シェリー酒とは?作られる主な産地や美味しさが際立つ飲み方を紹介

近年ふつふつと人気が高まっているシェリー酒。
日本においてやや馴染みの薄いお酒のため、「名前は知っているけど、どんなお酒かは分からない」という人も多いでしょう。
一体シェリー酒とはどんなお酒なのか、産地や美味しい飲み方などをまとめました。

シェリー酒とは?

シェリー酒には極甘口から辛口まで様々なタイプがあり、味わいの特徴をまとめられない難しさがあります。

そのため良く知らない人はビールやウイスキーといったお酒のジャンルだと思いがちですが、実は白ワインの一種なのです。
ブルゴーニュやボルドーと同じく、シェリーと呼ばれるワインだと覚えておきましょう。

シェリーはスペインのアンダルシア州とその周辺で生産されるもののみが名乗ることを許されたお酒です。シェリーは英語名で、スペイン語では「ビノ・デ・ヘレス」といいます。

さらにワインの中でも酒精強化ワインと分類されており、ポルトガルのポートワインとマデイラワインと並ぶ世界3大酒精強化ワインと呼ばれています。

酒精強化ワインとは、製造する際に別途アルコールを添加して度数を高めて造るワインで、添加アルコールにはブランデーが使われるのが一般的です。一般的なワインよりもアルコール度数が高いのが由来です。

また樽内の上部に空間を持たせて熟成し、アルコールを加えることで完成するため、ナッツのように香ばしい味わいやドライな味わいに仕上がります。

度数はどのくらい?

シェリーは製造過程でブランデーを加えて作り上げるため、一般的なワインよりもアルコール度数が高いのが特徴です。通常のワインはアルコール度数12〜15%ほどですが、シェリーは15〜22%となります。

同等なあるkじょーるどのお酒としては、日本酒の多くが15%前後、焼酎が20〜25%になります。

シェリー酒の主な産地は?

シェリー酒の産地は、スペインの南西部に位置するアンダルシア地方にあるエル・プエルト・デ・サンタ・マリアをはじめとした3つの街で、通称シェリー・トライアングルと呼ばれています。

この3つの街で製造されたもの以外は、シェリーと名乗ることができません。
しかも原料となるブドウも地元で収穫したものに限定されています。

とはいえシェリー・トライアングルはブドウの育成期に雨が降りにくく、ブドウの栽培が難しい乾燥した気候が特徴です。
そのため保水力の高いアルバリサという植物を利用し、土壌に潤いを与えています。
珍しい栽培方法を採用しているのも、シェリー酒に特別なイメージを持つ所以でしょう。

美味しさが際立つ飲み方

シェリー酒の基本的な飲み方といえば、やっぱりストレートでしょう。
もともとは食前酒として飲まれていたお酒ですが、ワインの仲間なので白用のワイングラスに注いで飲むのがおすすめです。

小さなグラスだと香りを楽しみにくいので、ワイングラスが無い場合はなるべく大きめのグラスに注いでください。

またカクテルのベースとして使われることも多いです。
氷を入れたグラスにシェリー酒とソーダ水を1対2の割合で注ぎ、最後にミントを添えれば、すっきりとした味わいのレブヒートというカクテルが出来上がります。

自宅でも簡単に作れるうえにアルコールの強さを感じにくいため、シェリー酒が初めての人でも美味しく飲めるでしょう。

ポケットソムリエは、ユーザー様の好み・予算などを入力するだけで、「日本ソムリエ協会(J.S.A)の資格」、世界最大のワイン教育機関が認定する「WSET Level3以上の資格」を持つ知識と経験が豊富なエキスパートが、お客様専属のソムリエのようにご要望に沿ってワインをセレクト致します。

シェリー酒の種類

ビノ・へネロソ

ビノ・ヘネロソは辛口好きの方におすすめしたいシェリー酒です。シェリー酒に使われる3種類のブドウのうち、パロミノ種を原料に使用し、発酵を完了させるため辛口のシェリー酒に仕上がります。

