アメリカの人気名酒ワイルドターキーの歴史や製法・ラインナップ

アメリカの人気のウィスキーと言えばワイルドターキーがあります。
どんなウィスキーなのか知りたい、一度は飲んでみたいと思う人もいるでしょう。
ここではアメリカの人気名酒ワイルドターキーの歴史や製法、ラインナップについてまとめています。

ワイルドターキーとは

ワイルドターキーとは七面鳥が描かれたラベルが特徴的なアメリカのウィスキーで、トウモロコシを原料とするバーボンウィスキーの1つです。
クセが強いのが特徴で、バーボンと言えばワイルドターキーとも言われるほどの知名度があり、お酒好きには定番です。

ワイルドターキーは歴代のアメリカ大統領も愛したお酒としても有名で、アイゼンハワー、ルーズヴェルト、クーリッジ、J・F・ケネディなども愛したといわれています。
特にアイゼンハワーはワイルドターキーがアメリカで人気になるきっかけを作ったとさえ言われており、アメリカ大統領と切っても切れない関係のお酒なのです。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

ワイルドターキーの歴史

ワイルドターキーは、ケンタッキー州のローレンスバーグで1869年に創業した「リピー蒸溜所」がはじまり。ケンタッキー州は特有の石灰岩地質を有しており、上質で豊かな水源を有しているのが特徴です。

ワイルドターキーは1940年にワイルドターキー蒸留所で作られました。
ワイルドターキーの名前は、当時のオーナーであったトーマス・マッカーシーの趣味が七面鳥狩りであったことからこの名がつけられ、そのためにボトルのデザインにも七面鳥が描かれているというわけです。

ただこのワイルドターキー蒸留所は度々オーナーが変わっており、元々は1869年に創業したリピー蒸留所で当時もケンタッキー州代表になるほどの評判の蒸留所でした。

また1970年になるとオースティン・ニコルズ社がワイルドターキー蒸留所を買収、1980年にはこの会社をペルノ・リカール社が買収、2009年にはイタリアのカンパリ・グループがワイルドターキーのブランドを買収して今に至っているのです。

ワイルドターキーの製法

通常のバーボンは蒸留時のアルコール度数が80%以下、樽詰めは62%以下という決まりがありますが、ワイルドターキーは蒸留時が60から65%、樽詰めは54から55%まで抑えているのが特徴です。
これにより蒸留時に風味が損なわれるのを抑えており、これがワイルドターキー独特の味わいを出している秘訣になっています。

また60年間変わらない自家製酵母を使用していることも、長い間同じ味を守っている理由でもあります。

ワイルドターキーの種類

ワイルドターキーにもいろいろな製品があります。
定番の製品としては6・7・8年熟成した原酒をブレンドした『ワイルドターキー スタンダード』があり、柔らかい口当たりと濃いバニラ香、爽やかな酸味もありバランスがとれた製品です。

8年以上熟成させた原酒を使って作られたのが『ワイルドターキー8年』です。
重厚でバランスの良い風味がありながら、バーボンらしい荒々しさも感じられ、一口飲めばコクのある甘さも出てきます。

この他にもバーボンの最高傑作とも呼ばれる『ワイルドターキー13年』、一切加水せずワイルドターキー本来の味が楽しめる『ワイルドターキー レアブリード』、ライ麦の割合を増やして控えめの甘さが特徴の『ワイルドターキー ライ』などいろいろな種類のワイルドターキーがあります。


◆ワイルドターキー スタンダード

6~8年熟成させた原酒をブレンドしたスタンダードボトル。
濃いバニラ香、スパイシーさ、洋梨のような爽やかな酸味が特徴。
2011年イギリスの酒類品評会「IWSC」で金賞獲得。2013年米国の酒類コンペ「SWSC」で銀賞を獲得。
世界でも認められている1本です。

◆ワイルドターキー 8年

熟成年数8年以上の原酒を使用して造られたボトル。
深いコクにバーボンらしい荒々しさ、トゲのある味わいがあり、フレッシュな爽やかさが特徴。
樽由来のバニラのような甘味と複雑な酸味と苦味のバランスが絶妙です。
手頃な価格で入手しやすく、日常で楽しめる1本です。

◆ワイルドターキー 13年

熟成年数13年以上の原酒を使用して造られたボトル。
長期熟成によってトゲトゲしさが抜け、マイルドな味わいが特徴。
洋梨と濃厚なバニラのような香りと、口に含んだ時の薬草の風味と酸味・穀物の甘さを感じられます。
バーボンの最高傑作ともいえる1本です。

