ウィスキー愛好家が好むシングルモルトはどんな種類?基礎知識まとめ

ウィスキーにはいろいろな種類がありますが、その中でもウィスキー愛好者が好んで飲んでいるのがシングルモルトと言われています。
ここではシングルモルトの特徴についてまとめていますので、ウィスキーについて知りたい人は参考にしてみてください。また、シングルモルトの入門として飲んでいただきたい、10本も紹介します。

シングルモルトウィスキーとは?

ウィスキーは大麦麦芽のみを原料にしたモルトウィスキーと、トウモロコシなどの穀物を原料にしたグレーンウィスキーの2種類があります。

そしてこのモルトウィスキーのうち、他の蒸留所のものをブレンドせずに一つの蒸留所のモルトウィスキーで作られたものをシングルモルトウィスキーと言います。
蒸留所では使用する原料や仕込み水、樽、その土地の風土がそれぞれ異なるため、その蒸留所のこだわりがそのまま反映されています。

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シングルモルトウィスキーの最大の魅力は個性

シングルモルトウィスキーはその蒸留所の歴史や製法のこだわりがそのままウィスキーに表れます。
一方で複数のウィスキーをブレンドさせたブレンデッドウィスキーは、絶妙なバランスでブレンドしているため、まろやかで口当たりも良く、飲みやすいのが特徴です。

シングルモルトウィスキーはブレンデッドウィスキーと違って、その蒸留所ごとの個性がハッキリとでています。
日本酒で言えば地酒のようなものでしょう。
そのため人によっては飲みにくい、おいしくないと感じるシングルモルトウィスキーもあるかもしれません。

ただそれこそシングルモルトウィスキー最大の魅力であり、ウィスキー愛好者はまさにその蒸留所ごとの個性を楽しんでいるといえるでしょう。
また個性が強いこともあり、そのシングルモルトウィスキーによって飲み方のバリエーションを楽しむこともできます。

比較的誰でも親しみやすいシングルモルトウイスキー

1本目:クラガンモア12年

これは、スコットランド産のシングルモルトウイスキーです。
クラガンモア蒸留所はスペイサイドにあり、スペイサイドはウイスキー作りのメッカとも言えるような、スペイ川を中心に蒸溜所が多く集まっているエリアです。

クラガンモア12年は、スペイサイドのモルトウイスキーの共通とも言われる華やかな香りだったり、甘く上品な香り立ちの良さがグッと詰まったとてもオススメな1本です。香り立ちとしてはとにかく華やかで香り高く、はちみつやバニラなど、スペイサイドのウイスキーを初めて試していただくには最高の1本です。

ハイボール、ロック、ストレートあらゆる飲み方に合いますし、普段ウイスキーを飲まない方、女性にも万能に飲んでいただけます。
ハイボールなら食中酒として最高ですし、ストレートでしたらバニラアイスにちょっとかけていただくだけで、一気にリッチで濃厚な甘さと、ハチミツのようなコクも合わさってかなりの高級デザートに早変わりします。

これはまず入門にかなりオススメしたい一本です。

2本目:グレンファークラス12年

これもスペイサイドのシングルモルトウイスキーですが、このグレンファークラスはまさに伝統的な製法、そしてファミリー経営をずっと続けているかなり歴史ある蒸溜所です。

味わいとしては、シェリー樽での熟成に大変こだわっていて、レーズンのような濃厚な甘さであったり、華やかな香りとしっかりとした厚みのある味わいを感じることができます。
特にマッカランと肩を並べるぐらい非常に人気の高い銘柄でもあり、マッカランと同様にシェリー樽熟成にこだわるウイスキーとしてはライバル的な位置関係かと思います。

特に、このグレンファークラス蒸溜所で使っているポットスチルは、独特な金管楽器のような形をしていて、加熱方法は直火炊きという直火加熱のやり方をしています。この方法は、非常に熱効率が悪く今ではなかなか採用されなくなっていますが、その加熱方法にずっとこだわっている伝統的な蒸溜所です。

甘口のウイスキーが飲みたい方やどっしりとした甘さが欲しい方には、このグレンファークラス12年はシェリー樽熟成タイプのウイスキーとしてかなり入門的にオススメの一本です。

ラインナップも様々展開されていて、21年や15年であったり、さらには105という樽出し原酒タイプも出されていますので、グレンファークラス12年が気に入られた方は、別の年代でも試していただく楽しみ方もできると思います。

おつまみとしては、「レーズン」や「レーズンサンド」など、グレンファークラスが持つ特徴を引き出すおつまみと合わせることで、より口の中で濃厚な幸せに包まれると思います。

👉グレンファークラスのおすすめはどれ?年代別ウィスキーの特徴を比較

3本目:グレンキンチー12年

グレンキンチー蒸留所はエジンバラやグラスゴーといた都心部が詰まっているローランドという南のエリアにあります。スコットランドはダンディとグリーノックという境界線を境に北はハイランド、南はローランドに分かれています。

ハイランド地域の中に、先ほど紹介したスペイサイドという地域がさらに分かれています。

ローランドエリアのウイスキーは、かなりスムースでデリケートな優しい味わいのものが多いんです。有名なものとして、オーヘントッシャンやこのグレンキンチー、今は閉鎖してしまいましたがローズバンク蒸溜所などがありました。
近年は、都心部周辺にグラスゴー蒸溜所などができて、観光産業の中心になってきており、都心部にも蒸溜所が少しずつ増えてきています。

その中でもこのグレンキンチーはかなり伝統的製法で造られる美酒で、味わいは滑らかであり、口当たりの柔らかさ、華やかな香りとして穀物のような優しい甘さというのがじんわりと広がります。

何よりこのデリケートな味わいは、オンザロックにしていただくとかなり、まったり甘く、やさしく、スッキリ楽しむことができ、ウイスキー初心者の方にも大変オススメしやすい銘柄です。

おつまみとしては、オンザロックだとマフィンや洋菓子と合わせることで、かなり穀物の甘さが引き立ちます。

特にこのグレンキンチー蒸留所はスコットランドでも最大級の大きさのポットスチルを使っていることで有名で、それによって味わいがゆっくりと磨かれて、このライトでデリケートな味わいが出来上がっていきます。

