ウイスキーはグラスの飲み口で味が変わる?グラス選びの基本を解説

ウイスキーは飲み方によって様々なグラスが存在します。
中には普段から使用しているグラスやマグカップにウイスキーを注いでいる人もいるかもしれませんが、実は選ぶグラスによってウイスキーの味や香りを極限まで引き出せるのです。
今回はウイスキーを美味しく飲むためのグラス選びについてお伝えします。

ウイスキーを飲む時は味と香りが重要!

ウイスキーのフレーバーを堪能するには、味と香りを極限まで引き出すのが重要です。
特に10年程度の短熟なウイスキーは、グラスによってかなり美味しさが変わります。
また30年以上の熟成したウイスキーでも、普段以上の旨味を感じられるでしょう。

そもそもなぜグラスが重要かというと、舌には味蕾という味を感じる機能が備わっているからです。
この味蕾は場所によって感じる味が異なります。
そのためウイスキーが最初にどこへ流れるかによって美味しさも変わり、それを上手くコントロールできるのがグラスです。

飲み口の薄いグラスを選ぶこと

ウイスキーを美味しく飲むために欠かせないのが飲み口の薄さです。
飲み口はその厚みによって、口の中に流れてくるウイスキーの量や広がりが変わります。

薄い飲み口の方が口当たりが良く、美味しさが広がりやすいと言われているため、グラス選びの最重要ポイントといっても過言ではありません。
ただし飲み口の薄いグラスは加工に手間がかかり、そのぶん価格も高くなりやすいという傾向があります。
とはいえ舌全体で旨味や味の変化などを感じられるので、初めてグラスを選ぶなら薄めのものがオススメです。

口径の大きさは狭いものが良い?

飲み口の薄さと同じように、口径の大きさもウイスキーの味を左右するポイントです。
口径が狭いほど舌の先端にウイスキーが当たって味に深みが出やすいうえ、アルコールを感じにくくなるためじっくりと香りを堪能できます。

一方で口径の広いグラスはウイスキーの苦みやアルコールの香りをダイレクトに感じ、本来の美味しさや香りを味わいにくいです。
ただし口径の広いものでも反り返ったデザインであれば、角度のサポートでウイスキーを舌全体へ届け、ソフトな口当たりになります。

ご当地の「お酒&グルメ」をセットで選べる、産地直送通販サイト。
『お酒はグルメとセットで楽しみたい』という方へ。
そして大切な人へ、美味しいお酒とグルメを通じて“笑顔”と“ハッピー”をお届けします!

飲み方によってのグラスを紹介

ここから、紹介をしていくグラスは、実際私が家のみで使っているお勧めのものやバーへ伺った時にバーテンダーさんがこだわって使っていたグラスです。
”それいいですね!どこのメーカーですか”って聞いて教えてもらったものなどです。

ストレートにおすすめなグラス3点

まず一つ目は「グレンケアン ブレンダーズモルトグラス」です。

まずこのグレンケアンを皆さんは見たことがありますか?
これは、バーで見たことがあるのではないでしょうか?

ウイスキーをテイスティングする時はこのようなチューリップ形を使い、ウイスキーを注いだ後に広がる香りを堪能します。
そして、ボディ部分に丸みがあり、ボール状から先に口がすぼまっているタイプがウイスキーのテイスティングに向いているグラスと言われています。

これは近づると鼻がすっぽり入る形になっていて、香りをしっかりと捉えることができるのが特徴です。
このタイプで一番メジャーで、よく知られているのが「グレンケアン」です。

個人的には、このグレンケアンが扱いやすく、無鉛クリスタルガラスで本物の有鉛クリスタルガラスほどの透明度はありませんが、それでも非常に近い透明度を醸し出します。

多くのバーでも採用されているので、ご自宅でテイスティングする時もかなり本格的ウイスキーを楽しめる一品です。

また、このグラスは2通りの用途に使用できます。

まずは、足の部分をしっかりと持ち香りを楽しむ方法。そして、指を逆ピース状にして挟み、手の熱でグラスの中のウイスキーを温めながら香りを嗅ぐ方法です。ウイスキーを温めることで、香りが華やかに早く広がりやすくなります。