ビノ・ヘネロソのシェリー酒のなかにも種類があり、「フィノ」「マンサニーリャ」「アモンティリャード」「オロロソ」「パロ・コルタド」の5つに分類されます。

ビノ・ドゥルセ・ナトゥラル

ビノ・ドゥルセ・ナトゥラルは、甘口好きな方にお勧めのシェリー酒です。モスカテル種かペドロ・ヒメネス種という甘い品種のブドウを過熟するか、天日干ししたモストを使って造られています。発酵を途中で止めてブドウの甘さを残すため完全な甘口となります。

ビノ・ドゥルセ・ナトゥラルには、原料に採用しているブドウの名称と同じく「ペドロ・ヒメネス」と「モスカテル」という2種類のシェリー酒が存在。どちらも濃厚な甘さを楽しめるので、甘口のお酒が好きな方やスイーツ好きの方におすすめです。

ビノ・へネロソ・デ・リコール

辛口の「ビノ・へネロソ」と甘口の「ビノ・ドゥルセ・ナトゥラル」をブレンドして造られたシェリー酒が、「ビノ・へネロソ・デ・リコール」です。ブレンドする比率によって甘さが変化するので、好きな甘さのシェリー酒を探して楽しめます。

ベースとなるのは辛口シェリー酒の”フィノ” ”アモンティリャード” ”オロロソ”で、そこに甘口シェリー酒や濃縮精留果汁を加えて味のバランスを変えます。”フィノ”をベースにすると「ペール・クリーム」、”アモンティリャード”がベースだと「ミディアム」、”オロロソ”をベースにすると「クリーム」というシェリー酒になります。

 

シェリー酒のおすすめ銘柄

◆ウイリアム・ハンバート・コレクション ドン・ソイロ・アモンティリャード

産膜酵母下で8年以上熟成させたのち、4年もの酸化熟成を経て生み出されたシェリー酒。
パロミノ種のブドウを原料に使用、ビノ・へネロソです。長期熟成による芳醇な香りときりっとした辛口が特徴。
辛さのなかに、ローストされた芳ばしさやほのかな甘さ、さらに酸味が複雑に絡み合う1本です。

◆ボデガス・イダルゴ・ ラ・ヒターナ アモンティリャード・ナポレオン

皇帝ナポレオンがラベルに描かれており、高級感とインパクトとを与えるシェリー酒。
8年間熟成させ、パロミノ種のブドウを原料に使用したアモンティリャードです。
美しい琥珀色、ヘーゼルナッツを彷彿させる芳ばし香りが広がるのが特徴。辛口のドライな味わいのため、幅広い食事と合わせて楽しむのにおすすめの1本です。

◆ボデガス・イダルゴ・ ラ・ヒターナ ペドロヒメネス・トゥリアナ

ペドロ・ヒメネス種のブドウを原料に使用し、原料を数日間かけて天日干した平均熟成15年の甘口シェリー酒。
レーズンなどを彷彿させる濃厚な果実香が漂い、長期熟成による芳醇で豊かな甘みが特徴。
アルコール度数が15%と低めで、初心者の方や強いお酒が苦手な方でも飲みやすい1本です。

◆ボデガス・イダルゴ・ ラ・ヒターナ オロロソ・ファラオン

オロロソとはスペイン語で「高い香り」を意味し、豊かな風味が楽しめるシェリー酒。
パロミノ種のブドウを原料に使用し、クルミを思わせる芳醇な香りが広がるのが特徴。
濃い琥珀色、膨らみのある奥深い味わいと豊かでふくよかなオロロソの香りで辛を味わい方にお勧めの1本です。

◆ボデガス・イダルゴ・ ラ・ヒターナ マンサニージャ・ラ・ヒターナ

スペイン南部の自治州にある港町「サンルーカル・デ・バラメダ」でのみ製造されているシェリー酒。原料にはパロミノ種のブドウを使用したビノ・ヘネロソです。ライトな口当たりで、辛口のスッキリした味わいと、フレッシュでフルーティなリンゴの香りが広がります。
アルコール度数は15%と低め。強いお酒が苦手な方でも飲みやすく、価格も安いため、初心者の方が気軽に楽しむのにもおすすめです。