ローランドのウイスキーをかなり好んでいつも飲んでいる方は少ないと思いますが、デリケートで優しい味わいとすっきり爽やかに飲みたいという方には非常にお勧めです。

4本目:グレンモーレンジオリジナル

ハイランドの美酒として、間違いなくこのグレンモーレンジが一つ上がるんじゃないかなと思います。

この、グレンモーレンジ蒸留所は数々の呼び方がありますが、特に樽にこだわるパイオニアと言われます。蒸留で使うポットスチルは、操業当初は経営資金が非常に少なく、中古でジン用のポットスチルを買ってきて、ウイスキーを製造始めています。結果として、なんとも不思議な優雅で繊細な風味にグレンモーレンジが仕上がったらしいです。そして、今でも新調する釜は全て同じ形で必ず導入をしています。

そしてポットスチルはスコットランドで最長高と言われており、5.12 Mはキリンの高さと同じぐらいです。このグレンモーレンジのポットスチルとキリンを並べると大体同じくらいの背の高さで、かなり背の高い首の細いポットを使っています。
また、ブランドを象徴するキリンについてもすごく愛着を持っており、2020年より絶滅危惧種になりかけているキリンの保全活動にも乗り出しています。

さらに、グレンモーレンジ社が樽のパイオニアと言われる所以は、一度熟成させたウイスキーを意図的にシェリー樽や、ポートワインが染み込んだ樽に移し替えて、香りを付与するとウッド・フィニッシュ(Wood finish) という製法で市場に最初にウイスキーを投入したからです。

そういった点からも樽にこだわり、そしてポットスチルの伝統にもこだわり、そこから生み出されるフルーティーで、フローラルな香りが多くの方に支持をされているブランドです。

何よりスコットランドの中で一番選ばれているシングルモルトがこのグレンモーレンジと言われるぐらい、常に世界のトップ5に必ず入る大人気な銘柄です。

日本でも、このグレンモーレンジのハイボール大変人気が高くて、オレンジスライスを切って入れたオレンジハイボールなどはとてもお勧めです。
ハイボールを食中酒としていただくのであれば、カプレーゼやトマトパスタといった酸味が効いたイタリアン料理に非常に合います。
他にはフィナンシェ、オレンジピールのチョコレートがけなどのちょっと強さと酸味が感じられるような洋菓子と合わせるのもおすすめです。
このグレンモーレンジの華やかな甘さをより感じられるのではないかと思います。

👉ファン急増?長く愛されるグレンモーレンジィの魅力やヒストリーに迫る

5本目:オールドプルトニー12年

これはまさに港町で育ったモルトウイスキーなんです。

先ほど紹介したグレンモーレンジ蒸溜所よりもさらに北に位置するWick(ウィッグ)という本土最北に位置する蒸溜所です。
まず、このウイスキーボトルはかなり独特な形をしていますが、蒸溜所に置いてあるポットスチルの形も独特で寸胴のひょうたんみたいな形をしています。これは設計をした際に、天井に入りきらなくて頭部分をスパッと切ったT字シェイプという独特な形です。

味わいはまさにちょっと潮っけのある香りとはちみつそしてバニラ、3つの要素が絶妙に絡み合った圧倒的なバランスを誇っているウイスキーです。

口に含んで鼻から抜けていくときに、ほのかな潮っけを感じられ、塩レモンや塩キャラメルの中にほのかに潮っけが感じられます。いつ飲んでもバランスの取れたオールラウンダーな1本です。

プルトニー蒸留所があるウィックという街自体も、もともと大州最大のニシン漁で栄えていた伝統のある街です。その港町から生み出された、磯の香りと海で育まれたモルトウイスキーをぜひ味わってみてください。

これも熟成年数として ノンエイジから様々な年数のものがありますので、オールドプルトニーが気に入られた方は年数を変えて、飲み比べてみるのもおすすめです。
そして、何か食事と合わせるのであれば、パエリア、アクアパッツァやその他にドライアップルなどのドライフルーツ、バニラアイスにかけてデザート感覚で楽しむこともできるかなりオールラウンダーです。

個性がはっきりとした味わい深いおススメのウイスキー

6本目:スプリングバンク10年

スプリングバンク蒸留所はスコットランドのキャンベルタウンというかなり南西部よりの位置している場所です。

このスプリングバンク蒸留所があるキャンベルタウンは1大ウイスキー産業で盛り上がりましたが、今ではグレンガイル、グレンスコシアそしてこのスプリングバンクという有名な蒸溜所残すのみとなってます。

このスプリングバンク蒸留所が素晴らしいのは、まず麦を作る製麦の段階そして最後のボトリングまでを一貫して全て自給自足しています。そして、生産まで全てを完結させるということで、かなりファンの間でも人気の高い銘柄です。

伝統と革新を繰り返しながら、3タイプの製品を作り出すなど様々な試みを行っています。その3タイプのウイスキーは、このスプリングバンクそしてロングロウ、ヘーゼルバーンの3タイプです。
このロングロウ、ヘーゼルバーンは、以前閉鎖してしまったキャンベルタウンに実際あった蒸溜所の名前を銘柄として現在生産しています。スプリングバンク蒸留所では蒸留回数を2回、2.5回、3回と分け、さらにピートを炊いたスモーキーフレーバーもそのスモーキーの度合いに応じて使い分けをしています。

スプリングバンクはその中間的な作り方として、2.5回蒸留でそこまでスモーキーさは感じられないんですけれども、一部ピートで香り付けをしています。

一方、ヘーゼルバーンは3回蒸留をして、さらにノンピートタイプなので熱風乾燥だけを行なっています。そして、ロングロウは業界でもかなり珍しく、ピートだけで乾燥させているウイスキーです。

他の蒸留所では、基本はピートで12時間や18時間ぐらい炊いた後に熱風乾燥させますが、ロングロウに関しましては全てをピートだけで乾燥させるので、やはり厚みのあるスモーキーフレーバーを感じられ、2回蒸留ということで味わいも非常に厚みのあるのが特徴です。