さらに、グレンケアングラスは非常にお手頃な価格帯です。
そのため、ご家庭に2,3個揃えておいて飲み比べをする時にすごく使いやすいと思います。

二つ目が「リーデル ヴィノム シングルモルトウイスキー」です。
このリーデルという会社よくウイスキーグラスでも見かけるオーストリア発祥のガラスメーカーです。

特にワイングラスに関しましては、ワールドスタンダードなほど数多くのワイングラスを揃えているメーカーです。
さらに世界で初めて、ワインのブドウ品種ごとに最適なグラスを開発したメーカーでもあります。

今回紹介する「ヴィノムシングルモルトウイスキー」、ヴィノムシリーズは丸いボール状の形でワイングラスで人気のシリーズです。
そのシリーズのシングルモルトウイスキー用ということですが、実は反り返った形でボディの部分から上に上がるに連れて広がっている形をしています。

なかなか特徴的なデザインですが、これは非常に考えられていて、先ほどのグレンケアンみたいなチューリップ型のグラスだとアルコール度数の強さが最初にグッと上がってきて、鼻がやられたり、麻痺してしまいます。

ただ、このグラスは香りを外へ外へと上げるので、アルコール度数の刺激を比較的柔らくしてくれます。

個人的には、ウイスキーの中でも非常に癖があると言われるスコットランドのアイラ島のウイスキーを試す時には、ヴィノムシングルモルトおすすめです。
他にも一般的なウイスキーを本格的にテイスティングする時などに香りが華やかに広がりやすくなりますのでおすすめです。

そして三つめがリーデルの「リーデルオー」です。足がついていません。足がないことにより、じっくり手で握って温めながらウイスキーの香りを楽しむことができます。
しかも軽量でかなり口もとに向け鋭くなっているので、シャープな味わいを楽しむことができます。

このグラスで香りを嗅いでみたら驚くほどのいろんな香りが見えてきてびっくりします。ウイスキーの華やかな香りが最初に立ち上がりやすくなるので、結構おすすめです。

ワインやウイスキーのテイスティングに使ってもらったり、カジュアルさがあるので握っているうちに香りがだんだん変化していくので比較的ウイスキーの香りを時間経過ととも楽しむのに向いています。

「リーデルオー」の気をつけた方がいいところとして、香りがすごく広がるので、アルコール度数がかなり高いお酒を飲むと鼻が疲れることがあります。
例えばカスクストレングス60°などのアルコール度数が60°超えてくるタイプだと、最初にウイスキーを注いだ瞬間にアルコール香りが上がり鼻が驚いてしまう可能性もあります。
その点はご注意いただいて使うのが良いと思います。

ここまではストレートでおすすめな三つのグラスを紹介してきました
◆グレンケアン ブレンダーズグラス

◆リーデル ヴィノムのシングルモルトウイスキー

◆リーデル リーデルオー

リーデルは本当に使いやすいグラスですが、ちょっと値段がしますので、はじめはグレンケアから試していただくのが良いです。
これは、使いやすく耐久性もあり、いくつか購入して飲み比べに使うのもおすすめです。

オンザロックにおすすめなグラス2点

まず、一つ目はこちらのかなり独特なデザインのグラスです。
これは、手作りのガラスメーカーで有名なスガハラグラス製で、グラスが上下二色に分けれているのが特徴の、「DUOオールドのアンバー」というグラスです。

これは色が二層に分かれていて、ピンク系や、透明などいろいろなタイプがあります。

この、独特なカーブの美しい曲線美にウィスキーのような鮮やかな琥珀色が映え、すごく美しいデザインと大きすぎず、重すぎない手に収まりが非常に良いサイズです。
また、グラスの底の厚みちょうどよく、そのままデスクに置きながらちびちびウイスキーを飲むのに向いています。

ただ、ウイスキー本来の色が見えにくくなってしまうというデメリットはありますが、このグラスの美しさ色合いを見ながらウィスキーをちびちび飲むのも最高ではないでしょうか。

そして、二つ目はバカラグラスです。

有名で王道ですが、やはりオンザロック用として透明度とこの美しいガラスカットは最高です。さらに、ウイスキーを入れ手に持った時の重厚感は何とも言えません。

ゆっくりとウイスキーを傾けていく、その一杯、一杯で特別を感じられるグラスだと思います。

今回紹介するのは「バカラのエトナ」です。
これは2002年から発売されたバカラのかなりスタンダードなカットとなります。かなり大きめにカットされ、バカラを代表するグラスの一つでもあります。