◆ワイルドターキー 17年 マスターズキープ

17年以上の長期熟成した原酒を使用し、ラッセル親子が厳選してブレンドしたワイルドターキーの傑作品ボトル。
熟成による円熟した味わいと絹のような口当たりが特徴。
オーク香とダークチョコレートのような深いコクが感じられます。
ミントやシナモンを彷彿とする爽やかで甘い風味が楽しめる1本です。

◆ワイルドターキー 101

ボトル詰めの際に加水をしない製法で造られ、アルコール度数50.5%と高いのが特徴。
木の表面を焦がした「クロコダイルスキン」を施したオーク樽で熟成させた、深い琥珀色が魅力。
樽由来のカラメルやバニラのような濃厚な香りと、心地よい甘さが楽しめる1本です。

◆ワイルドターキー ライ

原料にライ麦の割合を増やし、控えめの甘さが魅力ボトル。
さっぱりとした口当たりと、やや刺激のあるスパイシーでキレのある味わいも特徴。
飲み方の自由度が高く、バーボン特有の芳醇さを楽しめる1本です。

◆ワイルドターキー ケンタッキースピリット

ブレンドやヴァッティングをせず、単一の樽からボトル詰した「シングルバレル」。
伝説のマスターディスティラー、ジミー・ラッセルが選んだ樽から詰められたボトル。
バーボンらしい刺激と、バニラやナッツ・蜂蜜を合わせたようなコクがあるのが特徴。
シングルバレルならではの、樽ごとの個性が楽しめる希少な1本です。

◆ワイルドターキー レアブリード

6・8・12年それぞれ熟成させた原酒をブレンドし、ボトル詰めの際に加水をしない製法で造られ、アルコール度数58.4%と高いのが特徴。
高いアルコール度数の割に、バニラの風味に蜂蜜のような甘い香り、ナッツの芳ばしさも感じられます。
口の中に広がる濃厚な甘味と、複雑で濃厚な旨味を楽しめる1本です。

👉バーボンウィスキーじゃない?テネシーウィスキー・ジャックダニエルの正体とは

まとめ

このようにワイルドターキーはアメリカでは人気のバーボンで、大人の味のウィスキーを楽しめます。
いろいろなライナップもありますので、バーボン好きの方は大統領も愛したウィスキーを一度試してみてください。

ほろ苦いスパイシーな味が人気のライウィスキーの特徴やおすすめ飲み方

ウィスキーには主原料によって種類がいろいろあり、その中の1つにライウィスキーがあります。
ただライウィスキーと聞いても、どんなウィスキーなのか分からない人も少なくないでしょう。
ここではライウィスキーの特徴やおすすめの飲み方についてまとめています。

ライウィスキーとは

ウィスキーは大麦麦芽を主原料としたモルトウィスキーが有名ですが、それ以外にも主原料が異なるウィスキーがあります。
ライウィスキーとは主原料がライ麦のウィスキーの事で、アメリカンウィスキーの1つです。

ライウィスキーは17世紀末にアメリカ大陸に渡ったドイツ語圏の移民たちが最初に作ったとされており、アメリカ独自のウィスキーと言えます。
そのため19世紀頃まではアメリカンウィスキーの主流はライウィスキーだったのですが、ライムギの生産減少などにより一度ライウィスキーは衰退していたのです。
それが近年になってライウィスキー独自の風味が見直されて、徐々に人気が回復してきています。

『HOLON』は、”ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。

心と身体の調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりのよさを引き出すため、ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5~7%ほどから楽しめるのが特長です。

ライウィスキーの定義と特徴

ライウィスキーはアメリカの法律で明確に定義が定められており、原料がライ麦51%以上であること、アルコール度数が80%以下で蒸留する事、内側を焦がしたオークの新樽で2年以上熟成したものとされています。

ライウィスキーの特徴は、ほろ苦く香ばしいスパイシーな味でモルトウィスキーやバーボンウィスキーとは一味違った味わいがあります。
また原料のライ麦の比率が高ければ高いほど穀物の香ばしさが強く感じられます。
さらにライウィスキーは熟成年数によって味が異なる点も魅力の1つで、熟成期間が長ければ長いほど深みのある風味を楽しめます。

ライウィスキーの度数とおすすめの飲み方

ライウイスキーの度数は、通常のウイスキーと同じく40%前後のモノがほとんどです。お酒の度数が高いので、好みに合わせてさまざまな飲み方を楽しめます。

出典:AMAZON

ライウィスキーは、ストレートがおすすめの飲み方の1つです。
ライウィスキーはほろ苦く香ばしい味が魅力的なウィスキーですから、そのままストレートで飲むことでよりライウィスキーの良さが感じられます。
そしてライウィスキーは空気に触れて少しずつ香りが変化するので、その変化も楽しめるでしょう。麦芽感を強めに味わい口当たりはドライで、あっさりとした甘さと麦っぽさを感じられます。

