常に世界のトップ5に必ず入る大人気な銘柄です。

日本でも、このグレンモーレンジのハイボール大変人気が高くて、オレンジスライスを切って入れたオレンジハイボールなどはとてもお勧めです。
ハイボールを食中酒としていただくのであれば、カプレーゼやトマトパスタといった酸味が効いたイタリアン料理に非常に合います。
他にはフィナンシェ、オレンジピールのチョコレートがけなどのちょっと強さと酸味が感じられるような洋菓子と合わせるのもおすすめです。
このグレンモーレンジの華やかな甘さをより感じられるのではないかと思います。

👉ファン急増?長く愛されるグレンモーレンジィの魅力やヒストリーに迫る

5本目:オールドプルトニー12年

これはまさに港町で育ったモルトウイスキーなんです。

先ほど紹介したグレンモーレンジ蒸溜所よりもさらに北に位置するWick(ウィッグ)という本土最北に位置する蒸溜所です。
まず、このウイスキーボトルはかなり独特な形をしていますが、蒸溜所に置いてあるポットスチルの形も独特で寸胴のひょうたんみたいな形をしています。これは設計をした際に、天井に入りきらなくて頭部分をスパッと切ったT字シェイプという独特な形です。

味わいはまさにちょっと潮っけのある香りとはちみつそしてバニラ、3つの要素が絶妙に絡み合った圧倒的なバランスを誇っているウイスキーです。

口に含んで鼻から抜けていくときに、ほのかな潮っけを感じられ、塩レモンや塩キャラメルの中にほのかに潮っけが感じられます。いつ飲んでもバランスの取れたオールラウンダーな1本です。

プルトニー蒸留所があるウィックという街自体も、もともと大州最大のニシン漁で栄えていた伝統のある街です。その港町から生み出された、磯の香りと海で育まれたモルトウイスキーをぜひ味わってみてください。

これも熟成年数として ノンエイジから様々な年数のものがありますので、オールドプルトニーが気に入られた方は年数を変えて、飲み比べてみるのもおすすめです。
そして、何か食事と合わせるのであれば、パエリア、アクアパッツァやその他にドライアップルなどのドライフルーツ、バニラアイスにかけてデザート感覚で楽しむこともできるかなりオールラウンダーです。

個性がはっきりとした味わい深いおススメのウイスキー

6本目:スプリングバンク10年

スプリングバンク蒸留所はスコットランドのキャンベルタウンというかなり南西部よりの位置している場所です。

このスプリングバンク蒸留所があるキャンベルタウンは1大ウイスキー産業で盛り上がりましたが、今ではグレンガイル、グレンスコシアそしてこのスプリングバンクという有名な蒸溜所残すのみとなってます。

このスプリングバンク蒸留所が素晴らしいのは、まず麦を作る製麦の段階そして最後のボトリングまでを一貫して全て自給自足しています。そして、生産まで全てを完結させるということで、かなりファンの間でも人気の高い銘柄です。

伝統と革新を繰り返しながら、3タイプの製品を作り出すなど様々な試みを行っています。その3タイプのウイスキーは、このスプリングバンクそしてロングロウ、ヘーゼルバーンの3タイプです。
このロングロウ、ヘーゼルバーンは、以前閉鎖してしまったキャンベルタウンに実際あった蒸溜所の名前を銘柄として現在生産しています。スプリングバンク蒸留所では蒸留回数を2回、2.5回、3回と分け、さらにピートを炊いたスモーキーフレーバーもそのスモーキーの度合いに応じて使い分けをしています。

スプリングバンクはその中間的な作り方として、2.5回蒸留でそこまでスモーキーさは感じられないんですけれども、一部ピートで香り付けをしています。

一方、ヘーゼルバーンは3回蒸留をして、さらにノンピートタイプなので熱風乾燥だけを行なっています。そして、ロングロウは業界でもかなり珍しく、ピートだけで乾燥させているウイスキーです。

他の蒸留所では、基本はピートで12時間や18時間ぐらい炊いた後に熱風乾燥させますが、ロングロウに関しましては全てをピートだけで乾燥させるので、やはり厚みのあるスモーキーフレーバーを感じられ、2回蒸留ということで味わいも非常に厚みのあるのが特徴です。

とにかくこのスプリングバンク蒸留所は新たな革新と、伝統も守りながら共に引き継いでる素晴らしい蒸溜所です。

おつまみとして、ストレートまたはロックだったら一緒にレモンケーキとか洋菓子を合わせるのが良く、ちょっと贅沢にハイボールにしていただくなら、茹でた塩ソラマメが最高に相性が良かったのでぜひ一度試して欲しいなと思います。

まさにモルトの香水と言われるほど、10年とは思えない圧倒的な香りの密度と濃厚さがあり、とても味わい深い一本です。

👉塩辛いウィスキー?スプリングバンクの特徴や発祥の歴史をまとめました

7本目:ボウモア12年

これはアイラモルトの女王と言われ、スコットランドでもかなり有名なアイラ島にあります。

この島がなぜ有名かと言うと、スモーキーフレーバーやヨード臭など一般的にはちょっとクセのある香りと、磯の風味そして煙たい香りというのがしっかりと感じられるウイスキーが集まっているからです。

特にアイラ島の南側に位置するアドベックラガヴーリンラフロイグはかなりパワフルでスモーキーなタイプがあり、その島の中間地点に位置しているのがボウモア蒸溜所です。

創業は1779年と圧倒的に歴史のある蒸溜所としてアイラ島では最古の蒸留所とも言われています。ボウモア蒸溜所が位置している場所は海抜ゼロメートルの所に第一貯蔵庫があり、これがナンバー1ボルト(Vault)と呼ばれます。ボルトとは貯蔵庫や倉庫という意味で、まさに波しぶきがバシャバシャ当たるようなところに貯蔵庫があります。

実際このナンバーワン貯蔵庫の中に足を踏み入れると、磯の香りが充満していてまさに海の中で育まれたウイスキーと感じられます。

ただボウモアは、アイラ島のウイスキーの中では比較的入門しやすい一本で、甘さとコクがありながらスモーキーフレーバーもあり、バランスが良い一本として知られています。

香の中にはスモーキーさだけでなく、レモンのような爽やかな甘い香りもあり、
そして滑らかなコクはチョコレートと合わせて食べていただくにもすごくオススメな一本です。

またハイボールにしていただくのもすごく相性が良く、ホタテとかスモークサーモンなどの魚介と合わせるのも最高です。実際アイラ島では生牡蠣にボウモアをスペシャルソースとしてかける食べ方もあるぐらいですので、海鮮好きな方にはたまらない一本になります。

👉ボウモアの伝統製法や歴史は?癖のある味をどう美味しく飲めば良い?