とにかくこのスプリングバンク蒸留所は新たな革新と、伝統も守りながら共に引き継いでる素晴らしい蒸溜所です。

おつまみとして、ストレートまたはロックだったら一緒にレモンケーキとか洋菓子を合わせるのが良く、ちょっと贅沢にハイボールにしていただくなら、茹でた塩ソラマメが最高に相性が良かったのでぜひ一度試して欲しいなと思います。

まさにモルトの香水と言われるほど、10年とは思えない圧倒的な香りの密度と濃厚さがあり、とても味わい深い一本です。

👉塩辛いウィスキー?スプリングバンクの特徴や発祥の歴史をまとめました

7本目:ボウモア12年

これはアイラモルトの女王と言われ、スコットランドでもかなり有名なアイラ島にあります。

この島がなぜ有名かと言うと、スモーキーフレーバーやヨード臭など一般的にはちょっとクセのある香りと、磯の風味そして煙たい香りというのがしっかりと感じられるウイスキーが集まっているからです。

特にアイラ島の南側に位置するアドベックラガヴーリンラフロイグはかなりパワフルでスモーキーなタイプがあり、その島の中間地点に位置しているのがボウモア蒸溜所です。

創業は1779年と圧倒的に歴史のある蒸溜所としてアイラ島では最古の蒸留所とも言われています。ボウモア蒸溜所が位置している場所は海抜ゼロメートルの所に第一貯蔵庫があり、これがナンバー1ボルト(Vault)と呼ばれます。ボルトとは貯蔵庫や倉庫という意味で、まさに波しぶきがバシャバシャ当たるようなところに貯蔵庫があります。

実際このナンバーワン貯蔵庫の中に足を踏み入れると、磯の香りが充満していてまさに海の中で育まれたウイスキーと感じられます。

ただボウモアは、アイラ島のウイスキーの中では比較的入門しやすい一本で、甘さとコクがありながらスモーキーフレーバーもあり、バランスが良い一本として知られています。

香の中にはスモーキーさだけでなく、レモンのような爽やかな甘い香りもあり、
そして滑らかなコクはチョコレートと合わせて食べていただくにもすごくオススメな一本です。

またハイボールにしていただくのもすごく相性が良く、ホタテとかスモークサーモンなどの魚介と合わせるのも最高です。実際アイラ島では生牡蠣にボウモアをスペシャルソースとしてかける食べ方もあるぐらいですので、海鮮好きな方にはたまらない一本になります。

👉ボウモアの伝統製法や歴史は?癖のある味をどう美味しく飲めば良い?

8本目:ハイランドパーク12年

これはアイラ島と違って、島で作られてはいますがアイランズモルト(諸島)になります。アイランズの中にはインナーヘブリディーズ、アウターヘブリディーズと内周外周でそれぞれいろんな諸島があり、その中のオークニー諸島のメインランド島というところに位置する蒸溜所です。

かなり最北にあり、寒冷地なので、樹木が一切育ちません。このメインランド島で育つピートは、ヘザー(日本ではエリカ)という植物の花が枯れて堆積していたもので、地表奥深くまで天然のピート層が豊富にあります。

そのため、このハイランドパークはヘザーで仕込んだピートとこのピートで燻した香りが、どことなく鼻通りの良い華やかな香りと蜂蜜のように滑らかな甘さがしっかりと感じられ、その奥底にほのかにスモーキーさがあります。

このハイランドパークは、ボウモアやスプリングバンクと同様にフロアモルティングという”床に水を与えた麦を敷いてそれをスコップで敷き返す”かなりの重労働で空気を与えながら麦を発芽させる方法を行います。
これを今でも対応続けている蒸留所のひとつです。

1700年代から操業が続くかなり伝統ある蒸留所で、色々な北欧神話に出てくる神ソー・オキ・フレイヤ・オーディンンなどの北欧神話シリーズを出したり、30年、40年と長期熟成のラインナップもかなり豊富です。

とにかく味わい深く蜂蜜のような香りであり奥底に感じるスモーキーさ、味わいの厚みこれらのバランスの良さが圧倒的すぎてロックで飲むと思わずうなるぐらいの味わいの厚みです。

40%のアルコール度数に思えないぐらいの味わい深さがあり、とてもオススメの一本です。おつまみとしては、ゴルゴンゾーラチーズやマンゴーなどのドライフルーツなどすごく味わいが深まると思います。

このハイランドパーク蒸留所があるメインランド島の、非常に無機質な広大な自然を想像しながら味わうとより味わい深い一本なるかと思います。

👉アイラ ウィスキーの特徴は?初心者が押さえておきたい銘柄5選を紹介

9本目:クライヌリッシュ14年

これは一言で言うならクリーミーで上品で、そして熟したフルーツのようなウイスキーファンにはたまらない一本だと思います。
46%という比較的アルコール度数も高めであり、飲んだ時の味わいの厚みであったり、喉を通ったときの滑らかな甘さと口に含んだ時のアルコールを感じないクリーミーな甘さは本当に満足感が圧倒的過ぎです。

まずこのクライヌリッシュ蒸溜所は、もともとスコットランドハイランド地方のブローラという街からちょっと外れたところにありましたが、1967年に新たな蒸留所ができました。
現在はそちらの新しい蒸溜所をクライヌリッシュ蒸留所と呼び、もともとあった蒸留所をブローラ蒸留所といいます。しかし、ブローラ蒸留所はたったの14年間しか操業せずに閉鎖してしまいました。

このブローラという名前がついたウイスキーが出回ったのは、1969年から1983年のたった14年間だけです。今世の中に出回っているのはその間に造られたものだけです。

ブローラという銘柄を見つけたときは、ちょっと高額になるかもしれませんが、是非バーとかで試していただきたいです。

このクライヌリッシュは、その華やかな甘さそしてクリーミーな甘さともあり、とにかく食後主として秀逸な一本だと思います。このバランスの取れた技がジョニーウォーカーを始め、様々なブレンデッドウイスキーのキーモルトとしても使われている非常に貴重な原酒です。

このクリーミーな甘さは、間違いなくレーズンバター、マカロンさらにはクリームチーズといった滑らかさと甘さが際立つようなおつまみと合わせてていただくと非常に優雅なひとときを過ごせると思います。