◆ボデガス・イダルゴ・ ラ・ヒターナ ペール・クリーム・イダルゴ

フィノをベースにモスカテル種のブドウ果汁をブレンドしたペール・クリーム。
美しい琥珀色で甘めの味わいとアーモンドのような芳ばしく漂う香りが特徴です。
焼き菓子や新鮮なフルーツなどのスイーツと味わうのにおすすめの1本です。

◆ゴンザレス・ビアス アモンティリャード デル・デューク

「デル・デューク」はスペイン語で「公爵」の意味、高貴なアモンティリャード公爵という名のシェリー酒です。熟成にはソレラシステムという独特な方法を採用し、アメリカンオーク樽で30年以上貯蔵しています。重厚な深いコクとしっかりとした骨格のある味わいの辛口な1本です。

◆ゴンザレス・ビアス エレガンテ

パロミノ種のブドウを原料に100%使用した、辛口のフィノです。
辛口ながら、まろやかな味わいとスパイシーで芳醇な香りと、スッキリとした風味が特徴です。
アルコール度数が15%と低めで、価格も安いのも魅力です。魚介類との相性がよいため、シーフードを用いた料理と一緒に味わうのにもおすすめの1本です。

◆ゴンザレス・ビアス ノエ

30年にわたり長期熟成し、深いコクと深い甘みが堪能できる高級シェリー酒。
原料のペドロ・ヒメネス種の収穫時期をあえて遅らせて、日に当てることにより糖分を高め、凝縮された強い甘さが特徴。
優雅で甘い香り、ほのかなウッディな風味、とろけるように滑らかな口当たりが特徴。
濃厚な甘さと心地よい酸味を持ち、食後酒としてゆったりと味わうのにおすすめの1本です。

◆バルデスピノ イザベラ クリーム

メリカンオーク樽で17年以上の熟成し、まろやかな口当たりと甘みが楽しめるシェリー酒。
オロロソをベースに原料にはパロミノ種75%とペドロ・ヒメネス種25%をブレンドしたクリームシェリーです。
長期熟成による、コク深い甘さと濃厚な果実の風味が特徴。また、価格も比較的安いため、初心者の方でも気軽にコク深いシェリー酒を味わえる1本です。

◆エミリオ・ルスタウ デラックス クリーム カパタス・アンドレス

オロロソがベースのクリームシェリー。パロミノ種とペドロ・ヒメネス種を使用してブレンドし、アルコール度数が20%と高めです。
レーズンやイチジクのような完熟した濃厚な甘さがあり、フルーティで芳醇な風味がと特徴。
スイーツやフルーツと一緒に味わうのにおすすめの1本です。

◆バロン ミカエラ ミディアム

ペドロ・ヒメネスをブレンドした中甘口で、ミディアムタイプのシェリー酒です。
ドライフルーツなどの果実を思わせる香りと、コクと程よい甘さを伴っているのが特徴。
アルコール度数は15%と低めで飲みやすく、ライトで繊細な香りとほのかな甘みが楽しめる、食後酒におすすめの1本です。

ベルモットとの違い

ベルモットはシェリーと同じように、白ワインをベースにしたお酒です。両酒ともに同じ種類の「甘味果実酒」に分類されます。ベルモットは白ワインをベースに、ニガヨモギ、ナツメグ、コリアンダーをはじめとした10~20種類のハーブやスパイスを配合し、香り付けられたフレーバードワインです。

シェリーもベルモットも葡萄を樽で発酵させる過程までは同じですが、ベルモットはハーブやスパイスで香りが付け、熟成するため、シェリーとは香り、味わいともに大きく異なります。

なおベルモットにはスイートとドライの2種類があり、それぞれ香りや味が大きく異なります。

👉ベルモットの特徴や種類とは?気になる度数やスイート・ドライの違い

まとめ

スペインの限られた素材と産地でしか名乗れないシェリー酒は、日本人とも馴染みが深い白ワインの一種です。
ストレートで飲むのが一般的ですが極甘口から辛口まで様々なタイプがあるので、好みの飲み方を探してみるのも面白いでしょう。