8本目:ハイランドパーク12年

これはアイラ島と違って、島で作られてはいますがアイランズモルト(諸島)になります。アイランズの中にはインナーヘブリディーズ、アウターヘブリディーズと内周外周でそれぞれいろんな諸島があり、その中のオークニー諸島のメインランド島というところに位置する蒸溜所です。

かなり最北にあり、寒冷地なので、樹木が一切育ちません。このメインランド島で育つピートは、ヘザー(日本ではエリカ)という植物の花が枯れて堆積していたもので、地表奥深くまで天然のピート層が豊富にあります。

そのため、このハイランドパークはヘザーで仕込んだピートとこのピートで燻した香りが、どことなく鼻通りの良い華やかな香りと蜂蜜のように滑らかな甘さがしっかりと感じられ、その奥底にほのかにスモーキーさがあります。

このハイランドパークは、ボウモアやスプリングバンクと同様にフロアモルティングという”床に水を与えた麦を敷いてそれをスコップで敷き返す”かなりの重労働で空気を与えながら麦を発芽させる方法を行います。
これを今でも対応続けている蒸留所のひとつです。

1700年代から操業が続くかなり伝統ある蒸留所で、色々な北欧神話に出てくる神ソー・オキ・フレイヤ・オーディンンなどの北欧神話シリーズを出したり、30年、40年と長期熟成のラインナップもかなり豊富です。

とにかく味わい深く蜂蜜のような香りであり奥底に感じるスモーキーさ、味わいの厚みこれらのバランスの良さが圧倒的すぎてロックで飲むと思わずうなるぐらいの味わいの厚みです。

40%のアルコール度数に思えないぐらいの味わい深さがあり、とてもオススメの一本です。おつまみとしては、ゴルゴンゾーラチーズやマンゴーなどのドライフルーツなどすごく味わいが深まると思います。

このハイランドパーク蒸留所があるメインランド島の、非常に無機質な広大な自然を想像しながら味わうとより味わい深い一本なるかと思います。

👉アイラ ウィスキーの特徴は?初心者が押さえておきたい銘柄5選を紹介

9本目:クライヌリッシュ14年

これは一言で言うならクリーミーで上品で、そして熟したフルーツのようなウイスキーファンにはたまらない一本だと思います。
46%という比較的アルコール度数も高めであり、飲んだ時の味わいの厚みであったり、喉を通ったときの滑らかな甘さと口に含んだ時のアルコールを感じないクリーミーな甘さは本当に満足感が圧倒的過ぎです。

まずこのクライヌリッシュ蒸溜所は、もともとスコットランドハイランド地方のブローラという街からちょっと外れたところにありましたが、1967年に新たな蒸留所ができました。
現在はそちらの新しい蒸溜所をクライヌリッシュ蒸留所と呼び、もともとあった蒸留所をブローラ蒸留所といいます。しかし、ブローラ蒸留所はたったの14年間しか操業せずに閉鎖してしまいました。

このブローラという名前がついたウイスキーが出回ったのは、1969年から1983年のたった14年間だけです。今世の中に出回っているのはその間に造られたものだけです。

ブローラという銘柄を見つけたときは、ちょっと高額になるかもしれませんが、是非バーとかで試していただきたいです。

このクライヌリッシュは、その華やかな甘さそしてクリーミーな甘さともあり、とにかく食後主として秀逸な一本だと思います。このバランスの取れた技がジョニーウォーカーを始め、様々なブレンデッドウイスキーのキーモルトとしても使われている非常に貴重な原酒です。

このクリーミーな甘さは、間違いなくレーズンバター、マカロンさらにはクリームチーズといった滑らかさと甘さが際立つようなおつまみと合わせてていただくと非常に優雅なひとときを過ごせると思います。

クライヌリッシュ10年まだ飲んでないとかぜひ一度飲んで欲しいなと思います。

10本目:サントリー山崎12年

これはジャパニーズシングルモルトの中でも代表として認知度、世界的な圧倒的なブランド力があります。

特に2003年に受賞したインターナショナルスピリッツチャレンジ(毎年イギリスで開かれる世界的なお酒のコンペティション)
これはウイスキーの銘柄を伏せた状態で世界の名だたるマスターブレンダーが利き酒をして点数を決める非常に公正かつ厳格なテイスティングの審査です。
その中で2003年にISCで金賞を受賞したジャパニーズウイスキーです。
この年をきっかけにジャパニーズウイスキーの評価はどんどん上がり、”日本のウイスキーはうまいらし”と世界中に名前を知らしめるきっかけになっています。

何よりこの山崎蒸溜所は日本初の本格蒸溜所で、2023年で操業100周年を迎えます。山崎の味わいの複雑さと香りの優雅さは、当時表彰された時にノーブル(Noble)=高貴なという風に表彰の言葉を頂いたくらいなんです。

日本のウイスキーが海外のウィスキーやスコッチウイスキーが数々集まる中で金賞をさらったというのは、当時かなり革命的な大きな事件だったと想像できます。

何より味わいに関しては、パンチョン樽、シェリー樽そしてミズナラ樽の味わいのバランスの良さというのが絶妙に絡み合って特に後味のミズナラ樽からくる複雑な余韻がお香であったり、伽羅や白檀といった複雑な風味を生み出しているという風にも言われます。

この味わいの圧倒的な骨太でマイルドな甘さというのは一度飲んだら病みつきになります。ただ、現在はジャパニーズウイスキーの需要が上がり過ぎてしまって、かなり値段の変動が激しいのでボトル買いするにはかなり高額になってしまいます。バーに行った時などに一杯をじっくり味わってほしい特別な1本です。