特にオンザロックでウイスキーを注いだ時の綺麗な琥珀色がより美しく輝きます。是非一個、大切にこだわりのグラスを、長く愛して使っていただける一品となります。

◆スガハラグラス DUOオールド

◆バカラのエトナ

ハイボールでおすすめなグラス2点

一つ目が創吉グラスの「オリジナルフロリストというタンブラーです。
創吉グラスは以前に行ったバーテンダーさんが使っててすごくかっこよかったので、メーカーを伺いました。

これは東京の浅草にあるガラスメーカーで、タンブラーも色々な展開しているので、是非にホームページを見てニヤニヤしながらお好みのグラスを見つけていただくというのがいいんじゃないかなと思います。
タンブラーもあれば、ビール、ウイスキー向けのグラスなどもかなり多いので是非探してみてください。

タンブラーも結構高価ですので何個も買うのはハードルが高いと思いますが、たまの記念日とか特別な時に使うグラスとして一個持っておくのもよいと思います。

二つ目はこちらの松徳硝子です。


名前でピンと来る方はいらっしゃらないかもしれませんが、”うすはりグラス”と聞いたらピンっと来る方もいるのではないでしょうか。
ビールの CM で芸能人の方が”うすはりグラス”で美味しそうに飲んでたり、バーとかでもよく使われているグラスです。

この松徳硝子は、もともと電球のガラスを作っていたメーカーでしたが、時代とともに機械化が進み食器やガラス細工を作るようになったという経緯があります。

とにかく「うすはりグラス」で飲むと、口当たりもすっきりと楽しめ、お酒を触れる時のこの味わいのまろやかさというのが特に際立つと思います。
見た目もかなり美しく、ハイボールの泡立ちの良さも光りますのでぜひ使ってみてください。

様々なサイズ展開もされているのと、これは創吉グラスの半額ぐらいの値段で買えますので、松徳硝子の「うすはりタンブラー」はおすすめです。

ただめちゃくちゃ薄いので、うっかりシンクの中に落としただけで割れてしまうので扱いは要注意です。

◆創吉グラスの オリジナルフロリスト

◆松徳硝子 うすはりタンブラー

👉ウイスキー通が使い分ける3種類のロックの飲み方とグラスの選び方

まとめ

ウイスキーグラスというとついデザインばかりを気にしてしまいがちですが、どれを選ぶかによってウイスキーの味わいが大きく変わります。
美味しく味わうために押さえておきたいグラス選びのポイントは、より飲み口が薄くより口径が狭いものをチョイスすることです。
これらの特徴を踏まえておけば、ウイスキーの味わいや香りや一層楽しめるでしょう。

ウイスキー通が使い分ける3種類のロックの飲み方とグラスの選び方

様々な飲み方で楽しめるウイスキーですが、特に幅広い世代から人気があるのはロックでしょう。
グラスに氷を入れてウイスキーを注ぐだけと思われがちですが、実はロックには3種類の飲み方があります。
それぞれ特徴や適したグラスも異なるのも面白いところです。

3種類のロックの飲み方

ロックの基本的な作り方は、グラスに氷とウイスキーを入れるだけです。
グラスはあらかじめ冷凍庫などで冷やしておき、さらに大きめの丸氷やロックアイスを使うのがポイント。
その後にウイスキーをシングルまたはダブルで注ぎ、氷と馴染ませてから飲みましょう。

オンザロック

オンザロックの飲み方

オンザロックはグラスに氷を入れてウイスキーを注ぐという、シンプルかつ最も一般的なロックの飲み方です。
ウイスキーを注いですぐはストレートと同様にウイスキーそのものの味わいや香りを楽しめますし、氷が溶けていくにつれアルコールのキツさが和らぎ、風味の変化を楽しめるでしょう。
小さめの氷よりも大きめの氷を使えば、最後まで芳醇な香りが逃げません。

グラスや氷にこだわらなければ家庭でも簡単にできる飲み方ですが、飲む前に冷凍庫でグラスを冷やし、市販のロックアイスや丸氷を使うのが、美味しく飲むためのコツです。

ハーフロック

ハーフロックはグラスに氷とウイスキーを入れた後に、ウイスキーと同量のミネラルウォーターを注ぐ飲み方を指します。
ウイスキーと水のみを同分量で割った飲み方をトワイスアップと呼びますが、こちらに氷をプラスしたものがハーフロックです。
マイルドな口当たりを楽しめる、スタイリッシュな飲み方でもあります。