またロックは大きい氷だとまろやかに、小さい氷だとスパイシーになるなど、氷の大きさによって味わいに変化が出てくるので、ロックで楽しむのもおすすめの飲み方です。麦芽感が強めに感じる味わいですが、ストレートに比べ、甘さが前面に出てくるので飲みやすくなります。

またライウィスキーの香りを楽しむなら、口当たりもまろやかになるトワイスアップもおすすめです。ウィスキーと同量の天然水(常温)を注ぎ風味を楽しむ。
グラスから立ち昇ってくる香りをじっくり楽しみながら、口に入れた瞬間、ライウィスキーの麦芽感が口いっぱいに広がります。

またすっきりとライウィスキーを飲みたいなら、炭酸でウィスキーを割って飲む飲むハイボールもおすすめです。
ハイボールにすると、飲み口もスッキリとさわやかになり、非常に飲みやすくなります。麦芽は感じられますので、ウィスキーをストレートやロックで飲むのが得意でない方にもおすすめです。

ライウイスキーの選び方

ライ麦の比率で選ぶ

原料に最低でも51%以上のライ麦が使っているのがライウィスキーです。その比率は銘柄によっても様々で、中でもライ麦が100%使われているモノは、芳醇な風味とライ麦を存分に味わえます。いろいろなライ麦の比率のものを試して、自分に合うもの探せるのも魅力です。

ライウィスキー

熟成年数で選ぶ

ライウイスキーは熟成年数によっても異なる味が楽しめます。長期で熟成しているほど、芳香かつ複雑で奥深い味になります。ライウイスキーはどの銘柄も2年以上の熟成期間があるため、濃厚で深みのある味を楽しみたい場合は、ある程度の長い期間熟成されている銘柄を試してみてください。

出典:AMAZON

ライウィスキーのおすすめ銘柄

◆オールドオーバーホルト(Old Overholt) ライウイスキー

ライウイスキーを代表する銘柄。
ドライな口当たりでクセが少なくスムーズに飲めます。
ライ麦の使用比率が59%と少々高く、濃厚な風味も兼ね備えているのが特徴。
口に入れた瞬間のスパイシーさが長く残る、非常に飲みやすい1本です。

◆エズラブルックス(EZRA BROOKS) ライ

「エズラブルックス」は”ケンタッキー州で最も優れた小さな蒸留所”と称えられています。
芳醇な風味を持ちながらも、ほのかに甘みが感じられるのも特徴。
熟成期間が2年以上と長すぎないため、味が深すぎず飲みやすい1本です。

◆ノブクリーク(KNOB CREEK) ライウイスキー

度数が50%で飲みごたえのあるライウイスキー。
2度焼きした特別なオーク樽で9年の熟成を行い、ライウイスキーらしくライ麦のスパイシーな風味が特徴。
スパイシーさの中にほんのりと香るバニラフレーバーがポイント。
度数は高いですがライ麦由来の美味しさが詰まっている1本です。

◆ワイルドターキー(WILD TURKEY) ライ

熟成期間4~5年、バーボンで有名なワイルドターキーのライウイスキー。
「IWSC」コンペでシルバーメダルを受賞しています。
ライ麦のスパイシーな香りと、キャラメルを思わせる豊かな味のバランスのよい1本です。
後味がドライであっさりと飲めます。

◆テンプルトン(TEMPLETON) ライ スモールバッチ

少量しか生産されていない貴重なボトルです。
原料にライ麦を90%以上使用し、最低4年間熟成した、贅沢な風味楽しめます。
飲み口がライトなので、軽やかで飲みやすい1本です。

◆ミクターズ(Michter’s) US1 シングルバレル ライウイスキー

アメリアか最古の蒸留所「ミクターズ」のライウイスキー。
選び抜かれた良質なライ麦を使用し、倉庫の温度を上げ下げすることにより原酒を樽に染み込ませる製法が特徴。
ライウイスキーのスパイシーな風味身に加え、キャラメルを感じさせる濃厚な香りも楽しめる1本です。

 

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まとめ

このようにライウィスキーは独特の香りが魅力的な個性的なウィスキーです。
ほろ苦さ、スパイシーさは飲みにくいと感じる人もいるかと思いますが、それもクセになってくる人も多いです。
ライウィスキーは人気が回復してきているので、普段とは違った味を楽しみたい人におすすめです。