おつまみとしては、熟した柿と合わせたりとか意外と和菓子と合わせたりもおすすめです。最中のしっとりとした、優しいあんこの甘さと山崎12年の滑らかさがかなりマッチします。

水割りでしたら、繊細な味わいが際立つ和食。これが抜群に相性がいいんです。
これは絶対にお勧めしたい一本です。

👉なぜジャパニーズウイスキー山崎は人気があるのか?山崎50年とは

まとめ

このようにシングルモルトはそれぞれの蒸留所の個性が表れるウィスキーです。やはり、その土地、その水、その働く作り手たちの想いというのが全て込められています。

ブレンデッドウィスキーの方が飲みやすいと感じる方もいるかと思いますが、やはりウィスキーを知る上ではシングルモルトは欠かせません。

まさに地酒タイプのウィスキーなので、ちょっと口に含んでいただくだけでどこか見たことのない異国情緒が思い起こされるようなですね。いろいろな種類のボトルを試して、お気に入りの1本を見つけてください。

グレーン ウィスキーとはどんなウィスキー?原料や製法の違いを解説

ウィスキーは主原料によって色々種類がありますが、大きく分けてモルトウィスキーとグレーンウィスキーがあります。
モルトウィスキーは聞いたことがあっても、グレーンウィスキーは聞いたことがない人もいるでしょう。

または、グレーンウイスキーといえばモルトウイスキーとブレンドしてブレンデッドウイスキーを作るってためのウイスキーだという認識が結構多いと思いますし、実際そうなんです。

ここではグレーンウィスキーの特徴や原料・製法の違いなどを解説しています。

ポケットソムリエは、ユーザー様の好み・予算などを入力するだけで、「日本ソムリエ協会(J.S.A)の資格」、世界最大のワイン教育機関が認定する「WSET Level3以上の資格」を持つ知識と経験が豊富なエキスパートが、お客様専属のソムリエのようにご要望に沿ってワインをセレクト致します。

グレーンウィスキーと製法

ウィスキーはいろいろな原料を基に作られていますが、その原料の違いで大きく分けるとモルトウィスキーとグレーンウィスキーの2つに分けられます。
またモルトとグレーンを組み合わせたのがブレンデッドウィスキーです。
モルトウィスキーは原料がモルトつまり大麦麦芽のみを原料にしたウィスキーの事を指すのに対し、グレーンウィスキーはトウモロコシや小麦、ライ麦などの穀物を主原料にしたウィスキーのことを言います。

モルトウィスキーはポットスチルという銅釜の単式蒸留器で蒸留して作ります。
それに対しグレーンウィスキーはトウモロコシや小麦、ライ麦などの穀物と麦芽を原料として発酵させて、連続式蒸留器で蒸留させるので製法がモルトウィスキーとは異なります。

連続式蒸留機の歴史

連続式蒸留機は1826年にロバートスタインさんが発明しました。
当時のスコットランドでは蒸留機の容量によって税金が決まっていたんです。

だから容量を増やさないで効率よく蒸留する方法はないかと考えて連続式蒸留器を発明しましたが、当時税務署の役人だったイーニアス・コフィーさんというアイルランドの方が、連続式蒸留機に目をつけます。
そして、1831年にそれを改良した2棟からなる連続式蒸留機を作り、なんと特許を取得します。

その蒸留器こそが、カフェ式連続蒸留機です。カフェスチールと呼ばれニッカウヰスキー創設者の竹鶴政孝さんが欲しくてしょうがなかったものです。
当時、カフェスチルは非常に高くて、ニッカウヰスキーでは手が出せませんでした。

その当時の筆頭株主だった今のアサヒビールの会長が竹鶴さんの思いをくみ取り設置することとなりました。
※正確には旭酒造がカフェ式連続式蒸留機をニッカに設置し、ニッカが生産したグレーンウイスキーを購入する形としました。そして念願のカフェ式蒸留機が設置され、ブラックニッカが誕生しました。

このカフェスチールですが、イーニアス・コフィーさんはアイルランド人でしたのでアイルランドでたくさん売り込みましたが、当時はアイリッシュウイスキーの3回蒸留で十分売れていたため、カフェスチルを買うところがほとんどありませんでした。
仕方なく、スコットランドのローランドに行き売り込みを始め、それがスコットランドで広まったという経緯があります。

連続式蒸留機に関する英語読みとして、カラムスチルやコンティニュアススチルなどがあり、何回も連続して蒸留するからです。
いろんな呼び方はありますが、イーニアス・コフィーさんが特許を取ったからその特許=パテントから、パテントスチルなどとも呼ばれました。

👉ウイスキーの蒸留器には種類がある?味を決める蒸留器の豆知識

グレーンウィスキーの特徴

その一方で、モルトウィスキーはラウドスピリッツ、声高なスピリッツと呼ばれており、深みが強く個性的な味わいがあります。
グレーンウィスキーはそれと比べてクセがない穏やかな性格があるため、サイレントスピリッツ、寡黙なスピリッツと呼ばれているのです。

モルトウィスキーは一樽ごとに個性が異なりますので、モルトウィスキーはクセが強く苦手という人も少なくありません。
そこでそのクセを緩和して滑らかで飲みやすくするために、モルトウィスキーにグレーンウィスキーをブレンドさせたブレンデッドウィスキーが生まれ、世界的に普及してきたのです。

モルトウィスキーの個性を抑えるためにグレーンウィスキーを加えると考えると、グレーンウィスキーはモルトウィスキーの脇役という見方ができます。
ですが実際にブレンデッドウィスキーを作る際には、最初にベースとなるグレーンウィスキーを決めてからいろいろなモルトウィスキーの個性を加えて作っていくと考えると、主役ともいえる存在なのです。

ご当地の「お酒&グルメ」をセットで選べる、産地直送通販サイト。
『お酒はグルメとセットで楽しみたい』という方へ。
そして大切な人へ、美味しいお酒とグルメを通じて“笑顔”と“ハッピー”をお届けします!