ロックと水割りを合わせた飲み方で、頭が冴えるほど冷たい水割りを飲みたい人や、ロックだとウイスキーの味わいがキツく感じる人に向いているでしょう。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

ミスト

ミストの飲み方

ロックの定番であるロックアイスや丸氷を使わず、細かく砕いた氷で作るミスト。
オンザロックよりも早くグラス内を冷やせるため、グラスの表面に水滴ができ、霧が立ち込めたような見た目になります。
キリッとした爽快感を味わえますし、見た目的にも非常に映えるでしょう。氷がすぐに溶けてウイスキーが薄まるので、アルコール度数が気になる場合にも最適です。

ブランデーではとてもポピュラーな飲み方ですが、ウイスキーをミストで飲む人はあまりいません。
ウイスキーが好きなら1度は試してほしい飲み方です。

 

その他のおススメの飲み方

ストレート

ストレートの飲み方

写真出典:SUNTORY

その他の定番の飲み方といえば、やはりストレートは外せないでしょう。
ショットグラスでグイッと飲むのもかっこいいですが、アルコール度数が高いお酒なのでチェイサーと共にじっくり味わうのが最適です。

チェイサーと交互に飲むことで口の中がリセットされるので、毎回最初の1口のような新鮮さを味わえます。
ウイスキー特有の無骨さやほんのりと甘い香り、種類によって異なるクセをダイレクトに感じたい人にもおすすめです。

👉ウイスキーのストレートとは?美味しく飲むコツやチェイサーについて

ハイボール

ハイボールの飲み方

写真出典:SUNTORY

ウイスキーを炭酸水で割って作るハイボールは人気の飲み方のひとつ。フレッシュな口当たりで、ウイスキーが持つ独特の味やアルコール度数の高さが気になる方にもおすすめです。

キンキンに冷やしたグラスに氷を入れて、割り材として使う炭酸水は強炭酸がおすすめです。カットレモンやカットライムを一緒に添えるのもベストです。

👉ハイボールとは?ハイボールの作り方や美味しい割合を徹底解説

水割り

水割りの飲み方

写真出典:SUNTORY

水割りはウイスキーを好みの分量の水と氷で割ったシンプルな飲み方。ハイボールと異なり炭酸が含まれていないので、まろやかな口当たりになるのが特徴です。

トワイスアップ

トワイスアップの飲み方

写真出典:SUNTORY

ウイスキーと常温の水を1:1で割った飲み方ウイスキー本来の味と香りが堪能できます。ストレートは強すぎるけれど、バーボン本来の風味を楽しみたい方に最適です。

👉ウイスキーのトワイスアップと水割りはどう違う?両者の作り方を解説

ホット

ホットウイスキーの飲み方

写真出典:SUNTORY

ウイスキーをお湯で割ったシンプルな飲み方。あらかじめグラスをお湯で温めておき、ウイスキーを注ぎます。お湯は80度くらいが最適です。
暖かく、柔らかみのある香りが楽しめ、山や川辺など、アウトドアで暖をとるのにも効果的です。

👉寒い季節にオススメのホットウイスキーの作り方やアレンジ技を紹介

グラスの選び方

ウイスキーグラスは飲み方により3タイプに分類されます。また、ウイスキーグラスの材質は透明度が高い「クリスタル」が主流です。

オンザロックで飲むときに使用するのが、「オンザロックグラス」、「ロックグラス」と言われるものです。背が低く、氷を入れやすいように上の部分が広がっているのが特徴です。

グラスに氷がすっぽりと入り、片手で持てるサイズが最適です。
また飲み口の薄いグラスの方が、ウイスキーの味や口当たりが分かりやすいと言われています。

水割りやハイボールを飲むときに利用するのが「タンブラー」。ロックグラスよりも細身で背が高いグラスです。

もうひとつが、スピリッツなどの強い酒を一気に飲むためのグラスで「ショットグラス」。サイズが小さく、お酒をひと口で飲み干すことを前提として造られています。

グラスの容量をチェック

ウイスキーグラスは「ロックグラス」、「タンブラー」、そして「ショットグラス」の3つのタイプに分けられ、容量も注意して選ぶことが大切です。

オンザロック用の「ロックグラス」は容量が180〜300ccと多岐にわたります。水割りなどに適している「タンブラー」は容量240ccの8オンスタイプと、300ccの10オンスタイプがあります。ビールやソフトドリンクは10オンスのタンブラーを使用するのがおすすめです。「ショットグラス」は容量30ccのシングルグラスと60cc入りのダブルグラスが一般的です。