アルコールっぽさが苦手な人は、ぜひカクテルのベースとして使ってみてください。

ウイスキーに賞味期限はある?古いウイスキーを飲む時の注意点

少量ずつ飲む割にボトルの大きいウイスキーは、飲み終わるまでに時間がかかりやすいです。
そんな時に気になるのが、「ウイスキーに賞味期限はあるの?」という点でしょう。
ここでは、ウイスキーに賞味期限はあるのか、古いウイスキーを飲む際の注意点などをお伝えしていきます。

ウイスキーに賞味期限はある?

ウイスキーのボトルには賞味期限が書かれていません。
これはアルコール度数が高く雑菌が繁殖しにくいのが理由で、長期間置いても風味が変化しづらいく、未開封であれば長期保存ができるお酒だということが分かります。

また、ウイスキーなどの蒸留酒は製法の過程でさまざまな不純物が取り除かれるため、細菌が好むような栄養が含まれていません。ウイスキーであれば、原酒に加水などを行い、40度前後に調整してます。

ただし香りと味が最高潮のタイミングで瓶詰めしているので、長期保管による風味の変化を確認する場合を除き、なるべく早めに開封して飲むのがオススメです。

そもそも賞味期限とは「美味しくお酒を飲むための推奨期間」という形で決められているものです。

万が一賞味期限が切れている場合でも「飲んではいけない」ということはありません。
ただ、賞味期限が切れていると、風味の劣化などはあり得るので、本来のベストの美味しさを味わえない場合が発生します。

一方開封後のウイスキーの賞味期限は、開封後半年から1年程度となっています。
1度でも開封したウイスキーは徐々にアルコールが飛び、味や香りも落ちてしまうのです。
そのため、できるだけ早く飲むようにしましょう。

ポケットソムリエは、ユーザー様の好み・予算などを入力するだけで、「日本ソムリエ協会(J.S.A)の資格」、世界最大のワイン教育機関が認定する「WSET Level3以上の資格」を持つ知識と経験が豊富なエキスパートが、お客様専属のソムリエのようにご要望に沿ってワインをセレクト致します。

古いウイスキーは飲んでも良い?

ウイスキーは蒸留酒のため腐ることがありません。
そのため未開封のボトルなら何年、何十年先まで楽しめるという魅力を秘めています。
しかし保存状態によっては味や香りが変わり、ボトリングしてからすぐ飲むのとでは味わいが異なります。
つまり、ウイスキーは腐らないけれど変化するお酒なのです。

またウイスキー通の間では古いウイスキーであるほど価値が高いとされており、保存状態の良い年代ものは人気です。
中には高額で取引させるケースもあり、ワインと同じような感覚があります。

古いウイスキーを飲む時の注意点

コルクで栓をされているウイスキーは、いくら未開封でも劣化や蒸散する可能性があるでしょう。
弾力性や柔軟性が高く密封性に長けたコルクですが、天然素材なので長期間の保存により収縮することがあり、ボトルとの間に隙間を生じる原因となります。
これにより中味が漏れてしまったり、蒸発して中味が減ってしまうのです。

さらに劣化したコルクは力を加えるとポロポロ崩れてしまい、ボトルから抜くのが難しくなります。
スムーズに開封できた場合でもウイスキーの香りや色、沈殿物の有無などをしっかりとチェックし、1度味見をしたうえで判断するのが重要です。

ボロボロのコルクは2枚刃式コルク抜きを使う

ワイン用のコルク抜き(ワインオープナー)で、あまり見慣れない「2枚刃式コルク抜き」というものがあり、「はさみ型」「プロングタイプ」と呼ばれています。

通常のワインオープナーとは違い、2枚の刃を瓶口に差し込んでコルクをはさみ、引き抜くことができるタイプです。本来は古いオールドヴィンテージワインや乾燥や劣化などでダメージがあるコルクをそっと抜きたいというときに使いますが、ウイスキーの劣化コルクにも代用できます。

そして、このグッズを使うことでウイスキーの割れたコルクも綺麗に抜くことができるのです。

注意点として「2枚刃式コルク抜き」は天然コルクにしか使用できません。硬く造られている樹脂製コルクなどに使用すると瓶口が割れてしまう危険性がありますので、使用前に必ずどんなコルクなのか確認してください。

ウイスキー以外のお酒に賞味期限はある?