グレーンウィスキーそのものも人気

グレーンウィスキーはモルトウィスキーに混ぜるものというイメージがあります。
ですが最近はグレーンウィスキーのみのシングルグレーンウィスキーも登場しています。

個性的という面ではモルトウィスキーには劣りますが、グレーンウィスキーは軽くてまろやかで飲みやすいだけじゃなく、個性はしっかりあります。

2015年から発売されているサントリーの知多はかなり売れています。また、キリンから発売されている富士は富士御殿場蒸留所で作られているグレーンウイスキーです。ニッカからはカフェモルトとカフェグレーンが発売されています。

日本では、グレーンウイスキーが普通に発売されていますが、世界的にみるとグレーンウイスキーはかなり少なく、オフィシャルでの発売は珍しいです。

やはり、グレーンウイスキー=ブレンデットウイスキーに直結しがちで、嵩増し用とかコストが安いのでまずいというネガティブにとらえられがちですが、今の時代はグレーンウイスキーを丁寧に作っている蒸留所は山ほどありますし、大手ではちゃんとグレーンウイスキーの個性を持たせようとしています。
知多や富士御殿場蒸溜所は3タイプのグレーン原酒を作り分けて、その後に樽詰するのでその樽のタイプでも全然味わいが変わってきます。

バーボン樽、シェリー樽、新樽も使いますし近年発売された限定版の知多は桜樽を使ってるものもありました。
最近出た「響ブロッサムハーモニー」はまさにさくら樽貯蔵だと推測する人も多くいると思います。

そして、その後熟成期間をきっちり設け、12年熟成のブレンデットウイスキーだったら、法律上でもグレンウィスキーを12年以上寝かせないといけません。
ただし、スコットランドの法律で、日本にはそういう法律はありませんが、多分日本もそれに従ってるとは思います。

だから響30年だったら30年以上熟成したモルト原酒と30年以上熟成したグレーン原酒がブレンドされているということですので、
原料のコストは安くても熟成年数にかかるコストは非常に高くなります。

グレーンウイスキーの定義とは

グレーンウイスキーは「モルト以外の穀物を連続式蒸留機で蒸留する」ことが一般的な定義となっていますが、実際は定義はそんなにありません。
日本での定義は簡単に言うと「麦芽で穀物を糖化して蒸留する」ことです。

ですから、すべてのウイスキーは「麦芽を使って糖化」しているので、裏のラベルを見るとモルト、グレーンと書いてあります。

カフェモルトはモルトしか入っていませんが、連続式蒸留機で蒸留をしています。
ですから、シングルモルトとは名乗っていません。また、2021年4月に海外原酒を使っているとの発表があり、日本であれば一箇所の蒸留所で作ればシングルモルトと名乗っても法律的には問題はありませんが、海外原酒を使ってるとなるとさすがにシングルモルトとは名乗れないです。

グレーンの原料としてはかなりバラバラです。例えば富士や知多のメイン原料は主のトウモロコシとプラスして他の穀物を使っています。

カフェモルトは原料が大麦麦芽原料ですが原料が違ったら全然味が違うので、例えば知多だけ飲んでグレーンはちょっと合わないなって決めつけるのは早いです。

一番有名なアメリカンウイスキーであるバーボンウイスキーは理屈からいうとすべてグレーンになります。
ですから、バーボンウィスキーの裏を見ると全部グレーンと書いてあり、糖化の時には糖化力が強いモルトは必要不可欠です。
日本の定義では”発芽させた穀物を使って糖化させる”ことになるのでもろに麦芽のことです。糖化には穀物(麦芽)が必須で、麹などを使ってしまうと麦焼酎になってしまいます。必ず麦芽は普通に使います。

シングルグレーンとブレンデッドグレーン

グレーンウイスキーにも、シングルグレーンウイスキーとブレンデッドグレーンウイスキーがあります。

例えば、知多蒸溜所のみで作られたグレーンはシングルグレーンウイスキーと表記されています。もちろん日本では法律も定義もありませんので、スコッチウイスキーの定義に沿った表示の方法です。

富士もシングルグレーンウイスキーとラベルに書いてありますし、カフェグレーンに関してはラベルには書いてありませんが、シングルグレーンウイスキーであり、日本のみで作ったジャパニーズウイスキーになるそうです。

グレーンウイスキーの製造にどのような蒸留器を使うかは、スコットランドも日本も特に指定はありません。

だから、モルト以外の穀物を単式蒸留器(ポットスチル)で蒸留しても構いません。その代わりコストがかかり、大量生産ができないのです。

連続式蒸留器の利点は、やはり大量生産に向いているところです。

単式蒸留器で蒸留されたグレーンウイスキーはないと考えがちなんですが、これは落とし穴で、バーボンは基本的に日本やスコットランドから見るとグレーンウイスキーになります。

ですから、バーボンをポットスチルを使って蒸留しているところを探せばよいのです。ウッドフォードリザーブ蒸留所やウィレット蒸留所、あとはテキサスでバーボンを作ってるヴァルコネス蒸留所はポットスチルを使っています。

本などを読むと単式蒸留器でグレーンウイスキーを作っているとこはありませんと断言していることがありますが、そんなことなくアメリカにはちょこちょこありますし、連続式蒸留器が出来る前は、ポットスチルでもモルト以外の穀物を蒸留してブレンデットウイスキーが作られていました。
だいたい19世紀の末頃まではそういう作り方はかなり一般的だったようです。

今度は逆にモルト原料100%を連続式蒸留機で蒸留することについてですが、それも昔からあり1800年代はかなり一般的にやられていたようです。
当時はそれでもシングルモルトという、表記ができましたが法律が変わったため、自然になくなっていったようです。

現在は一部の蒸留所で連続式蒸留器を使いモルト原酒を造っています。
有名なのが鹿のマークでお馴染みの「ロッホローモンド」です。シングルグレーンとは書いてありませんがモルト原酒のみ使用です。
Finest Malt Barley(ファイネストモルトバーレイ)と書いてあり、大麦麦芽しか使われてませんよということです。

こういうのはシングルモルトを飲んでるいる方でも楽しむことができるかと思います。

◆ロッホローモンド

スコットランドのグレーンはリーズナブル?