👉ウイスキーはグラスの飲み口で味が変わる?グラス選びの基本を解説

まとめ

ウイスキーのロックは、氷が少しずつ溶けることで風味や香りの変化を楽しめる通な飲み方です。
オンザロックやハーフロック、ミストといった3種類の楽しみ方があるので、気分に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。

ロック以外にも、様々な飲み方が楽しめるウイスキー。自分に合った飲み方を発見して、ウイスキーを楽しみましょう。

またグラスにもこだわれば、一層美味しく飲めること間違いありません。グラスについても、いろいろな形のものを使ってみて、自分の飲み方に合うものを揃えてみるのもお酒の楽しみが増えるのでお勧めです。

バーボンとは?スコッチとの違いやバーボンの定番の飲み方を解説します

バーボンとスコッチはどちらもウイスキーの1種ですが、それぞれの違いをご存知でしょうか?

様々なウイスキーの中でも特に人気の高い2種類に焦点を当て、産地や製法、定番の飲み方などを紹介します。
これらを知ることで初めてウイスキー通と名乗れるといっても過言ではありません。

そもそもバーボンとは?

バーボンとは世界5大ウイスキーのひとつとされる「アメリカン・ウイスキー」の一種。原料の51%以上、80%未満がトウモロコシでできており、アメリカで造られたウイスキーを指します。
トウモロコシ以外の原料は小麦や大麦、ライ麦などの穀物類です。

代表的な産地はケンタッキー州で、ほとんどの場合効率良くアルコール度数を高められる連続式蒸留器を使用しています。
無色透明の原酒に加水してアルコール度数を62.5%以下まで落としてから、樽の中で2年以上熟成されるでしょう。

バーボンはバニラやカラメルを思わせる甘みの強いものが多く、樽の香ばしい香りが特徴です。
ダイレクトに美味しさが伝わると言われるほど、風味や甘みを強く感じます。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

スコッチとの違い

バーボンとスコッチはどちらもウイスキーですが、原料も製法も違います。
バーボンの主原料がトウモロコシであるのに対し、スコッチは大麦麦芽がメインです。

また風味を残しつつアルコール度数を高めるために単式蒸留器を使い、700ml以下の樽の中で3年以上熟成させます。
さらに蒸留所と熟成場所がスコットランドでないとスコッチとは名乗れないため、ケンタッキー州で生産されるバーボンとは産地が異なるでしょう。

バーボンは甘みと香ばしさが強い反面、スコッチは重厚感のある味わいとスモーキーな香りが特徴です。
このように同じウイスキーでも生産地や製法、味わいなどに違いがあります。

バーボンの定番の飲み方を紹介

ストレート

ストレートの飲み方

定番の飲み方といえば、やはりストレートは外せないでしょう。
ショットグラスでグイッと飲むのもかっこいいですが、アルコール度数が高いお酒なのでチェイサーと共にじっくり味わうのが最適です。

チェイサーと交互に飲むことで口の中がリセットされるので、毎回最初の1口のような新鮮さを味わえます。
バーボン特有の無骨さやほんのりと甘い香り、種類によって異なるクセをダイレクトに感じたい人にもおすすめです。

オン・ザ・ロック

オンザロックの飲み方

またグラスに氷とバーボンを注ぐオン・ザ・ロックも定番と言えます。
氷が溶けていくにつれアルコールのキツさが和らぎ、風味の変化を楽しめるでしょう。
小さめの氷よりも大きめの氷を使えば、最後まで芳醇な香りが逃げません。