お酒には明確な賞味期限がないものが多いですが、実はその賞味期限は未開封時のものです。そのため、中には未開封時は賞味期限が設定されていなくても、開封後は賞味期限が設けられるお酒もあります。

ここでは、代表的なお酒の賞味期限を未開封時、開封時でまとめてみました。

お酒の賞味期限

未開封時の賞味期限がボトルに明確に記載されていなくても、中にはメーカーなどが目安として発表しているケースもあります。これは製造方法や瓶詰めの方法により、お酒の品質への大きく関係してくるからです。

また、開封後は「できるだけ早く飲み切りましょう」という表記が多くありますが、こちらも保存方法などにより異なります。

保存方法などについては、下記をご参照ください。

👉ウイスキーの保管方法はどうすれば良い?3つのポイントを必ず守って

ビールの賞味期限は9ヶ月

ビールの賞味期限は製造から約9ヶ月で、こちらはどのビールメーカーであっても変わりません。賞味期限は缶の底に記載されているので、まずはそちらを確認してみてください。

なお、ビールは賞味期限が過ぎると味わいが変わることがありますので、開封後はものはもちろん、未開封品でもできるだけ早く飲み切りましょう。

チューハイの賞味期限は約1年

チューハイの賞味期限は約1年です。賞味期限は缶底もしくは、瓶であればボトルの首の部分に明記されています。

どの種類でも基本的には約1年と設定されていますが、アルコール度数が4~6%の低いものは賞味期限が短く、約6ヶ月です。その理由は、アルコール度数が低いので、殺菌効果のある焼酎のアルコール割合が少ないためです。

日本酒は種類によって賞味期限が異なる

日本酒は賞味期限がボトルに明記されていませんが、メーカーなどにより目安が設定されている場合が多いです。

最も賞味期限が長い「普通酒」と呼ばれる日本酒では、製造日から約1年を推奨されています。普通酒の賞味期限が最も長い理由は「火入れ」という加熱処理を行うためです。

一方で「生酒」は加熱処理を一切行わないため、賞味期限が短く設定されています。だいたいの目安としては製造日から8ヶ月となっていますが、種類によっては未開封の場合でも1週間以内を推奨しているものもあります。

まとめ

ここまでお酒の賞味期限を解説してきました。

ウイスキーのような蒸留酒は雑菌が繁殖しないので、未開封の場合は賞味期限が存在しません。
一方で開封済みのものは香味の変化やアルコール分が飛ぶなど、本来の美味しさが損なわれてしまうため、半年から1年程度で飲み切るのが理想です。
また未開封の古いウイスキーを飲む場合は、コルクの劣化状態や味、香りや沈殿物の有無などに注意する必要があります。

その他、お酒に関してもメーカー推奨の賞味期限が規定されていることがあります。賞味期限はお酒を美味しく飲める期間です。開封後は早めに、風味や香りが劣化しない間に美味しく飲みましょう。

クラフトジンの定義とは?クラフトジンの選び方や飲みやすい銘柄5選

2016年ごろから話題になり現在でも多くの人に愛されているクラフトジンは、普通のジンと何が違うのでしょうか。
お酒好きであればチェックしておいて損はありませんし、より一層お酒を楽しむきっかけにもなります。

飲みやすい銘柄もピックアップしているので初心者も必見です!

クラフトジンの定義とは?