最後にスコットランドの代表的なグレン蒸留所とそれグレーンがどれくらいリーズナブルかを紹介します。

まずはウイリアムグラントサンズ社が所有してるガーヴァン蒸留所。
これはあのグレンフィリックを所有してる会社です。

ここが作るものはブレンデットウイスキーの原酒になりますが、ブレンデットウイスキーの「グランツ」などは馴染みが無いと思います。
オフィシャルからは発売していませんが、例えば「ガーヴァン」ハートブラザーズというボトラーズから発売してるものは1994年蒸留の23年物が11980円で売られています。

ちなみにスコットランドは基本的に小麦を原料としてる場合が多く、昔はトウモロコシを使っていましたが、とうもろこしはアメリカからの輸入になり、とうもろこしの価格が上がってきた時に地元でとれる小麦へ変わっていきました。

次に「キャメロンブリッジ蒸留所」。巨大帝国ディアジオの心臓部と言われています。
年間15,000万L ぐらいはスピリッツを蒸留していますが、そのうち10,000万Lぐらいはグレーンウイスキーを作っています。

10,000万Lという数字がどれくらいすごいかというと、スコットランド最大の生産量を誇るシングルモルトの蒸留所(ザグリンリベット蒸留所)、でも大体2,100万Lぐらいですので年間に軽くその5倍程度になります。

すごい量ですが、それもそのはずでジョニーウォーカー、Black and white 、J & B、オールドパーなどディアジオが所有するブレンデットウイスキーのほとんどに使われていると思います。

キャメロンブリッジはちゃんと定番品も出していて、アルコール度数は40%のコスパのいいシングルグレーンです。
ただし、このオフィシャルのものはそんなにお勧めするものではありません。

例えばボトラーズのオールドパティキュラーより「キャメロンブリッジ28年アルコール度数52.6%が13,550円で販売されています。

超熟のものを買ったほうがグレーンのよさは分かると思いますし、普段のみに気軽に飲む感じでのおススメです。

後は「ロッホローモンド」のシングルグレーン。これはモルト原酒100%なので、また全然違った味わいでどちらかというとシングルモルトに近い味わいです。大麦麦芽しか使ってないです。

ここはシングルモルトも作っているので、この蒸留所だけでブレンデットウイスキーが作れます。そういうところはかなり珍しく、日本では富士御殿場蒸溜所などです。

あとは白州蒸溜所です。グレーンウイスキーを作ってるので、一つの蒸留所内でブレンドするシングルブレンデッドウィスキーになります。
昔はシングルウイスキーなんていう呼び方もありました。

次にストラスクライド蒸留所、ストラスクライドはシーバスブラザーズペルノリカール社です。シバスリーガルの原酒を作っている蒸留所でオフィシャルには特にでていません。
例えばクーパーズチョイスというボトラーズより「ストラスクライド26年」1993年蒸留、アルコール度数52.5°で11,980円があります。

ブレンデットウイスキーのファンの方はたくさんいらっしゃると思います。
キーモルトになった蒸留所の原酒を飲むことはあると思いますが、グレーンを飲むことはあまりないと思いますので面白いのではないかなと思います。

やはり、閉鎖蒸留所の原酒が結構安く、ディアジオはポートダンダス蒸溜所を2000年代に入ってから閉めていますが、そこの閉鎖蒸留所の原酒で、例えば「クーパーズチョイス ポートダンダス20年」は1999年蒸留、アルコール度数46°で9820円で買えます。「クーパーズチョイス カンバス24年」アルコール度数51.5°で12580円と安いです。

原料による味の違いを体感するにはすごくグレーンウイスキーは面白いと思います。
ちょっと、グレーンウイスキーは範囲が広すぎて分かりにくく、しかも中の配合、比率は公表されていません。
バーボンの場合だったらマッシュミルといい、穀物の構成比率を公開してるところがあります。

スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーの業界では配合などを公表しているところはほとんどないです。
だけど何を主にしてるかは公表していて、知多だったらとうもろこしだったりスコッチウイスキーだったら結構小麦を使ってます。その他、アメリカンウイスキーやカナディアンウイスキーでは、ライ麦を主体にしたウイスキーもあります。

そういう意味ではいろんな穀物を使ったウイスキーの種類があるのはやっぱりアメリカンウイスキーです。

◆ストラスクライド 27年 1992 44.3%

◆ポートダンダス30年 ダグラスレイン 1990  40.4% 

👉ウイスキーを知るなら知っておきたい世界5大ウイスキーの基礎知識

まとめ

このようにグレーンウィスキーはモルトウィスキーに比べると知名度は低く、ブレンデッドウィスキーを作るためのものというイメージもあるようです。
ですが、グレーンウィスキーは単体でも十分に個性があって楽しめるウィスキーですので、モルトウィスキーやブレンデッドだけじゃなくグレーンウィスキーも試してみましょう。

もちろんウィスキーを楽しむならモルトウィスキーもいいですが、深く知るにはグレーンウィスキーを知っておくのもいいですよ!

アードベックウィスキーは味が独特?蒸留所はどこか歴史や特徴をチェック

ウィスキーの聖地とも言われるのが、スコットランドにあるアイラ島です。
このアイラ島には傑作ウィスキーが多いのですが、その中でも有名なのがアードベックでしょう。
ここではアードベックウィスキーの蒸溜所や特徴などをチェックしてみます。

アードベックウィスキーの特徴とは?