ハイボール

ハイボールの飲み方

バーボンを炭酸水で割って作るハイボールは人気の飲み方のひとつ。フレッシュな口当たりで、バーボンが持つ独特の味やアルコール度数の高さが気になる方にもおすすめです。

キンキンに冷やしたグラスに氷を入れて、割り材として使う炭酸水は強炭酸がおすすめです。カットレモンやカットライムを一緒に添えるのもベストです。

水割り

水割りの飲み方

水割りはバーボンを好みの分量の水と氷で割ったシンプルな飲み方。ハイボールと異なり炭酸が含まれていないので、まろやかな口当たりになるのが特徴です。

トワイスアップ

トワイスアップの飲み方

バーボンと常温の水を1:1で割った飲み方バーボン本来の味と香りが堪能できます。ストレートは強すぎるけれど、バーボン本来の風味を楽しみたい方に最適です。

ミスト

ミストの飲み方

グラスに細かく砕いたクラッシュドアイスを満タンまで敷き詰めてバーボンを注ぐ飲み方。注いだバーボンが一気に冷えて、冷涼感が味わえます。氷がすぐに溶けてバーボンが薄まるので、アルコール度数が気になる場合にも最適です。

ホット

ホットウイスキーの飲み方

バーボンをお湯で割ったシンプルな飲み方。あらかじめグラスをお湯で温めておき、ウイスキーを注ぎます。お湯は80度くらいが最適です。
暖かく、柔らかみのある香りが楽しめ、山や川辺など、アウトドアで暖をとるのにも効果的です。

写真出典:SUNTORY

バーボンのおすすめ銘柄

◆I.W.ハーパー(I.W.HARPER) ゴールドメダル

「I.W.ハーパー」創業者とその友人の名前に由来して名付けられ、1877年に誕生。
ラベルに記載されているステッキを持ったシルクハットの紳士の絵も特徴。
1885年ニューオーリンズでの万国博覧会で金賞を受賞、その後も数々の金賞にノミネートされ「ゴールドメダル」と呼ばれています。
飲んだときにほのかに感じる甘味、滑らかな味わいが特徴の1本です。ソーダ割りやカクテルなどで楽しみください。

◆メーカーズマーク(MAKER’S MARK) バーボンウイスキー

職人の手で1本ずつ封じ込められ、キャップを覆う赤い蜜蝋が特徴です。
厳選された冬小麦を使用し、手作りにこだわり品質優先で素材の味を活かす製法にこだわっています。オレンジ・蜂蜜・バニラのようなフルーティーで甘い香りで、絹のようにやわらかな口当たりとほのかに小麦の甘味が特徴。
本来の味わいを230年以上守り続けている、本格派バーボンです。プレゼントにもおすすめの1本です。

◆ノブ クリーク(KNOB CREEK) バーボンウイスキー

「ノブ クリーク」の名前の由来は、アメリカ合衆国第16代大統領のリンカーンが育った土地。
国際酒類品評会「ISC2014」においてウイスキー部門の金賞を獲得しています。
低温と高温で焼きつけたオーク樽を使用し、熟成させるのがポイント。
”昔ながらのバーボン”を求めている人におすすめの1本です。

◆オールドクロウ(OLD CROW) バーボンウイスキー

ブランド創設者のジェームズ・クロウ氏に由来して名付けられたバーボン。
現在はジムビーム蒸溜所で生産されており、「サワーマッシュ製法」の先駆けともいえるブランドです。奥深いコクと爽やかな風味の中にフルーティーさも感じられるのが特徴。
飲みやすい「ミディアムボディ」タイプで、これからバーボンを試してみたい方にもおすすめの1本です。

◆ベイゼルヘイデン バーボンウイスキー

原料にライ麦を使用し、8年以上熟成させた、独特のスパイシーさを持つバーボン。
ハーブ系のスパイスや蜂蜜を彷彿とさせる、芳醇で複雑な香り、ライ麦由来の奥深い甘さも特徴。
ボトル詰めの際にアルコール度数を40%に調節しているので、なめらかで軽い口当たりのよい1本です。

◆ヘヴン・ヒル蒸留所(Heaven Hill) オールドスタイル

「ヘヴン・ヒル蒸留所」1934年に禁酒法が解禁されると共に設立された蒸留所のスタンダードタイプ。モルトの香味が強く、飲んだ後は口の中に甘いバニラの余韻が感じられるのが特徴。
バーボンらしい味わいとさっぱりした口あたりで飲みやすく、飽きがこないのが魅力の1本です。
香りと味を楽しみたい方はストレートかロックで飲むのがおすすめです。

◆ベイカーズ(BAKER’S) バーボンウイスキー

ジムビーム蒸溜所秘伝の酵母を使用し、原酒を7年間熟成させて造られているボトル。
樽に由来のバニラなどの芳醇な香りも強く、焙煎したナッツのような味わいも特徴。
53.5%と高いアルコール度数を有し、香り高く濃厚なコクがある、重厚な味わいが特徴の「フルボディ」タイプの1本です。