結論から言うと、「クラフトジン」に明確な定義はありません。

一般的な目安としては、少量生産かつ強いこだわりをもって生産されたジンを指します。

「ジン」の定義としてはジュニパーベリーを使用していれば、ほかは様々なボタニカルを使用してもよいという自由度の高いお酒です。

その中でクラフトジンはこだわりの素材を使用して、銘柄ごとに個性的な風味を造り出し、差別化を図っているモノが多くあります。

また大手メーカーによる大量生産ではなく、小規模なメーカーが手掛けるものが多いのが特徴です。
量よりも質を重視しているため、オリジナリティの溢れる味わいを楽しめます。

2016年には純日本製のクラフトジンが誕生し、世界中で注目を集めるようになったのもポイントでしょう。
米を原料としたスピリッツに柚子や桜、玉露などのボタニカルを使っており、日本らしさをふんだんに表現していて、芸術とも呼べる仕上がりになっています。

クラフトジンの選び方

日本をはじめイギリスやイタリアなど様々な国で製造されるクラフトジンは、産地ごとに特徴があります。

蒸留所のある土地特有の素材を使った銘柄にトライすることで、新しいおいしさに出会えます。

また、好きな香りや風味がわかっている方は、その素材が含まれた銘柄を選んで、味わいの違いを比べてみるのもおすすめです。

好きな産地がある人はそれを、初心者はまず日本産やイギリス産のものを選んでみましょう。

また、風味を重視したい人はボタニカルから選ぶのもおすすめです。
スタンダードなのは柑橘系ですが、甘い香りのフローラル系やピリッとしたアクセントあるスパイス系など様々な種類があります。

さらにボトルデザインにはお酒の味やテーマが表現されており、ある程度どのような味わいかを理解するのにぴったりです。

ラベルの文字やフォルムなど細部にまでこだわっており、どれもユニークでスタイリッシュに仕上がっています。

国によってもデザインが異なるため、見た目や直感で選ぶのもありです。
また、デザイン性の高いボトルは、おしゃれなインテリアとしても映えます。
目でも舌でも至福のひとときが味わえるのでおすすめです。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

飲みやすい銘柄5選

日本人の口に合うのは、やはり同じ国で生まれたクラフトジンでしょう。
中でも京都蒸留所で誕生した「季の美や、宮下酒造の「クラフトジン岡山などがおすすめです。

どちらもジンの定義であるジュニパーベリーに10種類以上のボタニカルを追加しており、伝統とオリジナリティの融合が楽しめます。
日本人にとって馴染みが深い、生姜や紫蘇などのスッキリとした風味が特徴です。

またスペインの「ジン・マーレやフランスの「ジェネラス、ドイツの「ペルノ・リカール モンキー47」などは、華やかな甘みと柔らかな口当たりのクラフトジンで、初めての人でも飲みやすいでしょう。
どれも香りや味には個性があるため、最高の1本を見つけるのも楽しいです。

◆京都蒸溜所 季の美 京都ドライジン

スタンダードなロンドンドライスタイルのクラフトジン。
お米で造られたライススピリッツと、ボタニカルには玉露や柚子など日本の食材を使用しているのが特徴。
全てのボタニカルをまとめて蒸留するのではなく、ボタニカル毎に特徴に合わせて分類・蒸留する雅製法を採用。
ジン専門の「京都蒸溜所」が和を追求し、丹精込めて造られた1本です。

◆宮下酒造 クラフトジン岡山

米焼酎をベースにジュニパーベリー等の十数種類のボタニカルを配合、蒸留したのち後、焼酎用の樫樽にて貯蔵して造られたボトル。
国内初の試みである、樫樽貯蔵のジン。
さわやかな香りと奥深い新しい味わいが楽しめる1本です。

◆ジン・マーレ(GIN MARE) クラフトジン

スペインの小さな漁村「コスタ・ドラダ」で造られているクラフトジン。
ジュニパーベリー・カルダモンなどのほかに、オリーブ・バジル・ローズマリーなど、地中海ならではのボタニカルを使用。
地中海の恵みをふんだんに受けて、海をイメージさせるボトルデザインもおしゃれな1本です。

◆ジェネラス ジン(Generous Gin)

日本ではあまり流通していない、天然由来の原料を使用したフランスのクラフトジン。
ジュニパーベリーやシトラスなど、爽やかさと華やかさのある香りが特徴。
白いボトルにモノトーンのデザインが映える、おしゃれなボトルも魅力です。
レモン・ジャスミン・ペッパーの風味も感じられ、スッキリとした味わいが楽しめる1本です。