アードベックはアイラモルトの代表的な銘柄の1つです。
アイラモルトの特徴として、必ずあげられるのがスモーキーさでしょう。
アードベックウィスキーは、その中でも強烈なスモーキーさとピート香を持っているのが特徴になります。

強烈な個性があるからこそ、正直に言えば人を選ぶウィスキーです。
ですがハマる人はそれこそアードベックウィスキーしか飲まない、というほどに惹きつける力を持っています。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

アードベックウィスキーの歴史を知ろう

1815年にアイラ島南部の海沿いに蒸留所が建設されました。
古くから熱狂的なファンを抱えてきたアードベックですが、決して順風満帆な経営を行ってきた訳ではありません。
事実1980年〜89年の間は完全に生産が止まっていたほどです。

何度も閉鎖の危機にあいながらも存続してきたのは、根強いファンたちと従業員たちの支えがあってこそでしょう。

蒸留所では古い機器をそのまま使っていて、中を見学することもできます。
また仕込みに使う水はウーガダール湖から採取したものです。
この湖の水はピートの層を通ってきているため、黒っぽい色をしています。
結果としてより強いスモーキーさを演出してくれるのでしょう。

 

アードベックは強烈なスモーキーさが売りですが、実は甘みがあり複雑な味をしています。
この味の理由は蒸留器に取り付けられている精留器によるものです。
この精留器がついているのは、アイラ島ではアードベックのみになります。

アードベックウィスキーの代表作を知ろう

アードベックウィスキーで最もスタンダードなのが10年です。
2008年にはワールド・ウィスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞するほどのもので、重厚感のある味わいとスモーキーさが口に広がります。

ストレートやロックで飲むのがおすすめですが、ハイボールにしても悪くありません。
初心者はまずこのスタンダードなボトルをおすすめします。

独特の甘みを楽しみたい人は、ウーガダールが良いでしょう。
ケーキのような甘みがあり、そこに刺激的なスモーキーな風味が絡みます。

力強いスパイシーさと刺激的な味わいが欲しい人は、コリーヴレッカンが良いです。
アイラ島の近くにある大きな渦潮の名前を冠するだけに、スパイシーでありながらも複雑で刺激的な味わいが楽しめるでしょう。

飲みやすいアードベックウィスキーだと、アン・オーがあります。
複雑から丸みのある味わいが特徴で、クリーミーながらもスパイスが混ざった複雑さは繊細で優しいです。

◆アードベッグ(Ardbeg) 10年

アイラモルトを象徴する強烈なスモーキーさ、ピート香を感じられる味わいとフルーティーな香りが特徴
2008年シングルモルトウイスキーとして初めて「ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。
野性味と繊細さのバランスがよく、アイラモルトらしさをもっとも味わえる1本です。

◆アードベッグ(Ardbeg) ウーガダール

仕込み水の湖の名前「ウーダガール湖」の名をつけたボトル。
シェリー樽熟成の原酒をブレンドし、シェリー樽由来の甘さとスパイシーさが特徴。
2009年「ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
スモーキーさと甘さが調和して、口当たりが柔らかく仕上がった1本です。

◆アードベッグ(Ardbeg) コリーヴレッカン

アイラ島付近にある世界で2番目に大きい渦潮「コリーヴレッカン」の名をつけたボトル。
2010年に「World’s Best Single Malt Whisky」を受賞。
強烈なスモークフレーバーとピート香を放ち、口に入れた第一印象はペッパーのような刺激を感じます。
フレンチオークの新樽で熟成させ、アルコール度数は57.1%
アルコール度数が非常に高いので、ウイスキー上級者におすすめの1本です。

◆アードベッグ(Ardbeg) アン・オー

バーボン樽・PXシェリー樽・新樽、それぞれの樽で熟成させた3種類の原酒を時間をかけてゆっくりとなじませたボトル。
みずみずしいフルーティーな香りと、なめらかでクリーミーな質感が特徴。
スモーキーさとピート香を残しつつも、角のとれクセが少ないので、アードベック初トライにおすすめです。

👉シングルモルトの最高峰ラガヴーリンウィスキーの味や種類を解説します

まとめ

アードベックウィスキーについてでした。
癖の強いアイラモルトの中でも、一際強い個性を放っているのがアードベックウィスキーでしょう。
強烈なスモーク香とスパイシーな味わいがあり、その奥には甘みやフルーツ感がある傑作ウィスキーです。

スカイ島の自然が生んだタリスカーウィスキーの歴史や美味しい飲み方

口の中で爆発すると評されることがあるのがタリスカーウィスキーです。
スコッチウィスキーの銘柄の1つなのですが、その個性の強さはアイラモルトにも劣らないものがあります。
そんなタリスカーウィスキーの歴史や美味しい飲み方などを紹介しましょう。

タリスカーウィスキーの概要を知っておこう

タリスカーウィスキーはスコットランドの西側にあるスカイ島にて作られています。スカイ島のハーポート湖に位置するカーボストで造られ続けている、歴史あるウイスキーです。

この島で唯一となる蒸溜所がタリスカーなのです。
スコットランドで製造されるウィスキーがスコッチになるのですが、本土ともアイラ島とも異なる個性的な味わいがあることで知られています。

スコットランドが生んだ文豪であるR.L.スティーブンソン氏は、タリスカーを酒の中の王様と表現したほどです。
ちなみに同氏は宝島の作者としても有名です。

 

タリスカーウィスキーの歴史は?

タリスカーウィスキーは1830年に創業しました。
マッカスキル兄弟によって蒸溜所が建てられ、その名称は兄弟が住んでいた家の名に由来するそうです。
ゲール語では傾いた斜面の大岩という意味になります。

スカイ島は別名をミストアイランドと呼ばれるほど、霧がよく発生する海洋性気候に属しています。
豊かな自然に囲まれた環境なのですが、荒天時には暴風と荒れ狂う波が襲うような島です。

こうした環境がタリスカーウィスキーの強い個性を生み出しているのでしょう。
近年はシングルモルトとして人気が急上昇しており、販売するディアジオ社が最も注力している銘柄でもあります。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

タリスカーウィスキーの特徴とは?

タリスカーウィスキーの特徴はスモーキーな香りにあります。
口に含んだ時にはまずこの燻煙香が鼻を抜けていき、その後に胡椒のようなスパイシーさが広がるのです。

そして大麦の甘さを感じることもできる、複雑な味わいが楽しめるのが特徴になります。
スコッチウィスキーらしいピートの重厚なテイストと、スパイシーさがタリスカーウィスキーならではの個性です。

タリスカーはもともと、2基の「ウォッシュ・スチル」と3基の「スピリット・スチル」を使用して3回の蒸溜が行われていましたが、現在はモルトの風味を活かすため、蒸溜は2回にしています。

3回の蒸溜をおこなっていたときの名残として、現在でも「ストレートヘッド型」と「ボール型」の2種類のポットスチルを変則的に使用しています。   昔のスタイルを今も活かしています。

コショウのようなスパイシーさとスモーキーさを併せもつ、独特の香りが特徴の「タリスカー」。重厚感のある甘い余韻と、ドライフルーツのようにフルーティーな酸味が共存する、バランスのよい味わいが魅力のシングルモルトウイスキーです。

また、45.8%というアルコール度数にこだわっているのもポイント。特にスタンダードボトルとされる「タリスカー10年」は価格と味のバランスに優れており、人気のシングルモルトとして知られています。

 

タリスカーウィスキーの美味しい飲み方は?