クライヌリッシュ10年まだ飲んでないとかぜひ一度飲んで欲しいなと思います。

10本目:サントリー山崎12年

これはジャパニーズシングルモルトの中でも代表として認知度、世界的な圧倒的なブランド力があります。

特に2003年に受賞したインターナショナルスピリッツチャレンジ(毎年イギリスで開かれる世界的なお酒のコンペティション)
これはウイスキーの銘柄を伏せた状態で世界の名だたるマスターブレンダーが利き酒をして点数を決める非常に公正かつ厳格なテイスティングの審査です。
その中で2003年にISCで金賞を受賞したジャパニーズウイスキーです。
この年をきっかけにジャパニーズウイスキーの評価はどんどん上がり、”日本のウイスキーはうまいらし”と世界中に名前を知らしめるきっかけになっています。

何よりこの山崎蒸溜所は日本初の本格蒸溜所で、2023年で操業100周年を迎えます。山崎の味わいの複雑さと香りの優雅さは、当時表彰された時にノーブル(Noble)=高貴なという風に表彰の言葉を頂いたくらいなんです。

日本のウイスキーが海外のウィスキーやスコッチウイスキーが数々集まる中で金賞をさらったというのは、当時かなり革命的な大きな事件だったと想像できます。

何より味わいに関しては、パンチョン樽、シェリー樽そしてミズナラ樽の味わいのバランスの良さというのが絶妙に絡み合って特に後味のミズナラ樽からくる複雑な余韻がお香であったり、伽羅や白檀といった複雑な風味を生み出しているという風にも言われます。

この味わいの圧倒的な骨太でマイルドな甘さというのは一度飲んだら病みつきになります。ただ、現在はジャパニーズウイスキーの需要が上がり過ぎてしまって、かなり値段の変動が激しいのでボトル買いするにはかなり高額になってしまいます。バーに行った時などに一杯をじっくり味わってほしい特別な1本です。

おつまみとしては、熟した柿と合わせたりとか意外と和菓子と合わせたりもおすすめです。最中のしっとりとした、優しいあんこの甘さと山崎12年の滑らかさがかなりマッチします。

水割りでしたら、繊細な味わいが際立つ和食。これが抜群に相性がいいんです。
これは絶対にお勧めしたい一本です。

👉なぜジャパニーズウイスキー山崎は人気があるのか?山崎50年とは

まとめ

このようにシングルモルトはそれぞれの蒸留所の個性が表れるウィスキーです。やはり、その土地、その水、その働く作り手たちの想いというのが全て込められています。

ブレンデッドウィスキーの方が飲みやすいと感じる方もいるかと思いますが、やはりウィスキーを知る上ではシングルモルトは欠かせません。

まさに地酒タイプのウィスキーなので、ちょっと口に含んでいただくだけでどこか見たことのない異国情緒が思い起こされるようなですね。いろいろな種類のボトルを試して、お気に入りの1本を見つけてください。

デュワーズウィスキーはハイボールがおすすめ?特徴や製法と歴史について

デュワーズウィスキーはスコッチウィスキーの1つになります。
特に価格が安価であることから、多くの人に親しまれているのですが、日本ではハイボールで飲むのが良いとも言われています。
そんなヂュワーズウィスキーの特徴や歴史などについて見ていきましょう。

デュワーズウィスキーを知ろう

デュワーズウィスキーはスコットランドで作られている、スコッチウィスキーの1つになります。
いわゆるブレンデッドと呼ばれるもので、複数のウィスキーを混ぜて作られます。
創業は1846年でジョン・デュワー氏が独立して作り上げました。
その後deュワー氏の息子たちが確固たるブランドへと押し上げていきます。

特徴としては複数のシングルモルトをベースに、グレーンウィスキーを混ぜることでしょう。
アバフェルディやオルトモア、ロイヤルブラックラにクライゲラヒ、マクダフといった5種類のシングルモルトが主に使われています。
複数のウィスキーを混ぜることで、強い個性ではなく飲みやすさを重視したものとなっているのです。

その中でもデュワーズウィスキーは、スムースでクリアな味わいで麦の味わいを引き出していると人気があります。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

デュワーズウィスキーは世界中で人気

デュワーズウィスキーはハイボールで有名です。
このハイボールですが、実はもっと楽しむという意味なのだとされます。
これは2代目にあたるトミー・デュワー氏がバーに行った時に背の低いグラスで提供された時に、もっと背の高いグラスにして欲しい、もっと楽しめるから、といった事が最初だと言われています。

デュワーズウィスキーはイギリスでも人気なのですが、実はアメリカでシェアがナンバーワンにあるほど高い人気があるのです。
これは1891年にアンドリュー・カーネギー氏が、当時の大統領であるベンジャミン・ハリソン氏へ樽入りのものを贈ったのがきっかけになっています。

さらに1893年には英国王室の御用達の許可も受けていて、他にも500以上の賞を受賞するほどのウィスキーです。

デュワーズウィスキーはハイボールで

プロのバーテンダーの多くが、ハイボールと言えばデュワーズウィスキーを使うくらいに有名なものです。
使われるのがホワイトラベルと呼ばれるもので、デュワーズウィスキーの中ではレギュラーボトルに位置します。
価格が安価なこともありますが、何よりも甘くまろやかな味わいと芳醇が香りがあるためハイボールとの相性が抜群なのです。

家でも楽しむ作り方としては、グラスいっぱいに氷を入れておき、デュワーズウィスキーを1に対してソーダを4注いで、軽く混ぜるだけになります。

 

デュワーズの種類

◆デュワーズ ホワイトラベル

デュワーズのスタンダードボトル。
キーモルトに「アバフェルディ」を使用し、モルトの甘さがしっかりと感じられるのが特徴。
滑らかな口当たりと、ナッツやチョコレートのような濃厚な味わいが感じられます。
ホワイトラベルは価格も手ごろで入手しやすいので、日頃からウイスキーを愉しみたい方にもおすすめの1本です。

◆デュワーズ 12年

キーモルトに「アバフェルディ」を使用し、熟成年数12年以上の原酒を40種類以上ブレンドしたボトル。
さらに、6ヵ月間樽で追加熟成させた、深みのある味わいが特徴。
樽由来のオークやナッツの香りが力強く、重厚な味わいとバニラやカカオのような甘い後口が魅力。
ほどよい酸味を残しつつ、ストレートで飲むと甘味を楽しめる1本です。