◆ペルノ・リカール(PERNOD RICARD) モンキー 47 ドライ・ジン

ドイツのブラックフォレスト原産の47種類ものボタニカルを使用したクラフトジン。
手摘みされたフレッシュな食材と、まろやかな湧き水とブレンドされたのが特徴。
複雑ながらもまとまりのある味わいが楽しめる1本です。

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👉シェリー酒とは?作られる主な産地や美味しさが際立つ飲み方を紹介

まとめ

クラフトジンは生産量よりも質を重視しているため、大手メーカーのジンよりも高価ですが、こだわりの調合で唯一無二の風味を満喫できます。
産地やボタニカルによって個性が際立つのも特徴で、様々な銘柄を飲み比べるのも楽しいでしょう。

今後もブームは続くと予想されており、よりオリジナリティ溢れる銘柄の登場も期待できます。

ハイボールとは?ハイボールの作り方や美味しい割合を徹底解説

大人なイメージがあるウイスキーを気軽に楽しめるハイボールは、しゅわしゅわとした喉ごしと爽快感を楽しめるため、幅広い年齢層から愛されています。
しかし気軽に楽しめるがゆえに、作り方や割合を気にしない人が多いのも事実です。
ここではハイボールをもっと好きになってもらうために、美味しい作り方や割合を徹底解説していきます。

ハイボールとは?

ハイボールはウイスキーを炭酸水で割った飲み物で、カクテルの一種に分類されます。
そのため単にウイスキーのソーダ割と決まっているわけではなく、お店によってはトニックウォーターやジンジャーエールなどで割る場合もあるでしょう。
また氷の有無も定義されておらず、飲み方の自由度も高いことが分かります。

そんなハイボールの良いところは、他のお酒と比べてカロリーが低いところです。
100mlあたり237kcal程度のウイスキーを糖質が入っていないソーダ水で割るため、1杯あたり50kcalから80kcal程度となります。
低カロリーである点もハイボールが人気な理由の1つでしょう。

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ハイボールの作り方

ハイボールは氷を入れたグラスにウイスキーとソーダ水を入れるだけで出来上がります。
美味しく作るためには、冷やし方と炭酸水の注ぎ方が重要です。
氷を使う飲み物は事前にグラスを冷やしておくことで氷が溶けにくくなり、ウイスキーの薄まる速度を緩やかにできます。

おいしいハイボールの作り方です。

それでは、まず冷やした「うすはりグラス」に氷を入れます。

👉ウイスキーはグラスの飲み口で味が変わる?グラス選びの基本を解説

底から冷えるようにグラスの底に2個ぐらい収まる程度の氷を選び、しっかりと全体が冷えるようにします。そして、グラスに氷をぎっしりと入れて行きます。

次にウイスキーを注ぎます。ワンショット30mlが基本となりますが、メジャーカップがない時とかは、グラスの底から男性の指で1.5本ぶんぐらい、女性の指ですと2本分くらいで測るとちょうどワンショットになります。

マドラーを使ってしっかりと冷やします。しっかり冷やすと周りが少し結露してくもった感じになります。
これが、しっかりと冷えた証拠で冷やすことにより、氷がちょっと目減りしているので、この隙間を補うように氷を足します。

ウイスキーを注ぐポイントとして、氷と氷の間に隙間があると思いますが、そこを狙ってソーダ水を注ぐと炭酸が逃げずに、美味しいハイボールソーダの強さが長持ちします。ソーダ水を注いでいきます。ソーダ水は勢いよく注ぐと炭酸が抜けてしまうので、泡立てないようゆっくりと注ぎましょう。

じっくりと隙間を狙って優しく注ぎ、最後はマドラーを軽く立てにさして、氷をちょっと持ち上げれば、これで十分混ざります。ウイスキーが上がってくるように軽くひと混ぜするくらいがちょうど良いです。

これでたっぷりの氷とウイスキーによくソーダが馴染んだ、ハイボールの完成成です。

ハイボールの美味しい割合とは?

