
ウィスキーには主原料によって種類がいろいろあり、その中の1つにライウィスキーがあります。
ただライウィスキーと聞いても、どんなウィスキーなのか分からない人も少なくないでしょう。
ここではライウィスキーの特徴やおすすめの飲み方についてまとめています。
ライウィスキーとは
ウィスキーは大麦麦芽を主原料としたモルトウィスキーが有名ですが、それ以外にも主原料が異なるウィスキーがあります。
ライウィスキーとは主原料がライ麦のウィスキーの事で、アメリカンウィスキーの1つです。
ライウィスキーは17世紀末にアメリカ大陸に渡ったドイツ語圏の移民たちが最初に作ったとされており、アメリカ独自のウィスキーと言えます。
そのため19世紀頃まではアメリカンウィスキーの主流はライウィスキーだったのですが、ライムギの生産減少などにより一度ライウィスキーは衰退していたのです。
それが近年になってライウィスキー独自の風味が見直されて、徐々に人気が回復してきています。
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ライウィスキーの定義と特徴
ライウィスキーはアメリカの法律で明確に定義が定められており、原料がライ麦51%以上であること、アルコール度数が80%以下で蒸留する事、内側を焦がしたオークの新樽で2年以上熟成したものとされています。

ライウィスキーの特徴は、ほろ苦く香ばしいスパイシーな味でモルトウィスキーやバーボンウィスキーとは一味違った味わいがあります。
また原料のライ麦の比率が高ければ高いほど穀物の香ばしさが強く感じられます。
さらにライウィスキーは熟成年数によって味が異なる点も魅力の1つで、熟成期間が長ければ長いほど深みのある風味を楽しめます。
ライウィスキーの度数とおすすめの飲み方
ライウイスキーの度数は、通常のウイスキーと同じく40%前後のモノがほとんどです。お酒の度数が高いので、好みに合わせてさまざまな飲み方を楽しめます。

ライウィスキーは、ストレートがおすすめの飲み方の1つです。
ライウィスキーはほろ苦く香ばしい味が魅力的なウィスキーですから、そのままストレートで飲むことでよりライウィスキーの良さが感じられます。
そしてライウィスキーは空気に触れて少しずつ香りが変化するので、その変化も楽しめるでしょう。麦芽感を強めに味わい口当たりはドライで、あっさりとした甘さと麦っぽさを感じられます。
またロックは大きい氷だとまろやかに、小さい氷だとスパイシーになるなど、氷の大きさによって味わいに変化が出てくるので、ロックで楽しむのもおすすめの飲み方です。麦芽感が強めに感じる味わいですが、ストレートに比べ、甘さが前面に出てくるので飲みやすくなります。
またライウィスキーの香りを楽しむなら、口当たりもまろやかになるトワイスアップもおすすめです。ウィスキーと同量の天然水(常温)を注ぎ風味を楽しむ。
グラスから立ち昇ってくる香りをじっくり楽しみながら、口に入れた瞬間、ライウィスキーの麦芽感が口いっぱいに広がります。
またすっきりとライウィスキーを飲みたいなら、炭酸でウィスキーを割って飲む飲むハイボールもおすすめです。
ハイボールにすると、飲み口もスッキリとさわやかになり、非常に飲みやすくなります。麦芽は感じられますので、ウィスキーをストレートやロックで飲むのが得意でない方にもおすすめです。
ライウイスキーの選び方
ライ麦の比率で選ぶ
原料に最低でも51%以上のライ麦が使っているのがライウィスキーです。その比率は銘柄によっても様々で、中でもライ麦が100%使われているモノは、芳醇な風味とライ麦を存分に味わえます。いろいろなライ麦の比率のものを試して、自分に合うもの探せるのも魅力です。

熟成年数で選ぶ
ライウイスキーは熟成年数によっても異なる味が楽しめます。長期で熟成しているほど、芳香かつ複雑で奥深い味になります。ライウイスキーはどの銘柄も2年以上の熟成期間があるため、濃厚で深みのある味を楽しみたい場合は、ある程度の長い期間熟成されている銘柄を試してみてください。

ライウィスキーのおすすめ銘柄
◆オールドオーバーホルト(Old Overholt) ライウイスキー
ライウイスキーを代表する銘柄。
ドライな口当たりでクセが少なくスムーズに飲めます。
ライ麦の使用比率が59%と少々高く、濃厚な風味も兼ね備えているのが特徴。
口に入れた瞬間のスパイシーさが長く残る、非常に飲みやすい1本です。
◆エズラブルックス(EZRA BROOKS) ライ
「エズラブルックス」は”ケンタッキー州で最も優れた小さな蒸留所”と称えられています。
芳醇な風味を持ちながらも、ほのかに甘みが感じられるのも特徴。
熟成期間が2年以上と長すぎないため、味が深すぎず飲みやすい1本です。
◆ノブクリーク(KNOB CREEK) ライウイスキー
度数が50%で飲みごたえのあるライウイスキー。
2度焼きした特別なオーク樽で9年の熟成を行い、ライウイスキーらしくライ麦のスパイシーな風味が特徴。
スパイシーさの中にほんのりと香るバニラフレーバーがポイント。
度数は高いですがライ麦由来の美味しさが詰まっている1本です。
◆ワイルドターキー(WILD TURKEY) ライ
熟成期間4~5年、バーボンで有名なワイルドターキーのライウイスキー。
「IWSC」コンペでシルバーメダルを受賞しています。
ライ麦のスパイシーな香りと、キャラメルを思わせる豊かな味のバランスのよい1本です。
後味がドライであっさりと飲めます。
◆テンプルトン(TEMPLETON) ライ スモールバッチ
少量しか生産されていない貴重なボトルです。
原料にライ麦を90%以上使用し、最低4年間熟成した、贅沢な風味楽しめます。
飲み口がライトなので、軽やかで飲みやすい1本です。
◆ミクターズ(Michter’s) US1 シングルバレル ライウイスキー
アメリアか最古の蒸留所「ミクターズ」のライウイスキー。
選び抜かれた良質なライ麦を使用し、倉庫の温度を上げ下げすることにより原酒を樽に染み込ませる製法が特徴。
ライウイスキーのスパイシーな風味身に加え、キャラメルを感じさせる濃厚な香りも楽しめる1本です。
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まとめ
このようにライウィスキーは独特の香りが魅力的な個性的なウィスキーです。
ほろ苦さ、スパイシーさは飲みにくいと感じる人もいるかと思いますが、それもクセになってくる人も多いです。
ライウィスキーは人気が回復してきているので、普段とは違った味を楽しみたい人におすすめです。