◆デュワーズ 15年

15年以上長期間熟成させた40種類以上の原酒をブレンドしたボトル。
さらに、6ヵ月間樽で追加熟成させた、ぜいたくな味わいが特徴。
蜂蜜やキャラメルのような甘い豊かな香りと、ほのかな柑橘類のようなフルーティーな風味が楽しめる1本です。
深いコクと複雑な風味が混ざりあい、ストレートやロック、水割りなど、さまざまな飲み方に適しています。

デュワーズ 18年

熟成年数18年以上の原酒をブレンドし、さらに6ヵ月間の樽熟成で造られたボトル。
5つの蒸留所で造られたキーモルトを組み合わせた、バランスのよい味わいが魅力。
口に含むとバニラやバタースコッチのような濃厚で滑らかな味わいが広がります。
樽由来のオークとほのかにバニラの香りを感じられる、プレゼントにもおすすめの1本です。

◆デュワーズ 25年

熟成年数25年以上のモルト・グレーン原酒をブレンド。さらに、フルーティーな風味を持つ「ロイヤルブラックラ」の樽で追加熟成させたボトル。
英国ハイランド地方のロイヤルブラックラは、初めて英国王に認められた、由緒ある蒸溜所です。
洋ナシやドライフルーツのフルーティーな香りと、重厚な味わいが特徴。
奥深い複雑な風味と、力強いオークのフレーバーが感じられデュワーズの象徴ともいえる1本です。

◆デュワーズ シグネチャー

濃厚な甘味が魅力の「アバフェルディ」の原酒のなかで、27年以上の長期熟成したモノをブレンドした、デュワーズの最高峰ボトル。
バニラや蜂蜜に加えて、ミントやハーブなども感じ、爽やかで芳醇な香りが魅力。
トワイアップで複雑で濃厚な味わいと香りを心行くまで楽しめます。
箱付きの豪華なパッケージングで希少な1本です。

👉シーバスリーガルはビギナーも飲みやすい?味の意見や種類を解説

まとめ

デュワーズウィスキーについてでした。
デュワーズウィスキーは1846年に創業されたスコッチウィスキーのブレンデッドブランドになります。
スムースでクリアな味わいが楽しめるとのことで、本場イギリスだけではなく世界中で愛されているウィスキーです。

特にレギュラーボトルであるホワイトラベルは、価格が安価なこととハイボールにぴったりなこともあって、国内でも気軽に楽しめるでしょう。

ウィスキー有名ブランドオールドパーの歴史や12年・18年など人気種類

世界で最も愛されているブレンデッドウィスキーがオールドパーでしょう。
日本でも古くから愛されてきたウィスキーで、50代以上の人にとっては憧れのウィスキーだったはずです。
そんなオールドパーの歴史や人気ボトルなどを紹介します。

オールドパーとは

オールドパーの歴史

オールドパーはイギリスのマクドナルド・グリンリース社が、1871年製造しているブレンデッド・ウィスキーになります。

唯一無二のウイスキー造りを追求するグリーンリース兄弟が、試行錯誤を重ね理想のブレンドに成功したものです。

オールドパーは英国史上最長寿の152歳9カ月まで生きたといわれる伝説の人物「トーマス・パー」の名前に由来しています。

「トーマス・パー」は「オールド・トム・パー」の異名を持ち、エドワード4世からチャールズ1世までの10人の王の時代を生きた伝説的人物。80歳のときに結婚して一男一女を授かり、105歳のときには不倫相手との間にも子供を儲けています。 さらに、最初の妻が亡くなると122歳にして再婚しています。152歳で亡くなったあとは、イギリス国教会のウェストミンスター寺院に葬られました。

オールドパーをつくったグリンリース兄弟は、ブレンデッド・ウイスキーを末永く後世に届けたいとの願いで、「トーマス・パー」の名前を冠しました。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

オールドパーの特徴

オールドパーはスコットランドの原酒をバランスよくブレンドしたウイスキー。

スコッチウィスキーをブレンドしたものは、実はハイランドスペイサイドローランドキャンベルタウンアイランズアイラといった6つに分類できるのです。

ハイランド地方東部に流れるスペイ川周辺のスペイサイドにある蒸留所でつくられています。

豊かなピート(泥炭)の土壌とスペイ川の水によってつくられており、キーモルトとしてはクラガンモアを利用。ピートがもたらすスモーキーフレーバーが特徴です。

それぞれの産地で異なる風味を持つのですが、オールドパーは各地の特徴を巧みに組み合わせています。

ちなみに日本で最初に飲まれたウィスキーが、このオールドパーだと言われているのです。

日本に持ち込まれた歴史

オールドパーを日本に持ち込んだのは、1873年にアメリカ合衆国やヨーロッパ諸国から帰ってきた岩倉使節団です。その後、オールドパーは明治天皇に献上され明治時代から愛飲する人も多くいました。

また、芳醇な味わいや斜めにしても倒れないボトルのデザインなどから、明治時代のリーダーだけでなく、吉田茂や田中角栄など昭和を代表する首相に愛されたことでも知られています。

ボトルへのこだわり

オールドパーのボトルの表面には、「クラックルパターン」といわれるひび割れのような模様が刻まれています。ガラスボトル以前に主流だった陶製のボトルをイメージし、伝統を受け継いでいるというメッセージを伝えています。

オールドパーのボトルは斜めに傾けても倒れずに自立する独特なカタチをしています。「右肩上がり」や「決して倒れない」というゲン担ぎがあり、多くの人々に選ばれ続けられる理由です。

ちなみに、オールドパーのボトルには「トーマス・パー」の肖像画が描かれていますが、17世紀を代表する画家のルーベンスが手がけたモノ です。

オールドパーの種類

オールドパー 12年

オールドパー12年は酒齢が12年以上のものをヴァッティングして作られます。
シリーズの中ではミドルクラスものです。
長期熟成されたことによる花の香りなどが特徴で、複雑で奥行きのある味わいが楽しめるボトルだと言えるでしょう。