普段居酒屋などでハイボールを飲んでいる人は、自宅で作る時にウイスキーとソーダ水の割合に迷ってしまいやすいです。
基本的には自分の好きな濃さで作るのが1番ですが、多くの飲食店ではウイスキー1に対してソーダ水3で作っています。

ハイボールを扱うドリンク会社では、1対4で割るのを黄金比としているようです。
そのためウイスキーとソーダ水を1対3から4の割合から好みで調節するのが良いでしょう。
またウイスキーを注いだ際に氷が溶けることを考えると、ソーダ水をやや少なめに注いでも良いかもしれません。

👉ウイスキーのトワイスアップと水割りはどう違う?両者の作り方を解説

まとめ

ハイボールはウイスキーの魅力を伝える飲み方として、今後も広く愛され続けると予想されています。
喉ごしも心地よくカロリーも控えめなうえ、簡単に作れるのも良いところでしょう。
自宅でハイボールを作る際には、ぜひ作り方や割合にもこだわってみてください。

ウイスキーのトワイスアップと水割りはどう違う?両者の作り方を解説

ウイスキーと水だけで簡単に作れるトワイスアップ。
これだけ聞くと、「水割りと何が違うの?」と感じる人も多いでしょう。
トワイスアップと水割りは特徴も作り方も異なるため、これらを知ればウイスキーをもっと楽しめること間違いなしです!

トワイスアップと水割りの違いとは?

トワイスアップは英語で2倍という意味を持っており、ウイスキー1に対し水を1足すことで2倍の量になるのが由来となります。
海外ではよく知られた飲み方で、ウイスキー通やバーテンダーの間では一般的な楽しみ方です。
特にウイスキーの味や香りを楽しめるのが特徴で、ブレンダーがテイスティングをする際にも使われます。

一方で水割りは、ウイスキー1に対して水を2から2.5足す飲み方です。
日本で誕生した独自の飲み方であるという説が濃厚で、海外ではあまり一般的ではありません。
アルコール度数を抑えるのと同時に、氷と合わせてクリアな味わいを感じられます。

このようにトワイスアップと水割りは、加水量も特徴も全くことなる飲み方なのです。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

トワイスアップの作り方

トワイスアップの飲み方

写真出典:SUNTORY

トワイスアップの作り方は、常温のグラスにウイスキーと水を1対1で注ぐだけです。
もともと香りを楽しむために作られた方法なので、特徴的な香りを持つウイスキーを選ぶと良いでしょう。
特におすすめなのは、複雑かつ豊潤な香りをもつ世界5大ウイスキーです。

グラスも香りが広がりやすいテイスティンググラスなど、口が狭いものをセレクトしてみてください。
水は水道水よりも雑味のないミネラルウォーターが向いています。
ウイスキーはもちろん、グラスや水は冷やしてしまうと香りや味が鈍ってしまうため、どれも常温にしておくのがポイントです。

水割りの作り方

水割りの飲み方

写真出典:SUNTORY

ウイスキーの水割りに必要な材料は、ウイスキーの他に氷と水だけです。
氷をグラスいっぱいに入れてからウイスキーを注ぎ、マドラーを使ってグラス内を冷やします。
その後減った分の氷をプラスし、ウイスキー1に対して水を2から2.5注ぎ、マドラーでステアすれば完成です。

用意する材料が少ないため、素材にこだわってみるのも良いでしょう。
ウイスキーの銘柄はもちろん、水や氷には天然水や源泉水を使うことでより美味しく水割りを楽しめます。

👉ウイスキーのストレートとは?美味しく飲むコツやチェイサーについて

まとめ

ウイスキーのトワイスアップと水割りは、楽しみ方や作り方などが異なります。
トワイスアップは香りを楽しみたい人に、水割りはクリアな味わいを楽しみたい人におすすめです。
どちらも自宅で簡単に作れるため、ぜひ飲み比べてみてください。
それぞれに合うウイスキーを探してみるのも面白いでしょう。