タリスカーウィスキーで最も入手しやすいのが10年のものです。
美味しい飲み方としては、やはりストレートが代表的でしょう。
個性の強いウィスキーだけに、その魅力を存分に味わうのならストレートが最も良いのです。

ただし度数が高いので、アルコールに弱い人は割った方が良いでしょう。
常温の水と1対1で割るトワイスアップもおすすめの飲み方です。

加水することでストレートでは感じにくい、甘みや香りが反映されます。
冷えた水を使ってしまうと、香りが開きにくくなるので注意しましょう。

タリスカーの種類

◆タリスカー 10年

熟成年数10年以上の原酒をブレンドして造られ他ボトル。
クセのあるスモーキーなピート香と、コショウのようなスパイシーさが特徴。
キャラメルのように重厚な甘味、バニラのように爽やかな香りが感じられるのも魅力です。
安価で入手しやすく、タリスカーを試したい方に最適な1本です。

◆タリスカー ストーム

熟成年数を問わない原酒をブレンドした「ノンエイジウイスキー」のボトル。
黒コショウのようなスパイシーさと、タリスカー本来の潮の香りが際立っているのが特徴。
気候の変化が激しいスカイ島の荒々しい味わいとモルト由来の芳醇な香りと、重厚な甘味も魅力です。
クセが強く肉料理に合わせるのがおすすめの1本です。

◆タリスカー 18年

熟成年数18年の長期熟成原酒を使用して造られたボトル。
バーボン樽とシェリー樽の原酒をヴァッティングし、フルーティーな香りも魅力です。
英国で開催される国際的なウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード」で初代グランプリを受賞。
蜂蜜のような甘さと、あとから主張するピートが特徴。
スモーキーさと芳醇な甘味が絡み合い、リッチな味わいが楽しめます。

◆タリスカー 25年

アメリカンオークを使用したバーボン樽で25年以上の長期熟成させた原酒をヴァッティングしているボトル。
1万樽に1樽といわれるほどの希少な原酒を使用し、長期熟成特有のやわらかい甘味とスパイシーさが特徴。
蜂蜜のような濃厚な甘味と、特有のスパイシー感、ほのかにフルーティーな香りが鼻に抜けます。
タリスカーの魅力を存分に感じたい方におすすめの1本です。

◆タリスカー 30年

熟成年数30年以上の長期熟成原酒によって造られたボトル。
クセを抑え、ほんのりと潮の香りを感じ、磯とスモーキーさが味わえるのが特徴。
じわりと広がる甘味、塩気や渋み、コショウのようなスパイシーさも感じられます。
タリスカーのなかでは比較的飲みやすい1本です。

タリスカー スカイ

”トーステッド・アメリカンオーク”と”リフィル・アメリカンオーク”を使用した樽で熟成された原酒を使用しているボトル。
アメリカンオーク由来の力強さと、スパイシーさ、蜂蜜やバニラのような甘い風味が特徴。
お手頃な価格で入手しやすく、コクのある味わいを楽しみめる1本です。

◆タリスカー ポートリー

スカイ島の港町の名前を冠したボトル。
原酒をバーボン樽で3年以上熟成させ、さらにポートワイン樽で追加熟成をさせているのが特徴。
タリスカー特有のスモーキーさを抑え、ポートワイン樽由来のレーズンのようにフルーティーな甘味を楽しめる1本です。

◆タリスカー ディスティラーズ エディション

シェリー酒の一種「アモロソ」の樽を使用して2段熟成させたボトル。
力強いピート感と、フルーティーで濃厚な甘味を感じられるのが特徴。
年に1回の蒸溜しか行われない希少な銘柄で、高級感もあるのでプレゼントにも最適の1本です。

◆タリスカー ネイストポイント

熟成年数20年程度の原酒をブレンドし、スカイ島の灯台にちなんで名前がつけられたボトル。
ビターチョコのように滑らかな口当たりと、ドライフルーツやピート感が特徴。
ココアなどの芳醇な香りとほどよい甘味が絡み合う完成度の高い1本です。

モルトウイスキーのAmazonランキングをチェック

 👉モルトウイスキーの売れ筋ランキングをチェックしたい方はこちら。

   AMAZON売れ筋ランキング   

 

👉シングルモルトの最高峰ラガヴーリンウィスキーの味や種類を解説します

 

まとめ

最後にハイボールにするのもおすすめです。
ただしタリスカーウィスキーと炭酸のみで作りましょう。
アクセントに黒胡椒を、少しだけかけるのもおすすめです。

タリスカーウィスキーについてでした。
スコットランドの西側にあるスカイ島にある蒸溜所で作られている銘柄です。
アイラモルトと比較しても劣らない個性あるウィスキーであり、愛飲している人からは口の中で爆発するとも評されています。

ボウモアの伝統製法や歴史は?癖のある味をどう美味しく飲めば良い?