やや濃い目に作ったハイボールにもピッタリで、意外と和食と合わせることもできるのが魅力になります。

オールドパー 18年

オールドパー18年は酒齢18年のものをヴァッティングしています。
日本国内で販売されているオールドパーの中だと、最も熟成期間が長いプレミアな商品だと言えるでしょう。

実はこの商品はリニューアルされていて、以前のものと比べると味の複雑さはやや落ちています。
ですが反面でまろやかさや甘みが増したことから、こちらの方が飲みやすいという評価をする人もいるのです。

ただ古き良きオールドパーの重厚感が好きという人は、希少性が高くなりますがリニューアル前のものを購入する方がいいです。
ロックやストレートで楽しむのが一般的ですが、最近では食事中に水割りで飲むという人も少なくありません。

オールドパー シルバー

最後にオールドパーのレギュラーボトルも紹介しておきます。
シルバーというボトルで、オールドパーを手軽に味わえるスタンダードなアイテムです。

フルーティな風味と濃厚な甘みが味わうことができ、アルコールの刺激も少ないので癖がなく飲みやすいといえるでしょう。
ウィスキー1に対してソーダ3のハイボールがおすすめされていますが、ロックやストレートにしてもいいです。

◆オールドパー12年

伝統的なオールドパーを象徴するボトル。
芳醇な香りと、柔らかくまろやかな味わいに加え、スコッチ特有のスモーキーさも特徴。
和食との相性もよく、水やお湯などで割ってもバランスのとれた味わいが楽しめます。

◆オールドパー シルバー

口当たりが軽く、スッキリとした味わいのボトル。
柑橘系のフルーツのような爽やかさと、ハチミツやバニラのような甘い香りが特徴。
キレがありスムーズな後味に、ほのかにスモーキーさを感じます。
ストレートやロックで飲んでも、ソーダ割りで飲んでも発泡によるフルーティー差が際立ちます。

◆オールドパー 18年

18年以上熟成した原酒のブレンドによって生まれた高級ボトル。
ほのかな甘みとバニラを思わせる芳醇な香りが漂う、バランスよい逸品です。
滑らかな舌さわりで飲みやすく、奥深い味わいを存分に楽しめます。

◆オールドパー スーペリア

熟成の年数にこだわらずに厳選した原酒を、ブレンドしたプレミアムボトル。
華やかで深みのある味わいと、ナッツを連想させる芳ばしさが特徴。
熟したフルーツの濃厚な甘み、ピート由来のスモーキーな風味が感じられます。
上質で贅沢な本来の味わいを楽しむなら、ストレートで。時間とともに微妙な味と香りを楽しむならロックで。

👉デュワーズウィスキーはハイボールがおすすめ?特徴や製法と歴史について

まとめ

日本では高級ウィスキーの代名詞的な存在のオールドパーでした。
スコッチウィスキーをヴァッティングして作られたもので、それぞれの産地の特徴を殺すことなく、楽しめるようになっているのが特徴です。
日本で初めて飲まれたウィスキーとしても親しまれていて、多くの人が愛飲してきた歴史を持っています。

スコッチウィスキーのひとつホワイトホースの発祥や主な種類を紹介

日本でも人気のスコッチウィスキーの1つがホワイトホースです。
白馬印が印象的で、コンビニやスーパーでもよく見かけるウィスキーでしょう。
ここではホワイトホースの発祥や主な種類を紹介します。

ホワイトホースとは

コンビニやスーパーでもよく見かけるホワイトホースは、スコッチウィスキーを代表するブレンデッドウィスキーです。
世界100ヶ国以上で販売されており、日本でも1906年には売られていたといわれるので、日本でも100年以上愛されてきたスコッチウィスキーとなっています。
その販売量はスコッチウィスキーでNo.1の人気があります。

ホワイトホースのキーモルトはラガヴーリンで、35種類以上のモルトをブレンドして作られているため、スモーキーな風味も感じさせるウィスキーです。
ホワイトホースはハチミツの甘みやフルーティーさもあるウィスキーで、ストレートやロックがおすすめ。
またハイボールにすれば爽快感も感じられるのでおすすめです。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

ホワイトホースの発祥

ホワイトホースは1890年で世界に通用するブレンデッドウィスキーを作るという思想のもので、当時のオーナーのピーター・マッキーにより作られました。

若き日のピーター・マッキーはアイラ島ラガヴーリン蒸溜所のオーナーであった叔父の元でウイスキー造りを学びました。
のちにピーターは会社を創業、1890年ワイトホースセラーの名と看板のイラストを冠したウイスキー「ホワイトホース」を発売します。

ホワイトホースの名称の由来は、スコットランドのエジンバラのキャノンゲート街に実在したホワイトホース・セラーからきています。
エジンバラからロンドンへ向かう乗合馬車の出発点であり、ウイスキーもこの馬車の乗客に提供されていました。
ロンドンへの出発を前にした人々の「夢」や「希望」のこもった乾杯を盛り上げていたことでしょう。

1908年には英国王室御用達を賜り、さらに1926年には当時の主流だったコルク栓から金属製のスクリューキャップを採用し、飛躍的な売り上げを伸ばしました。

ホワイトホースの製法

ホワイトホースはキーモルトに「ラガヴーリン」を使用し、35種類以上のモルトをブレンドして製造されています。ラガヴーリンのほかにも、「グレンエルギン」「オルトモア」「クライゲラヒ」といった、スコットランドのハイランド地方東北部でつくられた「スペイサイドモルト」です。

個性が強いアイラモルト独特の潮っぽさと、ピート由来のスモーキーな風味を感じる「ラガヴーリン。そこにハチミツのようなコクや甘さが特徴の「スペイサイドモルト」をブレンドすることで、複雑で味わい深いウイスキーに仕上げています。

ホワイトホースの種類

◆ホワイトホース ファインオールド

ホワイトホースの代名詞ともいえる、日本でもポピュラーなボトル。
アイラモルト独特の強いスモーキーさを抑えて、スペイサイドモルトのブレンド比率が高くして飲みやすいのが特徴。
フレッシュな花の香りやハチミツの甘さが感じられ、ドライな飲み心地でバランスよく仕上がっています。

◆ホワイトホース 8年
8年以上熟成させたモルト原酒やグレーン原酒をブレンドさせたボトル。
味わいはファインオールドに近いですが、ファインオールドよりもピート感が強く出ています。
現在は発売を終焉しているエイジングです。