◆オールドグランダッド(OLD GRAND-DAD) 114

穀物を使用した「グレーン原料」を主に使用し、樽出しからそのままボトル詰めすることで、57%という高いアルコール度数が特徴のバーボンです。
穀物の風味を深く感じられ、重厚なコクと味わいを持ち、本格派バーボンを求めている方におすすめの1本です。

◆アーリータイムズ(EARLY TIMES) イエローラベル

バーボン発祥の地、ケンタッキー州で誕生し、長い間世界中のバーボンファンから愛され続けているボトル。活性炭でろ過して不純物を取り除き、ライトな口当たりと甘い香りが特徴。
価格もリーズナブルで、バーボン初心者にもぴったりの1本です。

◆ワイルドターキー(WILD TURKEY) ワイルドターキー 8年

熟成に使う樽の内側を焦がした「バレル・チャー」製法を採用しています。
樽由来の濃い琥珀色のボディと、50.5%と高いアルコール度数による力強い味わいとコクも魅力のひとつ。完熟フルーツのような芳醇で甘い香りとキャラメルのようなほのかに感じられる甘さが特徴。深いコクと力強い味わいを楽しめる1本です。

👉アメリカの人気名酒ワイルドターキーの歴史や製法・ラインナップ

◆キリン(KIRIN) フォアローゼズ

「バラのバーボン」とも呼ばれ、創業者のポール・ジョーンズと、絶世の南部美女を結んだ、4輪のバラのコサージュにちなみ名付けられたボトル。
厳選された10種類の原酒をブレンドし、花のようにフローラルで、果実のようにフルーティーな香りが特徴。卓越したブレンディング技術で生まれるなめらかな味わい、そして深く芳醇な風味とコクも楽しめる1本です。

◆エヴァン・ウィリアムス 12年

アルコール度数が50.5%と高く、ガツンとくる味わいとそれでいて甘さも感じられるバーボン。
上品な香りを兼ね備えバーボンを飲み慣れていない方でもスムースに飲める1本です。

◆ジムビーム(JIM BEAM) バーボンウイスキー

バーボン発祥の地、ケンタッキー州で誕生し、現在では世界120ヶ国で飲まれているバーボン。
数々のコンテストで賞を獲得し業界でのシェアも高く、専門家からも高い評価を受けています。
伝統の製法で造られ、原料の約51%を占めるトウモロコシ由来の甘さと香ばしさが活かされており、なめらかな口当たりが特徴。
マイルドで飲みやすいので、バーボンを試してみたい初心者の方にもおすすめの1本です。

◆ブッカーズ(BOOKER’S) バーボンウイスキー

ジムビームの上級ブランドであり、6代目マスターディスティラー、ブッカー・ノウ氏の名に由来して名付けられたボトル。
「カスクストレングス」タイプのバーボンで、60%以上の高いアルコール度数を有しています。
厳選された材料を使用し、6〜8年熟成させた原酒をヴァッティングして、加水せず素材の風味を最大限に活かしています。
オーク由来のバニラ香とバナナのような風味と、赤ワインのようなタンニンのあるやや渋みも特徴。60%以上の高アルコール度数のバーボンを試してみたい方におすすめの1本です。

バーボンのAmazonランキングをチェック

 👉バーボンの売れ筋ランキングをチェックしたい方はこちら。

   AMAZON売れ筋ランキング   

 

👉バーボンウィスキーじゃない?テネシーウィスキー・ジャックダニエルの正体とは

 

まとめ

バーボンやスコッチはウイスキーの中でも高い人気を誇るだけに、それぞれの違いはウイスキーを美味しく楽しみたい人にとって重要なポイントです。
ウイスキーを選ぶ時の基準にもなるため、この機会にぜひ覚えておきましょう。

アメリカン・ウイスキーの代表格といえるのがバーボンです。バニラやカラメルを感じさせる独特の香りがバーボンの特徴。銘柄によってその香り方や味わいは大きく異なります。バーボン初心者の方は、まずリーズナブルな価格で入手でき、軽やかで飲みやすいものから挑戦するのがおすすめです。

また定番の飲み方を知っておけば、初心者にもバーボンを美味しく楽しんでもらえます。