ボウモアはアイラウィスキーの1つでウィスキー愛好者に人気のウィスキーです。
日本人には癖があると敬遠されがちなボウモアですが、知れば知るほど一度は飲みたくなるウィスキーでもあります。
ここではボウモアの伝統製法や歴史、美味しく飲む方法についてまとめています。

ボウモアとは

ボウモアはスコッチウィスキーの1種であるアイラウィスキーの1つで、ウィスキー上級者に人気のシングルモルトウィスキーです。
ボウモアは日本ではあまり馴染みが少ないウィスキーですが、『ベストバランスオブアイラ』や『アイラモルトの女王』とも評されるアイラウィスキーを代表するウィスキーです。

アイラ島で作られるウィスキーは海藻を多く含んだピートを焼いた熱を利用しているため、特有の磯臭さと独特のピート臭があるのが特徴です。
ボウモアはさらに特有のハチミツのような甘さも含まれて、絶妙な風味と味わいがあります。

 

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

ボウモアの伝統製法と歴史

ボウモア蒸留所があるのはスコットランドのアイラ島で、創業は1779年です。
つまり今から240年以上前からある歴史の古く小さな蒸留所です。
ただ1989年まではオーナーが頻繁に変わり、今はサントリーホールディングが子会社のビームサントリーを介してオーナーとなっています。

ボウモアは歴史が古いことからもわかるように、昔ながらのフロアモルティングという伝統製法を用いています。
この製法は床の上で大麦を発酵させる技法で、数あるスコットランドの蒸留所のなかでもわずか6ヶ所でしか行われていません。
職人技に支えられている部分も多く、この伝統的製法こそが小さな蒸留所でも世界で人気のウィスキーとなっている秘訣でもあります。

ボウモアを美味しく飲む方法

アイラウィスキーは独特のピート臭とスモーキーな香りが特徴で、癖がある味です。
ウィスキー愛好家になれば、この癖の強さが病みつきになるのですが、初心者や女性はちょっと苦手と感じる人が多いようです。
この癖の強いボウモアは本来ならそのスモーキーな味わいをそのまま感じられるストレートが一番です。

またスモーキーなウィスキーはトワイスアップで飲むのも、いろいろな香りを感じられます。
ただストレートでは厳しいという人はハイボールもおすすめです。
ハイボールならその癖のある味も抑えられて飲みやすくなるでしょう。

ボウモアの種類

◆ボウモア(BOWMORE) 12年

世界的な人気をあつめボウモアを代表するシングルモルト。
ピート由来のスモーキーさはしっかりと感じつつ、スッキリとした飲み心地が感じられます。
潮の香りやほんのりとした蜜のような甘味も感じられ、アイラモルトが苦手な方にもおすすめの1本。
ボウモアのスモーキーさや潮の香りを引き立たせてくれる、魚介類と一緒にどうぞ。

◆ボウモア(BOWMORE) 15年 ダーケスト

12年間”バーボン樽”で熟成させ、さらに3年間”オロロソシェリー樽”で熟成させた種類のボウモアモルト。
スモーキーな風味とダークチョコレートを感じさせる香りがあり、樽由来のウッディでほんのり甘く深い味わいが特徴。
ほのかにシェリーを感じられ、ボウモア12年との味わいの違いを、飲み比べてみるのもおすすめです。

◆ボウモア(BOWMORE) 18年

ボウモア特有の潮の香りとスモーキーさを心地よく感じられます。
シェリー樽による熟成によりさらに、クリーミーな香りや、フルーティーな味わいを      じっくり楽しめます。
ペアリングにはビターチョコレートやドライフルーツなどをどうぞ。

◆ボウモア(BOWMORE) 18年 ディープ&コンプレックス

ペドロヒメネス樽とオロロソシェリー樽で熟成させた円熟したリッチな味わいで、空港、   免税店限定での販売ボトル。
フルーティーな甘さやピートによるスモーキーな香りに、スパイシーな風味が特徴です。
オイリーで上品な口当たりで、スモーキーさの中に甘味を伴ったヨードの香りが楽しめます。

◆ボウモア(BOWMORE) 25年

円熟した奥深い味わいが楽しめる、最高酒齢の25年熟成のボトル。
ピートのスモーキーな香りを感じられシェリー樽による甘い香味も特徴です。
濃厚で力強いコクとスイートで芳醇な後味が満喫できます。
国際的なコンテスト「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」で、  最高賞を獲得した一品です。

◆ボウモア(BOWMORE) No.1

海抜0mに位置するボウモア蒸留所もっともで古い貯蔵庫、第一貯蔵庫「No.1 Vaults」で熟成されたボトル。
シトラスやハチミツを感じる味わいと、スモーキーの心地よさ、そしてボウモア特有の潮の香りが際立っています。
バニラのような甘さとライムのような爽快な味わいが楽しめます。

◆ボウモア(BOWMORE) ヴォルト

「No.1 Vaults」に貯蔵された原酒をヴァッティングした貴重なボトル。
ピートの強いスモーキーな香り、貯蔵と熟成によって得られた潮の香りのバランスが絶妙です。
ブラッドオレンジのような味わいと、しっかりとした甘味が特徴です。
ロックで飲めば、ドライな味わい。ハイボールにすればスモーキーさが引き立ちます。

◆ボウモア(BOWMORE) スモールバッチ

「ファーストフィル」と「セカンドフィル」のバーボン樽で熟成された、少数生産の原酒で造られた貴重なボトル。
独特の潮の香りとバニラの甘い香りが感じられ、やわらかな甘味とライムのような爽快さが魅力です。
心地よいスモーキーさと、スパイシーかつ甘味のバランスが絶妙な1本です。

◆ボウモア(BOWMORE) レジェンド

ボウモアの入門品として楽しめるボトル。ライトでフレッシュな味わいながらも、後味にはしっかりとスモーキーさを感じられます。
ピートも強すぎないので、アイラウイスキーの独特な香りが苦手な方でも飲みやすいのが特徴。
はちみつやナッツ、バニラなどの複雑な甘い香りと柑橘系のフルーティーな味わいも楽しめます。

◆ボウモア(BOWMORE) ゴールド・リーフ

バーボン樽で熟成し、金箔のようにゴールドに輝くボトル。
トロピカルな香りや、柑橘系の香りも感じられ、強いピートのスモークさと、パインなどのフルーティーな甘さと酸味が特徴。
スパイシーさとシトラス系の爽やかさが残りライトなフィニッシュ感が魅力です。

👉ウィスキー通におすすめのラフロイグの種類とおすすめの飲み方を解説

まとめ

ボウモアは強いスモーキーさが特徴のアイラウィスキーで、ウィスキー愛好家たちはその癖の強さが病みつきになっています。
癖が強いので好みが分かれるところではありますが、アイラウィスキーの嬢王とも呼ばれ長年愛されているウィスキーです。
ウィスキー初心者にはちょっときついと感じる人もいるかもしれませんが、一度試しの飲んでみるといいでしょう。