◆ホワイトホース 12年

日本向けに開発された、12年以上熟成させたモルトやグレーンをブレンドしたボトル。
濃厚でまろやかな甘さとフルーティーな香りがあり、華やかな味わい、スモーキーさも特徴。。
穏やかでコク深い味わいが堪能でき、すっきりした飲みやすさが感じられます。

◆ホワイトホース ゴールドエディション

2013年末に、免税向けの限定品として発売されたボトル。
1890年当時の味わいを再現することをコンセプトとしており、ラガヴーリンの割合を増やしてブレンドされています。
そのため、アイラのピートが効いたスモーキーでしっかりと風味が特徴。
オーク樽由来のバニラのような甘さ、ナッツやカカオのビターさも感じられます。
ストレートでクセのあるアイラウイスキーを存分に堪能したり、程よくピート感を楽しむならハイボールもおすすめです

◆ホワイトホース エクストラファイン

1980年代後半に発売された日本市場向けブレンド3種のうちの一つ。 残りの2本はデラックスとマイルド。”グレンエルギン”をメインとしたブレンドのボトル。
華やかでモルティーな香りと心地よい苦味に、ホットケーキシロップのような甘みと、徐々にスモーキーでえぐみも感じられます。
特級時代の終焉から1990年代の本品終売までの間、頻繁にラベルチェンジが行われているのが特徴です。

◆ホワイトホース ハイボール

ホワイトホースのハイボール缶。フレッシュな香りや甘みとスモーキーな風味が感じられます。
バランスのとれた味わいが存分に堪能でき、缶にすることで飲みやすさも兼ね備えています。
キャンプやバーベキューなどに手軽に持ち運んで楽しむのもおすすめです。

 

👉ボウモアの伝統製法や歴史は?癖のある味をどう美味しく飲めば良い?

まとめ

このようにホワイトホースはウィスキー好きの方はもちろん、ウィスキーをあまり知らない人でも見たことがあるウィスキーの1つです。
コンビニやスーパーでよく見かけるのでプレミア感はないかもしれませんが、日本で最も売れているスコッチウィスキーです。

日本人の舌にも合う上にリーズナブルな価格で購入できるので、一度飲んでスコッチウィスキーの良さを味わってみましょう。

シーバスリーガルはビギナーも飲みやすい?味の意見や種類を解説

これからウィスキーを趣味にしたい、という人も多いでしょう。
そうした時にどんなものを買えばいいのか迷う人も多いはずです。
そこでおすすめしたいのがシーバスリーガルなのですが、どういう味や種類があるのか調べてみました。

シーバスリーガルについて知ろう

シーバスリーガルの歴史

シーバスリーガルはスコットランドでコーヒーやブランデーなどの高級品を扱う店を営んでいたシーバス兄弟によって、1850年代に創業されました。

当時はシングルモルトウイスキーに味が粗っぽくばらつきがあり、上質なものを求める富裕層からブレンデッドウイスキーの製造の声が高まっていました。スコッチウィスキーをブレンドしたもので、癖の強さというよりもより味わい深いどんな人でも楽しめるものが求められていました。

シーバス兄弟は1850年代からブレンデッドウイスキーの製造を始め、1900年代初めには初代マスターブレンダーであるチャールズ・ハワード氏により、世界初の25年熟成のブレンデッドウイスキーを作り上げました。

複数の原酒を混ぜたブレンデッドウィスキーの1つで、基本的にはスペイサイドのシングルモルトが使われています。

その製品が「シーバスリーガル」です。

出典:amazon

製品名の「シーバスリーガル」について、「シーバス」は創業者のシーバス兄弟の名前から取られ、「リーガル」は「王者にふさわしい」「威厳のある」という意味がありシーバス兄弟の思いが詰まっています。

1900年代アメリカへの輸出が始まり、1920年代に禁酒法が施行されるまでアメリカの代表的なウイスキーブランドとなりました。その後1938年に世界で初めて「12年熟成」を表示する製品を発売し、現在までつながっています。

価格的にも安価なボトルがあり、初心者だけではなくて世界中で愛されている一品だと言えます。

味としては口当たりが滑らかで、ハチミツやハーブなどの甘い香りがします。
飲んだ後の余韻も長く、しっかりとした風味を味わえるでしょう。

シーバスリーガルの製法

出典:amazon

「シーバスリーガル」は代表的なキーモルトに「ストラスアイラ」を使用しています。
「ストラスアイラ」は、スコットランドのなかでも最古級の歴史を持つストラスアイラ蒸溜所の原酒です。ノンピートの麦芽と、仕込み水の一部に「Broomhill(ブルームヒル)」の古い泉に湧く中軟水を用い、昔ながらの製法で造られています。フルーティーな香りと樽熟成由来の濃厚なナッツ感とドライな味わいが特徴で、その味わいは、「シーバスリーガル」にも強く感じられます。

グレンリベット・ベンリアックなどのモルトウイスキーやグレーンウイスキーもブレンドされており、どれも華やかさでしっかりとしたボディを感じられるのが特徴です。

シーバスリーガルの特徴

シーバスリーガル12年

シーバスリーガルで定番と言えるのが12年になります。
ボトルの中央に12と書かれているので、非常にわかりやすいデザインです。
12年以上の熟成を経た原酒のみをブレンドした製品で、アメリカの禁酒法によって停滞していた経営を再び活気づかせたという代表作になります。

比較的にまろやかな呑口で、フルーティーな香りが特徴的なお酒です。
癖の強さがないので、初心者でも楽しみやすいと言えるでしょう。

すっきりとした味わいがあるので、アルコールに強い人ならストレートやロックで楽しむといいです。
弱い人だとハイボールにして楽しむのもおすすめできます。

シーバスリーガル18年

先程の12年よりもワンランク上のボトルが18年になります。
酒齢が18年以上の原酒をブレンドしたもので、実に85種類ものお酒を混ぜ合わせ複雑で芳醇な味わいにアロマが感じられるのが特徴です。

ダークチョコレートやドライフルーツのようなアロマ香と、ベルベットのようにまろやかな味わいをたのしめる逸品です。

世界でも最高峰といわれるブレンダー、コリン・スコット氏が厳選したお酒が選ばれていて、他社のウィスキーにはない芳醇な味わいが楽しめるでしょう。
12年に飲み慣れてきたのなら、こちらに移行してもいいかもしれません。
価格的には高くなりますが、それだけの味わいが楽しめます。

上級者も唸らせるような複雑な味わいがありますが、もちろん初心者であっても十分に楽しめます。
ストレートやロックで楽しむのが基本ですが、常温の水と1対1で割るトワイスアップもおすすめです。

シーバスリーガル ミズナラ12年

シーバスリーガルの「伝説のマスターブレンダー」とも呼ばれるコリン・スコット氏が、日本のファンのために特別にブレンドしたものになります。
最高品質のウィスキーを厳選してブレンドしていて、その一部を日本原産の希少なミズナラの樽で寝かせているので、この名称がついているそうです。

白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)などの別名を持つミズナラ樽ならではの甘い香と、「シーバスリーガル」が持つ爽やかさが見事に調和し、まさに日本人の味覚に合うように仕上げられています。

価格的にはレギュラーの12年よりは高いですが、18年よりは安価な価格帯となっています。
繊細な味わいが特徴で、甘くてなめらかな口当たりです。
飲み方としてはストレートやトワイスアップ、ロックなどがおすすめでしょう。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

シーバスリーガルの種類

◆シーバスリーガル12年

シーバスリーガルのスタンダードボトルです。最低12年以上熟成させた原酒をブレンドし、ブレンデッドウイスキーの中でも高いシェアを誇っています。
青りんごや洋梨を思わせるすっきりした味わいに、熟成させることで生じるナッツの風味が特徴。
2018年”インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ”と”スコッチウイスキーマスターズ”で金賞を獲得し世界的に評価が高い1本です。
クリーミーな口当たりで、クセがあるウイスキーが苦手な方やウイスキー初心者にもおすすめです。

◆シーバスリーガル18年

18年以上熟成されたモルトやグレーン原酒をブレンドして作られたボトル。
世界最高峰のブレンダーであるコリン・スコット氏によって厳選された85種類もの原酒がブレンドされており、口に含むとそれぞれのモルトの個性が、複雑に絡みあうのが特徴です。
バニラやハチミツなどの甘みとヘーゼルナッツの香ばしさや青りんごや洋梨の爽やかな風味が絡み合います。
2018年のサンフランシスコワールドスピリッツコンペティションにて金賞を獲得。2013年にも同コンペティションにて最優秀金賞(ダブルゴールドメダル)の受賞するなど高い評価を得ています。
ストレートやロックのほかに、ウイスキーの芳香を存分に味わいたい方にはトワイスアップもおすすめです。

◆シーバスリーガル25年

ボトルにシリアルナンバーが付けられ、25年以上熟成された最高級原酒を使った希少な数量限定生産品。
長期熟成により、オレンジやピーチのフルーティーな香りとチョコレートやバニラの濃厚な甘みが感じらます。
2013年には「シーバスリーガル18年」とともに、サンフランシスコワールドスピリッツコンペティションにて最優秀金賞(ダブルゴールドメダル)を獲得し、高く評価され1本です。
重厚なギフトボックスに収められ、華麗なラベルデザインに包まれたボトルは高級感があり贈り物にもおすすめです。

◆シーバスリーガル ミズナラ・スペシャルエディション

「シーバスリーガル12年」をベースに、名誉マスターブレンダーのコリン・スコット氏が日本のファンのために作った特別なボトル。
日本原産のミズナラ樽で原酒を寝かせることにより、白檀などの香木のような甘い香りをまとっています。
フルーティーで爽やかな香りとミズナラ由来のまろやかな甘さが加わり、繊細でなめらかな味わいです。
強めの甘みが感じられ、スムースな飲み心地なので初心者にもおすすめです。

◆シーバスリーガル ブラザーズブレンド

シーバスリーガル創設者のシーバス兄弟に敬意を表した特別品で2012年に免税店限定で発売されたボトル。
キーモルトであるストラスアイラとロングモーンのブレンド割合を高めて、シーバスリーガルらしさを強調したのが特徴です。
熟した果実のフレーバーにハチミツの甘みが加わり、柔らかくなめらかなスムース感が味わえる1本です。

◆シーバスリーガル アルティス

アルティスは英語の「ULTIMATE(究極)」と、ラテン語の「FORTIS(力)」から作った造語。
歴代のマスターブレンダー5人に敬意を表して、5種類のモルトにより作られたブランド史上初のブレンデッドモルトウイスキー。
”ストラスアイラ””ロングモーン””トーモア””アルタべーン””ブレイヴァル”の5つの蒸留所で生まれた5種類のモルトにより芳醇で深い味わいを醸し出します。
フルーティーな味わいを核として、リンゴやピーチの甘い香りにシナモンのスパイシーさハチミツやバニラの風味が広がるのが特徴です。
ボトルキャップには、5つのリングデザインが施され、風味にもパッケージにもこだわった究極の1本です。

◆シーバスリーガル アイコン

世界のウイスキーの象徴(アイコン)として作られた最高級のボトル。
キーモルトは”ストラスアイラ”、現在では創業されていない蒸留所の原酒を含む希少で厳選された原酒で作られています。
この上なくリッチなフレーバーは、ほのかな甘さやビターな香りに加えて、樽由来のナッツ感まで複雑に絡み合った至高の一品です。
本製品はイギリスの有名なガラスメーカー「ダーティントン」により一つ一つ手吹きで作られるクリスタルのデカンターに入れられ
高級感あふれるメタリックのラベルが付けられています。
また、ケースはラグジュアリーなトランクスタイルで、非常に高価ですが最高級の一品です。

まとめ

シーバスリーガルについての情報でした。

スコッチウィスキーをブレンドしているブランドで、非常に口当たりが良く飲みやすいと世界中で人気があります。
一般的にスコッチウィスキーは癖が強いものですが、その癖をなるべく抑えているので初心者にも飲みやすいと言われています。

また、手の届きやすいコスパに優れた銘柄からラグジュアリーさを感じられる銘柄まで幅広い商品ラインナップが展開されています。